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公開番号
2025021842
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023125847
出願日
2023-08-01
発明の名称
泡吐出容器及び装着キャップ
出願人
花王株式会社
代理人
弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
主分類
B65D
47/20 20060101AFI20250206BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】良好な泡質を得ることができると共に、十分な泡吐出量を確保することが可能な泡吐出容器及び装着キャップに関する。
【解決手段】液体及び空気を混合して泡を生成させる混合室を内部に有する筒状部と、筒状部の内周面から筒状部の径方向外側に向けて凹み、かつ、筒状部の軸方向に沿って延びる複数の溝部と、混合室で生成された泡を吐出可能なノズルと、容器本体内部から混合室に液体を導入させる液体流路と、容器本体内部から混合室に空気を導入させる空気導入孔と、混合室からノズルに向けて泡を供給する泡流路と、筒状部と液体流路との間に設けられ、筒状部及び液体流路に連通する弁座部と、弁座部に載置可能に構成されており、液体流路を開閉可能なボール弁とを備え、筒状部の内周面の径は、ボール弁の径よりも大きく形成されており、複数の溝部は、筒状部の周方向に間隔をおいて設けられており、空気導入孔は、溝部と弁座部との間、又は溝部を含む筒状部の内周面に設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を収容可能な容器本体を備える泡吐出容器であって、
液体及び空気を混合して泡を生成させる混合室を内部に有する筒状部と、
前記筒状部の内周面から前記筒状部の径方向外側に向けて凹み、かつ、前記筒状部の軸方向に沿って延びる複数の溝部と、
前記混合室で生成された泡を吐出可能なノズルと、
前記容器本体内部から前記混合室に液体を導入させる液体流路と、
前記容器本体内部から前記混合室に空気を導入させる空気導入孔と、
前記混合室から前記ノズルに向けて泡を供給する泡流路と、
前記筒状部と前記液体流路との間に設けられ、前記筒状部及び前記液体流路に連通する弁座部と、
前記弁座部に載置可能に構成されており、前記液体流路を開閉可能なボール弁と
を備え、
前記筒状部の内周面の径は、前記ボール弁の径よりも大きく形成されており、
前記複数の溝部は、前記筒状部の周方向に間隔をおいて設けられており、
前記空気導入孔は、前記溝部と前記弁座部との間、又は前記溝部を含む前記筒状部の内周面に設けられている
泡吐出容器。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記空気導入孔は、前記溝部の延在方向の中央部よりも前記弁座部側に設けられている
請求項1に記載の泡吐出容器。
【請求項3】
前記筒状部の軸方向において、前記筒状部の内周面の長さは、前記ボール弁の径に対して1.5倍以上である
請求項1又は2に記載の泡吐出容器。
【請求項4】
前記筒状部の内周面は、前記泡流路側の端部から前記液体流路側の端部に向けて、前記筒状部の径方向内側に傾斜している
請求項1~3のいずれか1項に記載の泡吐出容器。
【請求項5】
前記空気導入孔は、前記筒状部の周方向に沿って複数設けられている
請求項1~4のいずれか1項に記載の泡吐出容器。
【請求項6】
前記空気導入孔は、前記溝部に対応する位置に設けられている
請求項5に記載の泡吐出容器。
【請求項7】
スクイズフォーマー容器である
請求項1~6のいずれか1項に記載の泡吐出容器。
【請求項8】
液体を収容可能な容器本体に対して取り付け可能に構成された装着キャップであって、
液体及び空気を混合して泡を生成させる混合室を内部に有する筒状部と、
前記筒状部の内周面から前記筒状部の径方向外側に向けて凹み、かつ、前記筒状部の軸方向に沿って延びる複数の溝部と、
前記混合室で生成された泡を吐出可能なノズルと、
前記容器本体内部から前記混合室に液体を導入させる液体流路と、
前記容器本体内部から前記混合室に空気を導入させる空気導入孔と、
前記混合室から前記ノズルに向けて泡を供給する泡流路と、
前記筒状部と前記液体流路との間に設けられ、前記筒状部及び前記液体流路に連通する弁座部と、
前記弁座部に載置可能に構成されており、前記液体流路を開閉可能なボール弁と
を備え、
前記筒状部の内周面の径は、前記ボール弁の径よりも大きく形成されており、
前記複数の溝部は、前記筒状部の周方向に間隔をおいて設けられており、
前記空気導入孔は、前記溝部と前記弁座部との間、又は前記溝部を含む前記筒状部の内周面に設けられている
