TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025033643
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023139503
出願日2023-08-30
発明の名称カップ容器製造装置およびカップ容器製造方法
出願人東罐興業株式会社
代理人弁理士法人太田特許事務所
主分類B31B 50/34 20170101AFI20250306BHJP(紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料からなる物品の製造;紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料の加工)
要約【課題】ターレット間の移送中において非円形状に倣った筒状胴部が崩れて他の形状へと変形しても確実にレシーバに受け渡す。
【解決手段】本発明のカップ容器製造装置は、非円形底部と非円形口部及びこれらの間に配置された筒状胴部を備えたカップ容器を製造する製造装置であって、前記カップ前駆体を保持するマンドレルから前記カップ前駆体を受け取って前記筒状胴部の外面を少なくとも保持可能なレシーバと、レシーバの底部に配置されて非円形底部を吸着可能な吸着部を備えて当該非円形底部を径方向における中心方向に引き込み可能な底受け部材と、径方向にそれぞれ延びるように複数のレシーバを放射状に保持して回転可能な回転機構と、を備えてなる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
非円形底部と非円形口部及びこれらの間に配置された筒状胴部を備えたカップ容器を製造する製造装置であって、前記非円形底部と筒状胴部が形成されたカップ前駆体を1stターレットから受け取って前記非円形口部を加工して前記カップ容器を成形するカップ容器製造装置であって、
前記カップ前駆体を保持するマンドレルから前記カップ前駆体を受け取って前記筒状胴部の外面を少なくとも保持可能なレシーバと、
前記レシーバの底部に配置されて、前記非円形底部を吸着可能な吸着部を備えて当該非円形底部を径方向における中心方向に引き込み可能な底受け部材と、
径方向にそれぞれ延びるように複数の前記レシーバを放射状に保持して回転可能な回転機構と、
を備えてなる、カップ容器製造装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記底受け部材を支持する第1支柱の内部に設けられ、前記吸着部に接続されて負圧源から負圧が供給される負圧路と、
前記第1支柱とは分離して配置された第2支柱に設けられて、前記底受け部材を前記中心方向に付勢する弾性部材と、を備え、
前記負圧路は、前記底受け部材において前記弾性部材よりも前記非円形底部の中心側に配置されてなる、請求項1に記載のカップ容器製造装置。
【請求項3】
前記回転機構は、前記底受け部材の前記中心方向への引き込み量を規制する引き込み量規制手段を含み、
前記引き込み量規制手段は、
固定配置されたカム部材と、前記第1支柱の底部側に設けられて前記カム部材と当接する第1カムフォロアと、前記第2支柱の底部側に設けられて前記カム部材と当接する第2カムフォロアと、を含むカム機構と、
前記底受け部材を前記カム部材へ向けて付勢する前記弾性部材と、
を備えてなる、請求項2に記載のカップ容器製造装置。
【請求項4】
前記回転機構は、前記カップ前駆体の口部を成形する口部成形位置まで前記レシーバを間欠的に移動させ、
前記カム部材は、前記第1カムフォロア及び前記第2カムフォロアを介して、前記口部成形位置まで前記底受け部材を前記径方向に沿って前記中心方向へ段階的に引き込む、請求項3に記載のカップ容器製造装置。
【請求項5】
前記カップ容器は、周方向の端部を互いに貼り合わせたシーム部が前記筒状胴部に形成されてなり、
前記底受け部材は、
前記吸着部が設けられて前記非円形底部を載置可能な頂面部と、
前記頂面部の周縁から垂れ下がる周壁部と、
前記周壁部から外側に向けて延在して前記筒状胴部のうち前記非円形底部よりも下方に位置する底端部が接触するフランジ部と、を含み、
前記フランジ部には、前記底端部に設けられた前記シーム部が収容される収容凹部が設けられてなる、請求項1~4のいずれか一項に記載のカップ容器製造装置。
【請求項6】
非円形底部と筒状胴部が形成されたカップ前駆体を保持する1stターレットから、径方向にそれぞれ延びるように複数のレシーバを放射状に保持する2ndターレットに前記カップ前駆体を受け渡して非円形口部の加工を行うカップ容器製造方法であって、
前記カップ前駆体を保持するマンドレルから前記カップ前駆体を前記レシーバに受け渡す工程と、
