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公開番号
2025025377
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130097
出願日
2023-08-09
発明の名称
トレー製造装置
出願人
TOPPANホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B31B
50/59 20170101AFI20250214BHJP(紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料からなる物品の製造;紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料の加工)
要約
【課題】簡易な構造にして、ブランクシートからトレー状容器を成形することが可能なトレー製造装置を提供する。
【解決手段】シートセット部1にセットされたブランクシートBはシート搬送部3によってプレス部2に搬送された後、雄型11によって雌型12内に押し込まれてトレー状容器Tに成形され、雌型12から落下してトレー排出部4によってトレー状容器Tが排出される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
紙製又は紙を主体とする材料製の一枚のブランクシートを雄型によって雌型内に押し込み、多角形状の底板部の各辺に側板部が立設され且つ隣り合う側板部の隣接部が折り返されたトレー状容器を成形するトレー製造装置であって、前記ブランクシートを所定の姿勢でセットするシートセット部と、前記ブランクシートを雄型によって雌型内に押し込むプレス部と、前記シートセット部にセットされたブランクシートを前記プレス部に搬送するシート搬送部と、前記雌型の内部と連通されて前記雌型から落下する成形された前記トレー状容器を排出するトレー排出部と、を備えた、トレー製造装置。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記トレー排出部は、前記雌型の下方から下向きに傾斜する傾斜部を通じて成形された前記トレー状容器を外部に排出する、請求項1に記載のトレー製造装置。
【請求項3】
前記プレス部は、前記ブランクシートを雄型によって雌型内に押し込む前に、三角形状の前記隣接部に接着剤を塗布する接着剤塗布部を有する、請求項1に記載のトレー製造装置。
【請求項4】
前記プレス部と前記トレー排出部との間に、前記雌型内で成形された前記トレー状容器を所定数貯留するトレー貯留部を有する、請求項1に記載のトレー製造装置。
【請求項5】
前記ブランクシートを重ね合わせた状態で貯留するシート貯留部と、重ね合わせられた前記ブランクシートからブランクシートを一枚ずつ取り出して前記シートセット部に所定の姿勢でセットするシート切り出し部と、を備える、請求項1に記載のトレー製造装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トレー製造装置、特に紙製又は紙を主体とする材料製の一枚のブランクシートを雄型によって雌型内に押し込んでトレー状容器を成形するトレー製造装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1では、紙製又は紙を主体とする材料製の一枚のブランクシートを雄型によって雌型内に押し込み、多角形状の底板部の各辺に側板部が立設され且つ隣り合う側板部の隣接部が三角形状に折り返されたトレー状容器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-15693号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載されるトレー状容器は、例えば、食品などの内容物を包材内で安定させるなどの目的で使用されることも多く、従ってトレー状容器の他に内容物を包装する包材を必要とする。こうした面からも、トレー状容器を低廉化したいという要求があるが、成形されたトレー状容器は、たとえ重ね合わせたとしても嵩張りやすく、搬送コストが大きくなりやすい。そこで、ブランクシートの状態で搬送し、内容物を包装するタイミングでトレー状容器に成形することが考えられる。しかしながら、上記特許文献1には、トレー状容器の具体的な製造装置に関する記載がない。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な構造にして、ブランクシートからトレー状容器を成形することが可能なトレー製造装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係るトレー製造装置は、紙製又は紙を主体とする材料製の一枚のブランクシートを雄型によって雌型内に押し込み、多角形状の底板部の各辺に側板部が立設され且つ隣り合う側板部の隣接部が折り返されたトレー状容器を成形するトレー製造装置であって、前記ブランクシートを所定の姿勢でセットするシートセット部と、前記ブランクシートを雄型によって雌型内に押し込むプレス部と、前記シートセット部にセットされたブランクシートを前記プレス部に搬送するシート搬送部と、前記雌型の内部と連通されて前記雌型から落下する成形された前記トレー状容器を排出するトレー排出部と、を備えたことを要旨とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明のトレー製造装置によれば、シートセット部にセットされたブランクシートはシート搬送部によってプレス部に搬送された後、雄型によって雌型内に押し込まれてトレー状容器に成形され、雌型から落下してトレー排出部によってトレー状容器が排出される。従って、簡易な構造にしてブランクシートからトレー状容器を成形することができ、内容物を包装するタイミングでトレー状容器に成形することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
トレー製造装置の第1実施形態の概略構造を示す三面図である。
ブランクシートの平面図である。
トレー状容器の斜視図である。
プレス部の概略構成を示す斜視図である。
雌型内における側板部の隣接部の断面図である。
押し込み工程における側板部の隣接部の斜視図である。
プレス部における接着剤塗布部の構成図である。
プレス部とトレー排出部の構成図である。
トレー貯留部の構成図である。
トレー製造装置の第2実施形態の概略構造を示す平面図である。
シート貯留部とシート切り出し部の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明のトレー製造装置の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記の実施形態に特定するものではない。また、図面は模式的なものである。そのため、厚みと平面寸法との関係、比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
【0010】
図1は、トレー製造装置の第1実施形態の概略構成を示す三面図、具体的には平面図と正面図である。この実施形態のトレー製造装置は、ブランクシートBからトレー状容器Tを簡易に成形する装置である。トレー状容器TとなるブランクシートBは、紙製又は紙を主体とする材料製の平坦な(罫線や半切り線の部分を除く)厚紙程度のシート部材である。図2は、ブランクシートBの一例の平面図であり、図3は、図2のブランクシートBを折り曲げた状態のトレー状容器Tの斜視図である。このブランクシートBから成形されるトレー状容器Tは、多角形状(八角形状)の底板部Rの各辺から高さの低い側板部Sがやや外向きに立設され、隣り合う側板部Sの隣接部Nが三角形状に折り返されて重合される。この重合される隣接部Nは、接着されていても、接着されていなくてもよい。紙又は紙を主体とする材料は或る程度の賦形性を有するので、側板部Sが一定の形状でなくてもよい、すなわち側板部Sが或る程度に立ち上がっていればよいといった場合には、隣り合う側板部Sの重合される隣接部Nを接着する必要はない。この実施形態のトレー製造装置は、後述するように、重合される隣接部Nを接着できる構成とした。なお、ブランクシートBの材料や仕様、特性、トレー状容器Tの形状などについては、上記特許文献1に詳しいので、そちらを参照願いたい。
(【0011】以降は省略されています)
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