TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025043654
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023151068
出願日2023-09-19
発明の名称フィルム製造装置及びフィルム製造方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類B31B 50/59 20170101AFI20250325BHJP(紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料からなる物品の製造;紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料の加工)
要約【課題】多種の枚葉フィルムを容易に製造することが可能なフィルム製造装置を提供する。
【解決手段】搬送機構110は、長尺状のフィルムを搬送する。谷折形成機構120は、搬送されるフィルムに谷折の折目を形成する。山折形成機構130は、搬送されるフィルムに山折の折目を形成する。切断機構140は、枚葉フィルムが得られるように、折目が形成された前記フィルムを切断する。搬送機構110と谷折形成機構120と山折形成機構130と切断機構140とが、互いに独立して動作する。谷折形成機構120又は山折形成機構130がフィルムに折目を形成するごとに、搬送機構110は、フィルムを搬送する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電極を包むための枚葉フィルムを製造するフィルム製造装置であって、
長尺状のフィルムを搬送するように構成された搬送機構と、
搬送される前記フィルムに谷折の折目を形成するように構成された少なくとも1つの谷折形成機構と、
搬送される前記フィルムに山折の折目を形成するように構成された少なくとも1つの山折形成機構と、
前記枚葉フィルムが得られるように、折目が形成された前記フィルムを切断するように構成された切断機構と、
を有し、
前記搬送機構と前記谷折形成機構と前記山折形成機構と前記切断機構とが、互いに独立して動作し、
前記谷折形成機構又は前記山折形成機構が前記フィルムに折目を形成するごとに、前記搬送機構は、前記フィルムを搬送する、
フィルム製造装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記谷折形成機構及び前記山折形成機構のそれぞれは、一度の折目を形成する工程において、1つの折目を形成する、
請求項1に記載のフィルム製造装置。
【請求項3】
前記谷折形成機構又は前記山折形成機構が前記フィルムに折目を形成してから前記谷折形成機構又は前記山折形成機構が次の折目を前記フィルムに形成するまでの間に、前記搬送機構は、製造される前記枚葉フィルムの寸法に応じた長さだけ、前記フィルムを搬送する、
請求項1に記載のフィルム製造装置。
【請求項4】
前記フィルムを吸着可能な吸着部材を有する治具と、
前記治具の前記吸着部材に前記フィルムを押圧するように構成された押圧機構と、
をさらに有し、
前記押圧機構は、折目が形成された後であって切断される前の前記フィルムの所定の位置が前記治具の所定の位置に位置合わせされるように、前記フィルムを前記吸着部材に押圧して、前記フィルムを前記吸着部材に吸着させ、
前記切断機構は、前記フィルムが前記吸着部材に吸着された状態で、前記フィルムを切断し、
前記治具は、前記フィルムが切断されて得られた前記枚葉フィルムを、当該枚葉フィルムが前記吸着部材に吸着された状態で、後工程に搬出する、
請求項1に記載のフィルム製造装置。
【請求項5】
電極を包むための枚葉フィルムを製造するフィルム製造方法であって、
長尺状のフィルムを搬送する搬送工程と、
搬送される前記フィルムに谷折の折目を形成する谷折形成工程と、
搬送される前記フィルムに山折の折目を形成する山折形成工程と、
枚葉フィルムが得られるように、折目が形成された前記フィルムを切断する切断工程と、
を有し、
前記搬送工程と前記谷折形成工程と前記山折形成工程と前記切断工程とが、互いに独立して実行され、
前記谷折形成工程又は前記山折形成工程において前記フィルムに折目が形成されるごとに、前記搬送工程において、前記フィルムが搬送される、
フィルム製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、フィルム製造装置及びフィルム製造方法に関し、特に、電極を包むための枚葉フィルムを製造するフィルム製造装置及びフィルム製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ステータコアのコア片間に形成されるスロットに装着される絶縁フィルムの製造方法を開示する。特許文献1にかかる技術では、金型の上部分と下部分とを閉じて金型の凹凸部分で絶縁フィルムを挟み込むことで、スロットの形状に対応した折目を形成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-114123号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1にかかる技術では、金型を用いてフィルムに複数の折目を一度に形成している。そのため、フィルムの寸法が変更された場合に、金型を交換する必要がある。したがって、多種のフィルムを製造するためには、多種のフィルムに対応する金型を準備する必要があり、時間とコストを要する。したがって、特許文献1にかかる技術では、多種の枚葉フィルムを製造することは困難である。
【0005】
