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公開番号
2025092125
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207804
出願日
2023-12-08
発明の名称
RFIDタグ製造装置、及び、RFIDタグ製造方法
出願人
富士通フロンテック株式会社
代理人
インフォート弁理士法人
主分類
B31D
1/02 20060101AFI20250612BHJP(紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料からなる物品の製造;紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料の加工)
要約
【課題】RFIDタグ製造装置及びRFIDタグ製造方法において、簡素な構成で、帯状体からRFIDタグを確実且つ破損させずに分離させる。
【解決手段】RFIDタグ製造装置1は、ICチップ102を実装するRFIDタグ100を製造するRFIDタグ製造装置1であって、複数のRFIDタグ100が繰出方向に並んで配置された帯状体(B,F1,F2)のうち、RFIDタグ100の周縁部分に切込を形成する切断部30と、この切断部30よりも繰出方向における下流側に配置され、帯状体(B,F1,F2)のうちRFIDタグ100を押圧する第1押圧部40と、切断部30よりも繰出方向における下流側において、帯状体(B,F1,F2)に対して第1押圧部40とは反対側に配置され、帯状体(B,F1,F2)のうちRFIDタグ100を押圧する第2押圧部50とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ICチップを実装するRFIDタグを製造するRFIDタグ製造装置であって、
複数の前記RFIDタグが繰出方向に並んで配置された帯状体のうち、前記RFIDタグの周縁部分に切込を形成する切断部と、
前記切断部よりも前記繰出方向における下流側に配置され、前記帯状体のうち前記RFIDタグを押圧する第1押圧部と、
前記切断部よりも前記繰出方向における下流側において、前記帯状体に対して前記第1押圧部とは反対側に配置され、前記帯状体のうち前記RFIDタグを押圧する第2押圧部と
を備えることを特徴とするRFIDタグ製造装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1押圧部は、前記帯状体のうち前記RFIDタグを押圧することによって、当該RFIDタグを部分的に前記帯状体から分離させ、
前記第2押圧部は、前記第1押圧部よりも前記繰出方向における下流側に配置され、前記帯状体のうち前記RFIDタグを押圧することによって、当該RFIDタグの全体を前記帯状体から分離させる
ことを特徴とする請求項1記載のRFIDタグ製造装置。
【請求項3】
前記第1押圧部は、前記帯状体の前記繰出方向と前記帯状体の厚さ方向とに直交する幅方向における前記RFIDタグの片側を押圧し、
前記第2押圧部は、前記幅方向における前記RFIDタグの前記片側とは反対側を押圧する
ことを特徴とする請求項1又は2記載のRFIDタグ製造装置。
【請求項4】
前記RFIDタグは、前記ICチップを実装する部分において前記RFIDタグの厚さ方向に膨出し、
前記切断部は、前記RFIDタグの前記周縁部分に前記切込を形成する刃と、当該刃を支持するベースとを有し、
前記切断部は、前記刃による前記切込の形成時に、前記ベースが前記RFIDタグのうち前記ICチップを実装する部分に接触しない位置まで移動する
ことを特徴とする請求項1又は2記載のRFIDタグ製造装置。
【請求項5】
前記切断部は、前記RFIDタグの前記周縁部分に前記切込を形成する筒状の刃を有し、
前記刃は、前記RFIDタグの前記周縁部分の外側に繋がるスリットを前記帯状体に形成する突出部分を有する
ことを特徴とする請求項1又は2記載のRFIDタグ製造装置。
【請求項6】
前記RFIDタグは、前記ICチップが配置された基材と、当該基材を挟み込んで位置する第1フィルム及び第2フィルムとを有し、
前記帯状体は、前記繰出方向に並んだ位置で前記基材が切り出される基材シートと、前記繰出方向に並んだ位置で前記第1フィルムが切り出される第1フィルムシートと、前記繰出方向に並んだ位置で前記第2フィルムが切り出される第2フィルムシートとを有する
ことを特徴とする請求項1又は2記載のRFIDタグ製造装置。
【請求項7】
