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公開番号
2025051090
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023160005
出願日
2023-09-25
発明の名称
処理装置
出願人
三菱重工機械システム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B31B
50/04 20170101AFI20250328BHJP(紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料からなる物品の製造;紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料の加工)
要約
【課題】種々の寸法のシートを効率的に処理できる処理装置を提供すること。
【解決手段】処理装置は、既定の第1位置決め基準を備え、シートを折り畳む第1処理を行う第1処理領域と、
既定の第2位置決め基準を備え、第1処理領域から搬送され、かつ、第1処理が施されたシートを折り畳む第2処理を行う第2処理領域と、を備える。
処理装置は、
第1処理領域において、シートの既定の第1処理基準位置が第1位置決め基準に一致する状態で第1処理が施される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
既定の第1位置決め基準を備え、シートを折り畳む第1処理を行う第1処理領域と、
既定の第2位置決め基準を備え、前記第1処理領域から搬送され、かつ、前記第1処理が施された前記シートを折り畳む第2処理を行う第2処理領域と、を備え、
前記第1処理領域において、前記シートの既定の第1処理基準位置が前記第1位置決め基準に一致する状態で前記第1処理が施される、
処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第2処理領域において、前記シートの既定の第2処理基準位置が既定の第2位置決め基準に一致する状態で前記第2処理が施される、
請求項1に記載の処理装置。
【請求項3】
寸法の異なる前記シートを処理する、
請求項1または請求項2に記載の処理装置。
【請求項4】
互いに直交する第1方向と第2方向が特定され、
前記第1処理領域と前記第2処理領域は、
前記第2方向に並ぶ、
請求項1または請求項2に記載の処理装置。
【請求項5】
前記シートは、
前記第1処理領域に向けて前記第1方向に搬送され、
前記第1処理領域から前記第2処理領域に向けて、前記第2方向に前記第1方向の位置が維持されたままで搬送される、
請求項4に記載の処理装置。
【請求項6】
前記シートは、段ボール箱を製函するための段ボールシートであり、
前記第1処理領域において、前記第1処理基準位置において前記段ボールシートの一部が折り畳まれ、
前記第2処理領域において、前記第1処理基準位置とは異なる第3処理基準位置において前記段ボールシートの他の一部を折り畳む、
請求項4に記載の処理装置。
【請求項7】
前記第1処理領域と前記第2処理領域の間に、
前記第1処理領域において、折り畳まれた前記一部の前記段ボールシートに折り畳まれる前記他の一部の前記段ボールシートを接着するための接着剤を折り畳まれた前記一部の前記段ボールシートの所定位置に塗布する接着剤塗布機を備える、
請求項6に記載の処理装置。
【請求項8】
前記第1処理領域において、前記段ボールシートの前記一部を折り畳む第1折畳み機と、
前記第2処理領域において、前記段ボールシートの前記他の一部を折り畳む第2折畳み機と、を備え、
前記第1折畳み機は前記第2方向の位置が固定され、
前記第2折畳み機は前記第2方向の位置が固定とされる、
請求項7に記載の処理装置。
【請求項9】
前記接着剤塗布機は前記第1方向の位置が可変とされる、
請求項7に記載の処理装置。
【請求項10】
互いに直交する第1方向と第2方向が特定され、
前記第1処理領域と前記第2処理領域は、
前記第1方向に並ぶ、
請求項1または請求項2に記載の処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、段ボールシートなどのシートを折り畳む装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
物流業界で使用される段ボール梱包は、定型の段ボールシートを複数手配し、収容される商品に併せて箱詰後に出荷される。多種多様の商品、数量の商品の梱包を行う場合、事前に準備された定型段ボールシートによる梱包では、商品の周囲に無駄な空隙が生じることがあり、輸送効率の低下や余分な緩衝材のコストが発生する。
【0003】
特許文献1は、様々な寸法のボックステンプレートからボックスを組み立てるための方法を開示する。この方法は、組み立てられるべきボックステンプレートの寸法に従ってフレームの寸法を調整するステップと、組み立てられるボックステンプレートをフレームに巻き付けるステップと、ボックステンプレートからフレームを分離するステップと、を含む。引用文献1のフレームは、その寸法を画定している角部柱からなる調整可能部分を備える。引用文献1の方法は、組み立てられるべき様々な段ボール箱(ボックス)の寸法に従って調整可能部分の位置を制御するように構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2020-510554号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
引用文献1の方法によれば様々な寸法のボックスが効率的に作製され得る。しかし、引用文献1は、ボックステンプレートをフレームに巻き付けた後に、フレームをボックステンプレートから分離する必要がある。また、引用文献1において、様々な段ボール箱(ボックス)の寸法に従って調整可能部分の位置を制御する具体的な手段が開示されていないが、自動的な位置制御をするとなれば、構成が複雑になるのに加えて、位置制御のための相当の時間が必要と解される。
【0006】
以上より、本開示は、種々の寸法のシートを効率的に処理できる処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る処理装置は、
既定の第1位置決め基準(203)を備え、シート(100)を折り畳む第1処理を行う第1処理領域(201)と、
既定の第2位置決め基準(204)を備え、第1処理領域(201)から搬送され、かつ、第1処理が施されたシート(100)を折り畳む第2処理を行う第2処理領域(202)と、を備え、
第1処理領域(201)において、シート(100)の既定の第1処理基準位置(103)が第1位置決め基準(203)に一致する状態で第1処理が施される。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、種々の寸法のシートを効率的に処理できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る折り畳み装置の概略構成を示す平面図である。
最も寸法の小さいシートを処理する折り畳み装置を示す斜視図である。
最も寸法の大きいシートを処理する折り畳み装置を示す斜視図である。
第1実施形態に係る折り畳み装置のシートの処理手順(STEP1)を示す斜視図である。
第1実施形態に係る折り畳み装置のシートの処理手順(STEP2)を示す斜視図である。
第1実施形態に係る折り畳み装置のシートの処理手順(STEP3)を示す斜視図である。
第1実施形態に係る折り畳み装置のシートの処理手順(STEP4)を示す斜視図である。
第1実施形態に係る折り畳み装置のシートの処理手順(STEP5)を示す斜視図である。
第2実施形態に係る処理手順を示す平面図である。
第2実施形態に係る処理手順を示す側面図である。
図10に続いて、第2実施形態に係る処理手順を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら、実施形態に係るシートの処理装置1について説明する。処理装置1は、次々に搬送されてくる寸法の異なる段ボールシート100を折畳むなどの複数の処理を連続的に行うことができる。処理の対象物である一例である段ボールシート100は、平面視して矩形の形状を有しており、折畳む位置を特定するなどの予備的な処理が施された状態で処理装置1まで搬送される。
(【0011】以降は省略されています)
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