本開示は、多種の枚葉フィルムを容易に製造することが可能なフィルム製造装置及びフィルム製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示にかかるフィルム製造装置は、電極を包むための枚葉フィルムを製造するフィルム製造装置であって、長尺状のフィルムを搬送するように構成された搬送機構と、搬送される前記フィルムに谷折の折目を形成するように構成された少なくとも1つの谷折形成機構と、搬送される前記フィルムに山折の折目を形成するように構成された少なくとも1つの山折形成機構と、前記枚葉フィルムが得られるように、折目が形成された前記フィルムを切断するように構成された切断機構とを有し、前記搬送機構と前記谷折形成機構と前記山折形成機構と前記切断機構とが互いに独立して動作し、前記谷折形成機構又は前記山折形成機構が前記フィルムに折目を形成するごとに、前記搬送機構は、前記フィルムを搬送する。
【0007】
本開示にかかるフィルム製造方法は、電極を包むための枚葉フィルムを製造するフィルム製造方法であって、長尺状のフィルムを搬送する搬送工程と、搬送される前記フィルムに谷折の折目を形成する谷折形成工程と、搬送される前記フィルムに山折の折目を形成する山折形成工程と、枚葉フィルムが得られるように、折目が形成された前記フィルムを切断する切断工程と、を有し、前記搬送工程と前記谷折形成工程と前記山折形成工程と前記切断工程とが、互いに独立して実行され、前記谷折形成工程又は前記山折形成工程において前記フィルムに折目が形成されるごとに、前記搬送工程において、前記フィルムが搬送される。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、多種の枚葉フィルムを容易に製造することが可能なフィルム製造装置及びフィルム製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1にかかるフィルム製造装置の構成を示す図である。
実施の形態1にかかるフィルム製造装置の構成を示す斜視図である。
実施の形態1にかかるフィルム製造装置によって製造される枚葉フィルムを示す図である。
実施の形態1にかかるフィルム製造装置によって行われるフィルム製造方法を示す工程図である。
実施の形態1にかかるフィルム製造装置によって行われるフィルム製造方法を示す工程図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。但し、本発明が以下の実施の形態に限定されるわけではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

トヨタ自動車株式会社
車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
自動車
1日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
全固体電池
1日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
1日前
トヨタ自動車株式会社
音声制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
運行管理装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
モータの制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両の制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
電池パックの製造方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両のブレーキシステム
1日前
トヨタ自動車株式会社
撮像装置及びプログラム
1日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置および蓄電装置の製造方法
1日前
三建産業株式会社
回転式熱処理炉
1日前
三建産業株式会社
回転式熱処理炉
1日前
トヨタ自動車株式会社
バッテリの充電システム及び充電方法
1日前
株式会社ジェイテクト
操舵制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
タイヤ摩耗判定装置及びタイヤ摩耗判定方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置、車両、プログラム、及び制御方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
音声認識装置、車両、プログラム、及び制御方法
1日前
ミサワホーム株式会社
建物
1日前
株式会社豊田中央研究所
電力変換装置
1日前
個人
高剛性段ボール
2か月前
東洋製罐株式会社
ガイド機構
6か月前
株式会社フジキカイ
製函装置
4か月前
エントラスト株式会社
袋体の製造方法
2日前
三菱重工機械システム株式会社
処理装置
21日前
TOPPANホールディングス株式会社
トレー製造装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
フィルム製造装置及びフィルム製造方法
24日前
株式会社ダイワハイテックス
箱型製造装置、及び箱型製造方法
1か月前
TOPPANホールディングス株式会社
口栓溶着方法
3か月前
当矢印刷株式会社
複数の印刷装置を用いた印刷物の製造方法
6か月前
株式会社ISOWA
段ボールシート処理装置、及びサーバ
4か月前
王子ホールディングス株式会社
加工装置及び加工方法
3か月前
エステー産業株式会社
収容容器の製造方法及び製造装置
15日前
続きを見る