ICチップを実装するRFIDタグを製造するRFIDタグ製造方法であって、
複数の前記RFIDタグが繰出方向に並んで配置された帯状体のうち、前記RFIDタグの周縁部分に切込を形成する切断工程と、
前記切込が形成された前記帯状体のうち前記RFIDタグを押圧する第1押圧工程と、
前記切込が形成された前記帯状体に対して前記第1押圧工程とは反対側から、前記帯状体のうち前記RFIDタグを押圧する第2押圧工程と
を含むことを特徴とするRFIDタグ製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ICチップを実装するRFIDタグを製造するRFIDタグ製造装置及びRFIDタグ製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、RFID(Radio Frequency Identification)タグを様々な対象物に取り付け、リーダでRFIDタグから読み取った情報を用いて対象物を管理することが行われている(例えば、特許文献1~4参照)。例えば、RFIDタグは、対象物に貼り付けられて使用されるRFIDラベルとして用いられる。
【0003】
また、RFIDタグが繰出方向に並んで配置された帯状体に切込を入れ、ブレードによってRFIDタグを分離させる製造装置が提案されている(特許文献5参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-101936号公報
特開2010-237877号公報
特開2022-140030号公報
特開2015-1798号公報
特開2023-114052号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、アンテナパターンが形成された基材上にICチップを実装するRFIDタグは、上述のようにブレードを用いて分離させると、ICチップを実装する膨出部分にブレードが干渉するため、帯状体からRFIDタグを分離させるのが困難である。また、RFIDタグを分離させやすくするために、RFIDタグの切込を、隣接するRFIDタグの切込に繋げると、切込を形成する刃の形状が複雑になる。
【0006】
また、帯状体に切込を入れ、パンチを用いてRFIDタグを押圧することによって帯状体から分離させると、ICチップが押圧されて破損してしまう。なお、パンチの一部に凸部を設け、この凸部を用いてRFIDタグのICチップを避けた部位を押圧することも考えられるが、RFIDタグのICチップを避けた部位が狭いと、パンチの凸部が小さくなり、パンチの形状が複雑化する。更には、小さい凸部を設けることによってパンチの耐久性が悪化する。
【0007】
本発明の目的は、上記従来の実情に鑑み、簡素な構成で、帯状体からRFIDタグを確実且つ破損させずに分離させることができるRFIDタグ製造装置及びRFIDタグ製造方法を提供することができる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
1つの態様では、RFIDタグ製造装置は、ICチップを実装するRFIDタグを製造するRFIDタグ製造装置であって、複数の前記RFIDタグが繰出方向に並んで配置された帯状体のうち、前記RFIDタグの周縁部分に切込を形成する切断部と、前記切断部よりも前記繰出方向における下流側に配置され、前記帯状体のうち前記RFIDタグを押圧する第1押圧部と、前記切断部よりも前記繰出方向における下流側において、前記帯状体に対して前記第1押圧部とは反対側に配置され、前記帯状体のうち前記RFIDタグを押圧する第2押圧部とを備える。
【0009】
他の1つの態様では、RFIDタグ製造方法は、ICチップを実装するRFIDタグを製造するRFIDタグ製造方法であって、複数の前記RFIDタグが繰出方向に並んで配置された帯状体のうち、前記RFIDタグの周縁部分に切込を形成する切断工程と、前記切込が形成された前記帯状体のうち前記RFIDタグを押圧する第1押圧工程と、前記切込が形成された前記帯状体に対して前記第1押圧工程とは反対側から、前記帯状体のうち前記RFIDタグを押圧する第2押圧工程とを含む。
【発明の効果】
【0010】
前記態様によれば、簡素な構成で、帯状体からRFIDタグを確実且つ破損させずに分離させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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