前記筒状胴部の外面を前記レシーバで吸着すると共に、前記レシーバの内部において前記非円形底部と対向して配置された底受け部材の吸着部を介して前記非円形底部を吸着する工程と、
前記容器を保持するレシーバを、前記カップ前駆体の口部を成形するための口部成形位置まで回転機構を介して回転移動させる工程と、を含み、
前記非円形底部を吸着する前記底受け部材は、前記口部成形位置に至るまで、前記径方向に沿って前記回転機構の中心方向へ段階的に引き込まれる、カップ容器製造方法。
【請求項7】
非円形底部と非円形口部及びこれらの間に配置された筒状胴部を備えると共に前記筒状胴部における周方向の端部を互いに貼り合わせたシーム部が形成されたカップ容器を製造する製造装置であって、前記非円形底部と筒状胴部が形成されたカップ前駆体を1stターレットから受け取って前記非円形口部を加工して前記カップ容器を成形するカップ容器製造装置であって、
前記カップ前駆体を保持するマンドレルから前記カップ前駆体を受け取って前記筒状胴部の外面を少なくとも保持可能なレシーバと、
径方向にそれぞれ延びるように複数の前記レシーバを放射状に保持して回転可能な回転機構と、
前記レシーバの底部に配置され、前記非円形底部が載置される頂面部と、前記頂面部の周縁から垂れ下がる周壁部と、前記周壁部から外側に向けて延在して前記筒状胴部のうち前記非円形底部よりも下方に位置する底端部が接触するフランジ部と、を備えた底受け部材と、を含み、
前記フランジ部には、前記底端部に形成された前記シーム部が収容される収容凹部が設けられてなる、カップ容器製造装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、食品や医薬品など物品を貯蔵可能なカップ容器の製造装置および製造方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、飲料や食品などの内容物を貯蔵するために各種の容器が用いられている。かような容器は、例えば紙製の基材に対して耐熱コーティングなど公知の表面加工が為されると共に、典型的には底部と筒状胴部および開口した口部を備えてなるカップ状又はコップ状の形態(これらを総称して「カップ容器」と称する)を有している。
【0003】
特許文献1には、上記したカップ状又はコップ状の容器を製造する容器製造装置が開示されている。より具体的に特許文献1では、容器の少なくとも一部をなす筒体を保持するマンドレルと、このマンドレルが回転可能に取り付けられて上記した筒体を保持したマンドレルを回転移動させるターレットを備えた容器製造装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-52181号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の製造装置では、複数のマンドレルが中心から放射状に延びるように設けられた単一のターレットの各所において容器の加工が適宜に実施される。
その一方で、複数のターレットを用いてカップ容器を成形加工する製造システムも開発されている。かような製造システムでは、例えばマンドレルが放射状に複数個配置された1stターレットにおいて容器の底部と胴部を加工した後に、レシーバが放射状に複数配置された2ndターレットに容器を移送して最終的に口部を加工することが実行され得る。なお上記したマンドレルとレシーバーは、それぞれ凸形状と凹形状といった外形上の違いはあるものの、製品である容器の形状に対応した形状をそれぞれが備えている。
【0006】
ところで昨今では、例えば乳製品向けなどで容器の底部や口部が非円形状のカップ容器が用いられることがある。このようなカップ容器を上記した複数のターレットを用いた製造システムで加工する場合には、1stターレットで底部と胴部が加工済の容器を2ndターレットへ移送する過程において、1stターレットで非円形状に整えた筒状胴部の外形が最も安定した形(例えば楕円状など)へと変形してしまう。すると、その変形の結果として1stターレットから移送された容器の側壁(筒状胴部)がレシーバの内壁と干渉してしまい、これによってターレット間の移送が不全となってしまう可能性がある。
【0007】
本発明は、上記した課題を一例に鑑みて為されたものであり、非円形底部と非円形口部及びこれらの間に配置された筒状胴部を備えたカップ容器を複数のターレットを用いて製造する場合において、ターレット間の移送中において非円形状に倣った筒状胴部が崩れて他の形状へと変形しても確実にレシーバに受け渡すことが可能なカップ容器製造装置及びカップ容器製造方法を提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態におけるカップ容器製造装置は、(1)非円形底部と非円形口部及びこれらの間に配置された筒状胴部を備えたカップ容器を製造する製造装置であって、前記非円形底部と筒状胴部が形成されたカップ前駆体を1stターレットから受け取って前記非円形口部を加工して前記カップ容器を成形するカップ容器製造装置であって、前記カップ前駆体を保持するマンドレルから前記カップ前駆体を受け取って前記筒状胴部の外面を少なくとも保持可能なレシーバと、前記レシーバの底部に配置されて、前記非円形底部を吸着可能な吸着部を備えて当該非円形底部を径方向における中心方向に引き込み可能な底受け部材と、径方向にそれぞれ延びるように複数の前記レシーバを放射状に保持して回転可能な回転機構と、を備えてなる。
