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公開番号2025013379
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024190320,2020114058
出願日2024-10-30,2020-07-01
発明の名称加工装置
出願人デュプロ精工株式会社
代理人個人
主分類B31B 70/52 20170101AFI20250117BHJP(紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料からなる物品の製造;紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料の加工)
要約【課題】本発明の目的は、様々な封筒のデザインに応じた加工データを操作者が最小限のパネル操作で入力する事により、操作者の作業性を向上させると共に、操作者にとって入力操作が簡単でわかりやすく、その結果、小ロット作業にも適するような製袋機を提供することにある。
【解決手段】用紙を搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送される用紙に、搬送方向に沿った折り目を形成する折線形成部と、前記折線形成部で形成された前記折り目で用紙を折り返す折返部とを設けた加工装置において、前記折線形成部と前記折返部とが一体的に、用紙の搬送方向に直交する幅方向に移動可能に構成した。
【選択図】図6

特許請求の範囲【請求項1】
用紙を搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送される前記用紙に、使用者による受付部の入力操作によって受け付けられた前記用紙の折線形成位置に関する情報に基づいて、搬送方向に沿った折り目を形成する折線形成部と、前記折線形成部で形成された前記折り目で前記用紙を折り返す折返部とを設けた加工装置において、前記折線形成部と前記折返部とが一体的に、前記用紙の搬送方向に直交する幅方向に移動可能に構成された、ことを特徴とする加工装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記折線形成部と前記折返部とを一体的に保持する保持部材を有し、前記折線形成部を、前記用紙の搬送方向に直交する幅方向に移動する移動部を有し、前記移動部による前記折線形成部の移動に伴って、前記折線形成部と前記折返部とが一体的に前記幅方向に移動可能に構成された、ことを特徴とする請求項1に記載の加工装置。
【請求項3】
前記折線形成部と前記折返部とを一体的に保持する保持部材を有し、前記保持部材を、前記用紙の搬送方向に直交する幅方向に移動する移動部を有し、前記移動部による前記保持部材の移動に伴って、前記折線形成部と前記折返部とが一体的に前記幅方向に移動可能に構成された、ことを特徴とする請求項1に記載の加工装置。
【請求項4】
前記折線形成部における折り目形成位置と、前記折返部における折返位置とは、前記用紙の搬送方向の同一ライン上に配置される、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の加工装置。
【請求項5】
折り返された前記用紙の前記折り目を押圧する押圧部を設け、前記押圧部が前記保持部材にさらに一体的に保持された、ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の加工装置。
【請求項6】
前記用紙に接着剤を塗布する塗布部を設け、前記塗布部が前記保持部材にさらに一体的に保持された、ことを特徴とする請求項3乃至請求項5の何れか一つに記載の加工装置。
【請求項7】
前記塗布部は、前記保持部材の移動後、さらに、前記塗布部の前記幅方向の位置を微調整可能な微調整手段を備えた、ことを特徴とする請求項6に記載の加工装置。
【請求項8】
使用者による入力操作を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた前記用紙の折線形成位置に関する情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記情報に基づいて前記用紙を加工処理する制御部とを設けた、ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の加工装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は用紙等の媒体の加工装置に関する。詳しくは、用紙等の媒体を折り畳み、封筒を製作する製袋機に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、用紙等の媒体を折り畳み、封筒を製作する製袋機(例えば、特許文献1)においては、封筒用紙における糊代用片部を封筒本体(後方面部)に折り返す折返部(第1折り部)を備え、封筒用紙が折返部まで搬送され、ここで、折り板が回動して、糊代用片部を折り返すとともに、折り返した糊代用片部の上面に糊が塗布される。次に、前記糊が塗布された封筒がフラップ(前方面部)の折返部(第2折り部)まで搬送され、前記フラップ(前方面部)を折り返して、糊が塗布された糊代用片部に押圧して、これにより糊代用片部がフラップに貼着されるように構成されている。又、前記製袋機においては、装置に供給された封筒用紙は、糊代用片部を封筒本体にきれいに折り返せるように、糊代用片部を折り返す前に、まず折線形成部(第2クリース加工部)により封筒本体と糊代用片部との境目にクリース(折り目)が形成される。
【0003】
前記折線形成部は、用紙搬送方向と平行に縦クリースを形成するようになっている。尚、前記折線形成部は、用紙搬送方向に直交する幅方向両側に対向して配置された1対のクリース刃からなっている。又、前記折返部は、用紙搬送方向に直交する幅方向両側に対向して配置された1対の折り装置からなっている。
【0004】
前記製袋機においては、操作者は、加工前に予め成果物としての様々な封筒のデザインに応じた加工位置を個別に手動調整する必要がある。前記加工位置とは、例えば、前記折線形成部によるクリース位置や前記折返部による糊代用片部の折り返し位置などである。尚、前記のように、クリース位置や糊代用片部の折り返し位置は、それぞれ、一対(二箇所)の調整が必要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
WO2019043760A1公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前記製袋機においては、前述したように、様々な封筒のデザインに応じた加工位置を個別に手動調整する必要がある為、操作者にとって調整作業が煩雑でわかりづらく、調整作業に時間がかかる。その為、前記製袋機は、大ロットの作業にしか用いられない傾向にある。
【0007】
前記加工位置を自動調整できる製袋機も提案されており、その場合、予め、前記クリース位置や糊代用片部の折り返し位置などの加工データを操作者がパネル操作で入力し、その加工データに応じて、折線形成部や折返部が自動的に所定の位置に配置されるものである。しかし、この場合でも、操作者が加工データをパネル操作で入力する際、前記クリース位置や糊代用片部の折り返し位置などの加工データを個別に入力する必要があり、操作者にとって入力操作が煩雑でわかりづらく、又、入力作業に時間がかかる。
【0008】
本発明の目的は、様々な封筒のデザインに応じた加工データを操作者が最小限のパネル操作で入力する事により、操作者の作業性を向上させると共に、操作者にとって入力操作が簡単でわかりやすく、その結果、小ロット作業にも適するような製袋機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、用紙を搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送される前記用紙に、使用者による受付部の入力操作によって受け付けられた前記用紙の折線形成位置に関する情報に基づいて、搬送方向に沿った折り目を形成する折線形成部と、前記折線形成部で形成された前記折り目で前記用紙を折り返す折返部とを設けた加工装置において、前記折線形成部と前記折返部とが一体的に、前記用紙の搬送方向に直交する幅方向に移動可能に構成された、ことを特徴とするものである。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の加工装置において、前記折線形成部と前記折返部とを一体的に保持する保持部材を有し、前記折線形成部を、前記用紙の搬送方向に直交する幅方向に移動する移動部を有し、前記移動部による前記折線形成部の移動に伴って、前記折線形成部と前記折返部とが一体的に前記幅方向に移動可能に構成された、ことを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)

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