装着キャップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、泡吐出容器及び装着キャップに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、液体を収容可能な容器本体に対して取り付け可能に構成された装着キャップが知られている。例えば、特許文献1には、空気及び内容液を混合して泡を生成する混合室と、空気を混合室に流入させる空気通路と、内容液を混合室に流入させる液通路と、液通路の上部に設けられたボールと、ボールを支持する弁座と、ボールの上部に設けられたボール抑え部とを備えるノズル部材(装着キャップ)が記載されている。このボールは、弁座に当接することで液通路を閉塞し、液通路から混合室に流入される内容液に押圧されることで液通路を開放するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-143247号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のノズル部材では、ボールの上部にボール抑え部が設けられることでボールによる液通路の開閉動作を円滑に行うことができる反面、上下方向におけるボールの移動距離が制限されるため、空気及び内容液を混合するための空間を確保することが難しく、泡質不良や泡吐出量の制限が生じやすいという問題がある。
【0005】
本発明は、良好な泡質を得ることができると共に、十分な泡吐出量を確保することが可能な泡吐出容器及び装着キャップに関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る泡吐出容器は、液体を収容可能な容器本体を備える泡吐出容器であって、液体及び空気を混合して泡を生成させる混合室を内部に有する筒状部と、前記筒状部の内周面から前記筒状部の径方向外側に向けて凹み、かつ、前記筒状部の軸方向に沿って延びる複数の溝部と、前記混合室で生成された泡を吐出可能なノズルと、前記容器本体内部から前記混合室に液体を導入させる液体流路と、前記容器本体内部から前記混合室に空気を導入させる空気導入孔と、前記混合室から前記ノズルに向けて泡を供給する泡流路と、前記筒状部と前記液体流路との間に設けられ、前記筒状部及び前記液体流路に連通する弁座部と、前記弁座部に載置可能に構成されており、前記液体流路を開閉可能なボール弁とを備え、前記筒状部の内周面の径は、前記ボール弁の径よりも大きく形成されており、前記複数の溝部は、前記筒状部の周方向に間隔をおいて設けられており、前記空気導入孔は、前記溝部と前記弁座部との間、又は前記溝部を含む前記筒状部の内周面に設けられている。
【0007】
また、本発明に係る装着キャップは、液体を収容可能な容器本体に対して取り付け可能に構成された装着キャップであって、液体及び空気を混合して泡を生成させる混合室を内部に有する筒状部と、前記筒状部の内周面から前記筒状部の径方向外側に向けて凹み、かつ、前記筒状部の軸方向に沿って延びる複数の溝部と、前記混合室で生成された泡を吐出可能なノズルと、前記容器本体内部から前記混合室に液体を導入させる液体流路と、前記容器本体内部から前記混合室に空気を導入させる空気導入孔と、前記混合室から前記ノズルに向けて泡を供給する泡流路と、前記筒状部と前記液体流路との間に設けられ、前記筒状部及び前記液体流路に連通する弁座部と、前記弁座部に載置可能に構成されており、前記液体流路を開閉可能なボール弁とを備え、前記筒状部の内周面の径は、前記ボール弁の径よりも大きく形成されており、前記複数の溝部は、前記筒状部の周方向に間隔をおいて設けられており、前記空気導入孔は、前記溝部と前記弁座部との間、又は前記溝部を含む前記筒状部の内周面に設けられている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の泡吐出容器及び装着キャップによれば、良好な泡質を得ることができると共に、十分な泡吐出量を確保することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る泡吐出容器を示す斜視図である。
本実施形態に係る泡吐出容器を示す平面図である。
本実施形態に係る泡吐出容器の分解図である。
図2のA-A´線に沿った断面図である。
図2のB-B´線に沿った断面図である。
外気導入路及び泡流路が連通状態における装着キャップの断面図である。
外気導入路及び泡流路が非連通状態における装着キャップの断面図である。
図6のC-C´線に沿った断面図である。
図7のD-D´線に沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。また、本実施形態においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や、一部の構成要素が省略されている場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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