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公開番号2025137892
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-24
出願番号2024166297
出願日2024-09-25
発明の名称気泡緩衝材減容装置
出願人個人
代理人
主分類B29B 17/00 20060101AFI20250916BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】単純な構造で壊れ難く、気泡緩衝材の移動、穿孔、「ふわふわ感」の無い圧縮、圧接、穿孔ローラからの分離が可能であり、加えて、容易に収納袋の着脱を行なえる、小型から大型迄の気泡緩衝材減容装置を提供する。
【解決手段】穿孔板と弾性を有する弾性板で穿孔ローラを構成し、受けローラのローラの材料は弾性板より構成が高い物とし、穿孔ローラと受けローラを接触させて配置させた。又、分離板を使用する場合は、分離板と受け板の間でも気泡緩衝材の圧縮をする様にした。又、受けローラ駆動板を用いる事により容易に受けローラを回転駆動させる事を可能にした。又、穿孔板同士を穿孔板連結棒で互いに連結して壊れ難くし、受け板同士を受け板連結棒で互いに固定し、受け板のブレを無くした。さらに、貫通孔と止め駒の間に収納袋を挟み込む収納袋固定具により、収納袋の着脱を容易にした。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
穿孔ローラに穿孔板と、弾性を有する弾性板を有し、
受けローラに前記弾性板より剛性が高い受け板又は受け円筒を有する
事を特徴とする気泡緩衝材減容装置。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
受けローラに弾性を有する受けローラ駆動板を設け、
これを穿孔ローラの穿孔板で回転させる事により、受けローラを回転させる
事を特徴とする気泡緩衝材減容装置。
【請求項3】
分離板に圧縮機能を持たせた事を特徴とする気泡緩衝材減容装置。
【請求項4】
穿孔ローラの穿孔板間を、穿孔板連結棒で連結する事を特徴とする気泡緩衝材減容装置。
【請求項5】
受けローラの受け板間を、受け板連結棒とスペーサで固定する事を特徴とする気泡緩衝材減容装置。
【請求項6】
本体又はその架台に設けた貫通孔と止め駒に依る収納袋固定具で、
収納袋の着脱を容易にした事を特徴とする気泡緩衝材減容装置、又はその架台。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
荷物を運搬する際に梱包資材として気泡緩衝材が使用される。
これは2枚の樹脂シートで空気を閉じ込めた円柱状の空気溜まりを作り、その空気圧で緩衝材の機能を実現するものであり、エアパッキン、エアキャップ、プチプチ等と商標登録された物を含み様々な呼び名がある。
本願発明ではこれを気泡緩衝材と呼び、その空気を閉じ込めた円形の底面を持つ円柱状部分を空気溜まりと呼ぶものとする。
続きを表示(約 1,700 文字)【0002】
気泡緩衝材の構造の詳細や、有用であるが使用後は嵩張る事が欠点であり、その減容化が望まれるという事は特許文献1~特許文献12等で詳細に記述されており、いわば公知の事項なので、本願では詳述しないが、本願発明はその気泡緩衝材の減容装置に関するものである。
【背景技術】
【0003】
気泡緩衝材の減容装置に関しては、従来種々の装置が提案されているが、何れも装置が大型で複雑、製作が困難で量産には不向きであり、ましてや家庭用としての小型、安価な製品は現時点では皆無である。
実際に公表されている特許文献1~特許文献12の様な従来の気泡緩衝材減容装置に於いて、どの様な問題があるかは特許文献13で詳述されているのでここでは繰り返さない。
【0004】
特許文献13~特許文献15の方法は極めて実用的なものであり、安価で、工業用としても適用可能で、汎用品として小型化し、家庭でも使用できる気泡緩衝材減容装置の製作方法である。
本願の気泡緩衝材減容装置は特許文献13~特許文献15の方法を踏襲し、その欠点を改善するものである。
これに伴い、特許文献13~特許文献15と共通する部品の呼称や用語は公知のものとしてそのまま踏襲し、改めて詳細な説明はしないものとする。
【0005】
なお、「背景技術」と言っても、現時点で公式に市場に出ている気泡緩衝材減容装置は存在しないので、それに対して公的に言及したり改善すべき技術も無い。
従ってここで述べる「背景技術」は技術皆無の状態から特許文献13~特許文献15で全く新規に気泡緩衝材減容装置を開発する過程で判明した改善事項であり、通常の「背景技術」とは趣が異なるものである。
【0006】
第1の背景技術について説明する。
図1は基本的な気泡緩衝材減容装置であり、本願の気泡緩衝材減容装置も基本構成は同様である。
図1に於いて投入ガイド1は気泡緩衝材を減容部2にガイドする為の物で、気泡緩衝材の投入作業をし易くする為の物である。
減容部2は穿孔ローラ203、受けローラ204、分離板295(図中明示無し)を有し、主としてこの3つで気泡緩衝材を穿孔、圧縮、分離、移動を行なう。この動作については特許文献13に詳しく述べられている。
【0007】
駆動部3は穿孔ローラ203等を駆動するモータと、モータを制御する各種スイッチや制御回路でありその回路や、穿孔ローラ203や受けローラ204のシャフトを減容部2に設置する際の軸受けに何を用いるか等の機構については、公知の技術を用いれば様々な実現方法があり、一般に公知の技術で充分であり、当業者であれば容易に製作でき、本願の主題とは無関係なので以降では必要時以外は特に言及せず、図にも記載しないものとする。
【0008】
脚4は前記投入ガイド1、減容部2、駆動部3を一体と成した気泡緩衝材減容装置を支える事ができれば公知の棒状の物でも、箱状の物でも良く、本願の主題とは無関係なので以降では必要時以外は特に言及はせず、図にも記載しないものとする。
【0009】
特許文献15の図7、図15の様な分離板が提案されている。
これらの分離板は気泡緩衝材減容装置を構成する上では重要な部品である。
他方、多品種少量生産の気泡緩衝材減容装置ではこの分離板はポリアセタール樹脂(以下POM樹脂)等を1個ずつ切削加工で製作するので高価である。
比較的小型の気泡緩衝材減容装置では低コストである事が重要であり、特許文献15の分離板はそのままでは採用し難いので、本願請求項1ではその対策案を示す。
【0010】
第2の背景技術について説明する。
特許文献15の図21で掻き車と被掻き車が提案されている。
これも気泡緩衝材減容装置の機能として重要であるが、通常少量生産の気泡緩衝材減容装置では、特に掻き車はPOM樹脂等を1個ずつ切削加工で製作するので高価である。
(【0011】以降は省略されています)

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