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公開番号
2025137998
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024036599
出願日
2024-03-11
発明の名称
搬送装置、搬送方法
出願人
三菱重工機械システム株式会社
代理人
弁理士法人大場国際特許事務所
主分類
B31B
50/04 20170101AFI20250917BHJP(紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料からなる物品の製造;紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料の加工)
要約
【課題】種々の寸法のシートを搬送するときに、所望する位置に対する位置ずれを規制することができる搬送装置を提供すること。
【解決手段】
本開示に係る搬送装置は、搬送対象物を第2方向に搬送し、かつ、第2方向と交差する第1方向に移動可能な第1ガイドと、搬送対象物が第2方向に搬送されるときに、搬送対象物の第1方向の位置ずれを規制する第2ガイドと、を備え、第1ガイドの第1方向への移動にともなって、第2ガイドは第1方向へ移動する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
搬送対象物を第2方向に搬送し、かつ、前記第2方向と交差する第1方向に移動可能な第1ガイドと、
前記搬送対象物が前記第2方向に搬送されるときに、前記搬送対象物の前記第1方向の位置ずれを規制する第2ガイドと、を備え、
前記第1ガイドの前記第1方向への移動にともなって、前記第2ガイドは前記第1方向へ移動する、
搬送装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1ガイドおよび前記第2ガイドの前記第1方向への移動を同期して行う移動部を備える、
請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記第1ガイドと前記第2ガイドは一体ガイドを構成し、
前記第1ガイドは、前記搬送対象物を上流から押すことで前記第2方向の下流に向けて搬送する、
請求項1に記載の搬送装置。
【請求項4】
前記第2ガイドは、前記第2方向の前記下流に向けて延びる突片に形成される、
請求項3に記載の搬送装置。
【請求項5】
前記搬送対象物は段ボールシートであり、
前記突片は、前記段ボールシートの罫線の幅方向に形成されるスリット溝に挿入可能な前記第1方向の寸法を有する、
請求項4に記載の搬送装置。
【請求項6】
前記突片は、
前記上流から前記下流に向けて先細りの形状を有する、
請求項5に記載の搬送装置。
【請求項7】
前記突片は、
前記第1方向および前記第2方向の双方に直交する高さ方向の寸法が、前記段ボールシートの厚さより大きい、
請求項5に記載の搬送装置。
【請求項8】
前記第1方向に間隔を隔て設けられる第1搬送駆動部と第2搬送駆動部を備え、
前記第1搬送駆動部は、前記第1ガイドを前記第2方向へ移動させ、
前記第2搬送駆動部は、前記第1ガイドと同期し、かつ前記第1ガイドと前記第2方向における同じ位置を移動する第3ガイドを備える、
請求項4に記載の搬送装置。
【請求項9】
前記一体ガイドを前記第2方向へ移動させる第1搬送駆動部と、
前記罫線の前記第1方向の位置情報を取得する取得部と、
前記位置情報に基づいて、前記罫線の前記幅方向に形成される前記スリット溝に前記突片が挿入可能な位置に前記第1搬送駆動部の前記第1方向の位置を制御する位置制御部と、を備える、
請求項5に記載の搬送装置。
【請求項10】
前記スリット溝は、
前記段ボールシートにおける前記第1方向の上流側の末端に位置する前記罫線の前記幅方向に形成される、
請求項5または9に記載の搬送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、段ボールシートなどを搬送する搬送装置および搬送方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
物流業界では、多種多様の商品、数量の商品に対応したサイズの段ボールシートによる梱包が求められている。段ボールによる梱包の過程において、段ボールシートは所望される仕様に合うように折り畳まれる。寸法の異なる複数種の段ボールシートは折り畳む位置が異なることになる。したがって、搬送されてくる段ボールシートに対応して、折り畳む位置が所望する位置に適合するように、段ボールシートの位置を調整する必要がある。
【0003】
特許文献1には、傾斜状態で搬送されるシートを非傾斜状態に矯正するシート姿勢矯正装置が開示されている。特許文献1は、傾斜状態を非傾斜状態に矯正する手段として、シートの両縁を案内するガイドを提案する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-105160号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1によれば、傾斜状態を非傾斜状態に矯正することはできるものの、寸法の異なる複数種の段ボールシートの折り畳み位置を調整することを示唆していない。
【0006】
以上より、本開示は、種々の寸法のシートを搬送するときに、所望する位置に対する位置ずれを規制することができる搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る搬送装置は、搬送対象物を第2方向に搬送し、かつ、第2方向と交差する第1方向に移動可能な第1ガイドと、搬送対象物が第2方向に搬送されるときに、搬送対象物の第1方向の位置ずれを規制する第2ガイドと、を備え、第1ガイドの第1方向への移動にともなって、第2ガイドは第1方向へ移動する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、種々の寸法のシートを搬送するときに、所望する位置に対する位置ずれを規制することができる搬送装置である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態に係るシートの折り畳み処理を示す斜視図である。
本開示の実施形態に係るシート折り畳み装置および搬送機を示す斜視図である。
本開示の実施形態に係るシート折畳み装置の搬送部を示す斜視図である。
本開示の実施形態に係るシート折畳み装置のシートの搬送を示す平面図である。
本開示の実施形態に係るシート折畳み装置の第1折畳み動作に関係する。
本開示の実施形態に係るシート折畳み装置の第1折畳み動作に関係する。
本開示の実施形態に係るシート折畳み装置の第2折畳み動作に関係する。
本開示の実施形態に係るシート折畳み装置の第2折畳み動作に関係する。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら、実施形態に係るシート折り畳み装置1について説明する。シート折り畳み装置1は、次々に搬送されてくる寸法の異なる段ボールシート100を折畳むなどの複数の処理を連続的に行うことができる。搬送対象物Sとしての段ボールシート100は、平面視して矩形の形状を有しており、折畳む位置を特定するなどの予備的な処理が施された状態でシート折り畳み装置1まで搬送される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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