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公開番号
2025084987
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2025034757,2023574503
出願日
2025-03-05,2022-05-18
発明の名称
緩衝用包装材の供給するための装置および方法
出願人
ランパック コーポレイション
代理人
弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類
B31D
3/04 20060101AFI20250527BHJP(紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料からなる物品の製造;紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料の加工)
要約
【課題】拡張可能なスリットシート材料のロールから緩衝用包装材料を供給するためのダンネージ変換装置を提供する。
【解決手段】拡張可能なスリットシート材料のロールは、非拡張状態の拡張可能なスリットシート材料を含む。拡張可能なスリットシート材料は、拡張可能なスリットシート材料のロールから引き出され、予備拡張状態と拡張状態とに拡張される。拡張可能なスリットシート材料を拡張させて緩衝用包装材料を形成するために、拡張可能なスリットシート材料のロールから拡張可能なスリットシート材料を引き出す際に、拡張可能なスリットシート材料に延伸方向に延伸力が加えられる。したがって、ダンネージ変換装置は、そのような延伸力を加えるのを補助するための張力付与装置を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
非拡張状態の拡張可能なスリットシート材料を有する、拡張可能なスリットシート材料のロールから緩衝用包装材料を供給するためのダンネージ変換装置であって、前記装置は、
拡張可能なスリットシート材料のロールから拡張可能なスリットシート材料が引き出される際に、拡張可能なスリットシート材のロールを中心軸周りの回転のために支持するための、供給部支持部を有するフレームと、
前記中心軸に平行に延び、前記中心軸から離間して配置された、複数の予備拡張ローラであって、前記複数の予備拡張ローラは、前記拡張可能なスリットシート材料が、拡張可能なスリットシート材料の前記ロールから引き出されるときに、前記拡張可能なスリットシート材料が通過する蛇行経路を形成する、複数の予備拡張ローラと
を備え、
前記複数の予備拡張ローラは、前記拡張可能なスリットシート材が前記蛇行経路を通る際に、前記拡張可能なスリットシート材を前記非拡張状態から予備拡張状態に拡張させ、それにより、前記拡張可能なスリットシート材料を前記拡張状態まで拡張させて前記緩衝用包装材料を形成するのに必要な延伸力の量が低減される、
ダンネージ変換装置。
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【請求項2】
前記複数の予備拡張ローラが、前記蛇行経路を形成する3つの予備拡張ローラを含んでいる、請求項1に記載のダンネージ変換装置。
【請求項3】
前記ダンネージ変換装置がさらに、前記拡張可能なスリットシート材料と係合し、前記拡張可能なスリットシート材料を、拡張可能なスリットシート材料の前記ロールから引き出すように構成された、一対の動力付グリッピングローラを備えている、請求項1に記載のダンネージ変換装置。
【請求項4】
前記一対の動力付グリッピングローラが、拡張可能なスリットシート材料の前記ロールおよび前記複数の予備拡張ローラの下流に取り付けられている、請求項3に記載のダンネージ変換装置。
【請求項5】
前記一対の動力付グリッピングローラが、互いに向かって付勢され、前記一対の動力付グリッピングローラの間に前記拡張可能なスリットシート材料を受け入れるように構成されている、請求項3に記載のダンネージ変換装置。
【請求項6】
前記ダンネージ変換装置がさらに、所望の長さの拡張可能なスリットシート材料が拡張可能なスリットシート材料の前記ロールから離れるように引き出され、所望の長さの緩衝用包装材料が形成された後に、前記緩衝用包装材料を切断するための切断装置を備えている、請求項1に記載のダンネージ変換装置。
【請求項7】
前記切断装置が、拡張可能なスリットシート材料の前記ロール、前記複数の予備拡張ローラおよび一対の動力付グリッピングローラの下流に取り付けられている、請求項6に記載のダンネージ変換装置。
【請求項8】
中心軸周りの回転のために、ダンネージ変換装置のフレームによって回転可能に支持された、拡張可能なスリットシート材料のロールを有するダンネージ変換装置から、緩衝用包装材料を供給する方法であって、拡張可能なスリットシート材料の前記ロールが、非拡張状態の拡張可能なスリットシート材料を含み、前記方法が、
拡張可能なスリットシート材料の前記ロールから離れるように、前記中心軸に平行に延び、前記中心軸から離間して配置された複数の予備拡張ローラの間で、前記拡張可能なスリットシート材料を引き出すステップであって、前記複数の予備拡張ローラは、前記拡張可能なスリットシート材料が引き出される蛇行経路を形成する、前記拡張可能なスリットシート材料を引き出すステップと、
