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公開番号
2025092868
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208255
出願日
2023-12-11
発明の名称
リサイクルシステム
出願人
東洋製罐株式会社
,
東洋製罐グループホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人平和国際特許事務所
主分類
B29B
17/00 20060101AFI20250616BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】効率がよいリサイクルシステムを提供する。
【解決手段】リサイクルシステムは、合成樹脂製の所定類の容器本体に内容物を充填し、前記容器本体と同種の合成樹脂製の所定類の蓋で封をすることで、製品を製造するように構成された充填システムと、前記内容物が消費された前記製品の前記所定類の容器本体及び前記所定類の蓋を含む前記製品に係る特定物に限り回収するように構成された回収システムと、回収した前記所定類の容器本体及び前記所定類の蓋を含む前記製品に係る特定物からマテリアルリサイクルによってリサイクル材を製造するように構成されたリサイクル材製造システムとを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
合成樹脂製の所定類の容器本体に内容物を充填し、前記容器本体と同種の合成樹脂製の所定類の蓋で封をすることで、製品を製造するように構成された充填システムと、
前記内容物が消費された前記製品の前記所定類の容器本体及び前記所定類の蓋を含む前記製品に係る特定物に限り回収するように構成された回収システムと、
回収した前記所定類の容器本体及び前記所定類の蓋を含む前記製品に係る特定物からマテリアルリサイクルによってリサイクル材を製造するように構成されたリサイクル材製造システムと
を備えるリサイクルシステム。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記リサイクル材製造システムは、手選別工程及び比重分離工程を含まない、請求項1に記載のリサイクルシステム。
【請求項3】
前記リサイクル材製造システムは、風力選別工程を含まない、請求項2に記載のリサイクルシステム。
【請求項4】
前記リサイクル材製造システムは、前記容器本体及び前記蓋に設けられ得るラベルが除去された後に、前記容器本体及び前記蓋を粉砕する工程を含む、請求項2又は3に記載のリサイクルシステム。
【請求項5】
前記容器本体は、全てマテリアルリサイクルによるリサイクル材を用いて製造されており、
前記蓋は、全てバージン材又はバージン材相当の素材を用いて製造されている、
請求項1に記載のリサイクルシステム。
【請求項6】
前記リサイクル材が循環するように、少なくとも一部に前記リサイクル材製造システムによって製造されたリサイクル材を用いて前記容器本体を製造するように構成されている容器本体製造システムと、
少なくとも一部にバージン材又はバージン材相当の素材を用いて前記蓋を製造するように構成されている蓋製造システムと
をさらに備える、循環型の請求項1、2、3又は5に記載のリサイクルシステム。
【請求項7】
前記充填システムによって製造された前記製品を消費者宅に配達する宅配システムをさらに備え、
前記回収システムは、前記消費者宅から前記容器本体及び蓋を含む前記製品に係る特定物を回収するように構成されている、
請求項1に記載のリサイクルシステム。
【請求項8】
前記合成樹脂は、ポリエステルである、請求項1、2、3、5又は7に記載のリサイクルシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リサイクルシステムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、合成樹脂製の容器が種々の用途で用いられている。持続可能な社会の実現等のために、合成樹脂のリサイクルについて注目されている。例えば特許文献1には、卵パックのマテリアルリサイクルについて、開示されている。合成樹脂に関して効率がよいリサイクルシステムが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7321620号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、効率がよい合成樹脂のリサイクルシステムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、リサイクルシステムは、合成樹脂製の所定類の容器本体に内容物を充填し、前記容器本体と同種の合成樹脂製の所定類の蓋で封をすることで、製品を製造するように構成された充填システムと、前記内容物が消費された前記製品の前記所定類の容器本体及び前記所定類の蓋を含む前記製品に係る特定物に限り回収するように構成された回収システムと、回収した前記所定類の容器本体及び前記所定類の蓋を含む前記製品に係る特定物からマテリアルリサイクルによってリサイクル材を製造するように構成されたリサイクル材製造システムとを備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、効率がよい合成樹脂のリサイクルシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、一実施形態に係る循環型リサイクルシステムの構成例の概略を示すブロック図である。
図2は、一例に係る循環型リサイクルシステムの構成例の概略を示すブロック図である。
図3は、フレーク製造システムにおける処理の一例の概略を示すフローチャートである。
図4は、循環型リサイクルシステムの循環率について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[循環型リサイクルシステムの概要]
循環型リサイクルシステムの一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る循環型リサイクルシステム1の概略を示すブロック図である。循環型リサイクルシステム1は、合成樹脂製容器入りの製品に関するものであり、合成樹脂製の容器のマテリアルリサイクルに関するものである。循環型リサイクルシステム1では、内容物が消費された後に容器が回収され、当該容器から製造されたリサイクル材によって同種の容器が製造される。製造された容器を用いて再び同種の製品が製造されることで、容器を構成する材料は循環する。
【0009】
循環型リサイクルシステム1で用いられる容器の材料は、合成樹脂である。この合成樹脂は、これに限らないが、ポリエステル樹脂が好ましい。この合成樹脂は、例えば、ポリエチレンテレフタレートである。ここでいうリサイクルは、メカニカルリサイクル(物理的再生法)を意図している。
【0010】
これに限らないが、容器は、一例として特にボトル型の容器が想定される。したがって、ポリエチレンテレフタレート製のボトル、いわゆるPETボトルは、本循環型リサイクルシステム1の対象になり得る。ポリエチレンテレフタレート製の容器は、使用量も多く、リサイクルにより得られる効果が高い。
(【0011】以降は省略されています)
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