【0009】
また、上記(1)に記載のカップ容器製造装置においては、(2)前記底受け部材を支持する第1支柱の内部に設けられ、前記吸着部に接続されて負圧源から負圧が供給される負圧路と、前記第1支柱とは分離して配置された第2支柱に設けられて、前記底受け部材を前記中心方向に付勢する弾性部材と、を備え、前記負圧路は、前記底受け部材において前記弾性部材よりも前記非円形底部の中心側に配置されてなることが好ましい。
【0010】
また、上記(2)に記載のカップ容器製造装置においては、(3)前記回転機構は、前記底受け部材の前記中心方向への引き込み量を規制する引き込み量規制手段を含み、前記引き込み量規制手段は、前記回転機構のベース盤に固定されたカム部材と、前記第1支柱の底部と接続されて前記カム部材と当接する第1カムフォロアと、前記第2支柱の底部と接続されて前記カム部材と当接する第2カムフォロアと、を含むカム機構と、前記底受け部材を前記カム部材へ向けて付勢する前記弾性部材と、を備えてなることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

東罐興業株式会社
飲料容器用蓋及び飲料容器
16日前
個人
高剛性段ボール
1か月前
株式会社フジキカイ
製函装置
3か月前
三菱重工機械システム株式会社
処理装置
今日
トヨタ自動車株式会社
フィルム製造装置及びフィルム製造方法
3日前
株式会社ダイワハイテックス
箱型製造装置、及び箱型製造方法
10日前
TOPPANホールディングス株式会社
トレー製造装置
1か月前
TOPPANホールディングス株式会社
口栓溶着方法
2か月前
株式会社ISOWA
段ボールシート処理装置、及びサーバ
3か月前
王子ホールディングス株式会社
加工装置及び加工方法
2か月前
個人
製品梱包用座板の製造方法及びこれによって製造された座板
3か月前
デュプロ精工株式会社
加工装置
2か月前
王子ホールディングス株式会社
キッチンタオルロール
2日前
東洋製罐株式会社
フィルム搬送装置およびフィルム搬送方法
1か月前
王子ホールディングス株式会社
印刷加工装置および印刷加工方法
2か月前
王子ホールディングス株式会社
印刷加工装置および印刷加工方法
2か月前
東罐興業株式会社
カップ容器製造装置およびカップ容器製造方法
22日前
クオ、ツェファン
再生利用可能な二重壁カップを製造する装置及び方法
3か月前
ダックエンジニアリング株式会社
扁平な箱体の品質検査方法および品質検査装置
2か月前
レンゴー株式会社
紙製緩衝材の製造方法、および原反ロール
2か月前
エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド
ポーチまたは容器を製造するためのシステムおよび方法
4か月前
KDDI株式会社
基地局装置、制御方法及びプログラム
11日前
株式会社Fact Base
図面を管理するシステムおよび情報処理装置
22日前
個人
個人情報提供システム、方法及びプログラム
21日前
17LIVE株式会社
ストリーム配信のためのシステム及び方法
1か月前
17LIVE株式会社
データアクセスのためのシステム及び方法
2か月前
17LIVE株式会社
データアクセスのためのシステム及び方法
2か月前
17LIVE株式会社
ストリーム配信のためのシステム及び方法
1日前
17LIVE株式会社
配信者分析のためのシステム及び方法
2か月前
17LIVE株式会社
配信者分析のためのシステム及び方法
2か月前
17LIVE株式会社
ストリーム配信のためのシステム、方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体
2日前
日本放送協会
送信装置、受信装置、及びプログラム
4か月前
17LIVE株式会社
ストリーム分析のためのシステム及び方法
3か月前
17LIVE株式会社
ストリーム分析のためのシステム及び方法
3か月前
株式会社アクセル
情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
今日
17LIVE株式会社
プレイリスト生成のためのシステム及び方法
4か月前
続きを見る