前記拡張可能なスリットシート材料が前記複数の予備拡張ローラによって形成された前記蛇行経路を通って引き出される際に、前記拡張可能なスリットシート材料を前記非拡張状態から予備拡張状態に拡張するステップと
を含む、方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に梱包材料の分野に関し、より詳細には、物品を包装および緩衝するための梱包材料に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
1つの場所から別の場所へ物品を出荷または輸送するための梱包容器に物品を梱包する過程において、保護梱包材料(ダンネージ製品)は、通常、物品と共に梱包容器内に配置される。ダンネージ製品は、空隙を埋めるため、または出荷または輸送の過程で物品を緩衝するために入れられる。紙製の梱包材料は、リサイクル可能で、生分解性があり、再生可能な資源で構成された、環境に優しい梱包材料である。シート状の紙を保護梱包材料として使用することも可能であるが、シート状の紙を低密度のダンネージ製品に変換することが望ましい。
【0003】
例えば、スリットシート材料、スリットシートストック材料、ダイカットシートストック材料、またはスリット材料とも呼ばれる拡張可能なスリットシート梱包材料は、物品を包装するための緩衝材料として、および梱包用の空隙充填材料として有用である。スリットシートストック材料は、スリットシートストック材料の幅寸法を横切る、概ね平行な複数列に配列された複数のスリットを有している。このスリットシート材料に長さ方向または長手方向に延伸力が加えられると、スリットシート材料は長さおよび厚さの両方で拡張する一方、幅が減少し、体積が増加し、密度が同程度に減少する。本明細書では、拡張という用語は、したがって、三次元的な拡張または体積拡張を意味する。このようなスリットシート紙梱包材料およびその製造方法については、米国特許第5,667,871号明細書および第5,688,578号明細書で詳細に記載されており、その開示内容は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【発明の概要】
【0004】
本開示は、拡張可能なスリットシート材料のロールから緩衝用包装材料を供給するためのダンネージ変換装置について記載する。拡張可能なスリットシート材料のロールは、非拡張状態の拡張可能なスリットシート材料を含む。拡張可能なスリットシート材料は、拡張可能なスリットシート材料のロールから引き出され、予備拡張状態と拡張状態とに拡張され得る。拡張可能なスリットシート材料を拡張させて緩衝用包装材料を形成するために、拡張可能なスリットシート材料のロールから拡張可能なスリットシート材料を引き出す際に、拡張可能なスリットシート材料に延伸方向に延伸力が加えられる。この延伸力は、拡張可能なスリットシート材料に、ダンネージ変換装置の張力付与装置と組み合わせて、ユーザによって加えられる。
【0005】
例示的な拡張可能なスリットシート材料のロールは、非拡張状態の拡張可能なスリットシート材料を含む。拡張可能なスリットシート材料は、各スリットの方向を横切って加えられる力によってスリットが開くように、拡張可能なスリットシート材料の幅を横切って延びる複数のスリットの列を含む。
【0006】
拡張可能なスリットシート材料のロールから緩衝用包装材料を供給するための例示的なダンネージ変換装置は、フレームを含む。フレームは、拡張可能なスリットシート材料がロールから引き出される際に、中心軸周りの回転のあめに拡張可能なスリットシート材料のロールを支持するための供給部支持部を有する。装置はまた、拡張可能なスリットシート材料のロールに当接する摩擦部材と、フレームおよび摩擦部材に固定された少なくとも1つの付勢ばねとを有する張力付与装置を含む。付勢バネは、中心軸に垂直な方向に拡張可能なスリットシート材のロールに向かって、摩擦部材を付勢するように構成されている。付勢バネおよび摩擦部材は、拡張可能なスリットシート材料がロールから離れるように引き出され、ロールの直径が減少する際に、ロールに対する一定の圧力を維持する。張力付与装置によって拡張可能なスリットシート材料のロールに対して加えられる力は、ロールが直径を減少させる際に、常時かつ自動的にロールに回転抵抗を加える。拡張可能なスリットシート材料をロールから引き離す力は、回転抵抗と協働して、拡張可能なスリットシート材料を非拡張状態から拡張状態に拡張させ、緩衝用包装材料を形成する。
【0007】
摩擦部材は、中心軸に平行な方向で、拡張可能なスリットシート材料のロールの少なくとも一部の長さにわたって延び得る。
【0008】
摩擦部材は、中心軸に平行な方向で、拡張可能なスリットシート材のロールの全長または全長以上の長さにわたって延び得る。
【0009】
摩擦部材は、フレームに回動可能に取り付けられた摩擦部材支持体と、摩擦部材支持体に取り付けられたバー部材とを有し得、バー部材は、拡張可能なスリットシート材料のロールに対して平行に延び、拡張可能なスリットシート材料のロールに接触する。
【0010】
少なくとも1つの付勢バネは、付勢バネの第1の端部において、フレームに固定され、付勢バネの第2の端部において、摩擦部材に固定され得る。
(【0011】以降は省略されています)
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