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公開番号
2025021608
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023125426
出願日
2023-08-01
発明の名称
情報処理装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社野村総合研究所
代理人
個人
,
個人
主分類
G08G
1/01 20060101AFI20250206BHJP(信号)
要約
【課題】観光客が利用しやすい道路を、観光客の利用を推奨する道路として提案する。
【解決手段】サーバの実行装置は、特定地域内に設けられた道路を走行する車両から受信した複数の画像データの中で、車両が写っている画像データを取得する(S31)。サーバの実行装置は、取得した画像データが示す画像を解析することによって、当該画像に写っている車両が、地元住民が運転する車両であるか、観光客が運転する車両であるかを判別する(S32)。サーバの実行装置は、画像に写っている車両の判別結果に基づいて、道路を走行する複数の車両のうち、観光客が運転する車両が占める割合である第1割合を、複数の道路毎に算出する(S33)。サーバの実行装置は、複数の道路の中で、第1割合が第1閾値以上となる道路を、観光客の利用を推奨する道路として提案する(S81)。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
観光地及び当該観光地の周辺地域を含む予め定められた地域である特定地域内に設けられた複数の道路に関する情報を記憶する記憶装置と、
前記特定地域内に位置する車両に搭載されたカメラにより当該車両の周囲を撮影した画像のデータである画像データを、当該車両から受信する通信機と、
実行装置と、を備え、
前記実行装置は、
前記道路を走行する車両から前記通信機が受信した複数の前記画像データの中で、車両が写っている前記画像データを取得することと、
取得した前記画像データが示す前記画像を解析することによって、当該画像に写っている車両が、地元住民が運転する車両であるか、観光客が運転する車両であるかを判別することと、
前記画像に写っている車両の判別結果に基づいて、前記道路を走行する複数の車両のうち、観光客が運転する車両が占める割合である第1割合を、複数の前記道路毎に算出することと、
複数の前記道路の中で、前記第1割合が第1閾値以上となる前記道路を、観光客の利用を推奨する前記道路として提案することと、を実行する
情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記記憶装置は、前記特定地域内に設けられた複数の駐車場に関する情報を記憶しており、
前記実行装置は、
前記駐車場に位置する車両から前記通信機が受信した複数の前記画像データの中で、車両が写っている前記画像データを取得することと、
取得した前記画像データが示す前記画像を解析することによって、当該画像に写っている車両が、地元住民が運転する車両であるか、観光客が運転する車両であるかを判別することと、
前記画像に写っている車両の判別結果に基づいて、前記駐車場に位置する複数の車両のうち、観光客が運転する車両が占める割合である第2割合を、複数の前記駐車場毎に算出することと、
複数の前記駐車場の中で、前記第2割合が第2閾値以上となる前記駐車場を、観光客の利用を推奨する前記駐車場として提案することと、を実行する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記実行装置は、
前記道路で渋滞が発生している場合、当該渋滞に巻き込まれている車両から前記通信機が受信した複数の前記画像データの中で、車両が写っている前記画像データを取得することと、
取得した前記画像データが示す前記画像を解析することによって、当該画像に写っている車両が、地元住民が運転する車両であるか、観光客が運転する車両であるかを判別することと、
前記画像に写っている車両の判別結果に基づいて、前記渋滞に巻き込まれている複数の車両のうち、観光客が運転する車両が占める割合である第3割合を算出することと、
算出した前記第3割合が第3閾値以上である場合に、観光客が前記観光地に訪れているために前記道路で前記渋滞が発生していることを、観光客に対して通知することと、を実行する
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記実行装置は、
前記画像に写っている車両の判別結果に基づいて、前記道路における第1方向に向かうための第1路線を走行する複数の車両のうち、観光客が運転する車両が占める割合である第1路線割合を算出することと、
前記画像に写っている車両の判別結果に基づいて、前記道路における前記第1方向とは反対の第2方向に向かうための第2路線を走行する複数の車両のうち、観光客が運転する車両が占める割合である第2路線割合を算出することと、
前記第1路線割合及び前記第2路線割合を観光客に対して通知することと、を実行する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
車両に張り付け可能であって当該車両の乗員を識別するための予め定められた標識を特定標識としたとき、
前記実行装置は、
前記特定地域内に位置する車両から前記通信機が受信した複数の前記画像データの中で、車両が写っている前記画像データを取得することと、
取得した前記画像データが示す前記画像を解析することによって、当該画像に写っている車両が、地元住民が運転する車両であるか、観光客が運転する車両であるかを判別することと、
観光客が運転すると判別した複数の車両のうち、前記特定標識が貼り付けられた車両が占める割合である特定割合を算出することと、を実行する
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1の車両は、GPS装置と、データ処理装置とを備えている。データ処理装置は、観光地毎の道路情報及び観光情報をデータベースとして予め記憶している。データ処理装置は、GPS装置により車両の現在位置を検出する。データ処理装置は、車両の現在位置に基づいて、当該現在位置の周辺の道路情報及び観光情報をデータベースから取得する。データ処理装置は、取得した道路情報及び観光情報を車両の運転者に対して案内する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平07-332997号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、観光地の周辺地域では、観光地に訪れる観光客が利用しやすい道路等の設備と、観光地の地元住民が利用しやすい道路等の設備とが混在している。したがって、例えば観光地を管轄する自治体では、自治体の外部の地域から観光地へ車両で訪れる観光客に対して、観光客が利用しやすい道路等の設備を適切に案内したいという要望がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための情報処理装置は、観光地及び当該観光地の周辺地域を含む予め定められた地域である特定地域内に設けられた複数の道路に関する情報を記憶する記憶装置と、前記特定地域内に位置する車両に搭載されたカメラにより当該車両の周囲を撮影した画像のデータである画像データを、当該車両から受信する通信機と、実行装置と、を備え、前記実行装置は、前記道路を走行する車両から前記通信機が受信した複数の前記画像データの中で、車両が写っている前記画像データを取得することと、取得した前記画像データが示す前記画像を解析することによって、当該画像に写っている車両が、地元住民が運転する車両であるか、観光客が運転する車両であるかを判別することと、前記画像に写っている車両の判別結果に基づいて、前記道路を走行する複数の車両のうち、観光客が運転する車両が占める割合である第1割合を、複数の前記道路毎に算出することと、複数の前記道路の中で、前記第1割合が第1閾値以上となる前記道路を、観光客の利用を推奨する前記道路として提案することと、を実行する。
【発明の効果】
【0006】
一般的に、第1割合が高いほど、その第1割合に対応する道路は、観光客が利用しやすい傾向がある。したがって、上記構成によれば、第1割合が第1閾値以上となる道路、すなわち観光客が利用しやすい道路を、観光客の利用を推奨する道路として提案できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、情報処理システムの概略構成図である。
図2は、特定地域に関する説明図である。
図3は、収集制御を示すシーケンス図である。
図4は、更新制御を示すフローチャートである。
図5は、配信制御を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<情報処理システムの概略構成>
以下、本発明の一実施形態を図1~図5にしたがって説明する。先ず、情報処理システム100の概略構成について説明する。
【0009】
図1に示すように、情報処理システム100は、複数の車両10を備えている。車両10としては、例えばユーザが運転する自動車である。なお、図1では、1つの車両10のみを代表して図示している。
【0010】
車両10は、ドライブレコーダ10Aを備えている。ドライブレコーダ10Aは、車両10の周囲の画像等を記録するための装置である。ドライブレコーダ10Aは、GNSS受信機31、及びカメラ32を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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