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公開番号
2025020807
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124399
出願日
2023-07-31
発明の名称
支援制御装置、支援制御方法、及びプログラム
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250205BHJP(信号)
要約
【課題】予防安全技術において、支援装置と通信できない移動物体に対して適切な支援を行う。
【解決手段】支援制御装置は、第1の移動物体及び第2の移動物体の位置情報を取得する取得部と、前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体の位置情報に基づいて、前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体の交通支援を行う必要があるか否かを判断する第1判断部と、前記第1判断部により前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体の交通支援を行う必要ありと判断された場合に、前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体が前記支援制御装置と通信することができるか否かを判断する第2判断部と、前記第2判断部により前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体が前記支援制御装置と通信できないと判断された場合に、前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体の少なくとも一方に対して通信手段を用いずに交通支援を行うための支援制御部とを備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
支援制御装置であって、
第1の移動物体及び第2の移動物体の位置情報を取得する取得部と、
前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体の位置情報に基づいて、前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体に対する交通支援を行う必要があるか否かを判断する第1判断部と、
前記第1判断部によって前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体に対する交通支援を行う必要があると判断された場合に、前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体が前記支援制御装置と通信することができるか否かを判断する第2判断部と、
前記第2判断部によって前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体が前記支援制御装置と通信することができないと判断された場合に、前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体の少なくとも一方に対して通信手段を用いずに交通支援を行うための制御を行う支援制御部と
を備える支援制御装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記支援制御部は、前記第2判断部によって前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体の少なくとも一方の移動物体が前記支援制御装置と通信することができると判断された場合に、前記少なくとも一方の移動物体に対して通信手段を用いて交通支援を行うための制御を行う
請求項1に記載の支援制御装置。
【請求項3】
前記支援制御部は、前記第2判断部によって前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体が前記支援制御装置と通信することができないと判断された場合に、前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体の少なくとも一方の移動物体に対して、音声又は視覚的手段を通じて交通支援を行うための制御を行う
請求項1又は2に記載の支援制御装置。
【請求項4】
前記支援制御部は、前記第2判断部によって前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体が前記支援制御装置と通信することができないと判断された場合に、前記少なくとも一方の移動物体に対して、前記少なくとも一方の移動物体から予め定められた範囲内に位置し、かつ、前記支援制御装置と通信可能な移動物体を通じて、音声又は視覚的に交通支援を行うための制御を行う
請求項3に記載の支援制御装置。
【請求項5】
1つ又は複数の第3の移動物体から送信された、前記1つ又は複数の第3の移動物体の位置情報を、通信手段を通じて受信するための制御を行う受信制御部
をさらに備え、
前記支援制御部は、前記第2判断部によって前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体が前記支援制御装置と通信することができないと判断された場合に、前記1つ又は複数の第3の移動物体の位置情報に基づいて、前記1つ又は複数の第3の移動物体のうち、前記少なくとも一方の移動物体から予め定められた範囲内に位置し、かつ、前記支援制御装置と通信可能な移動物体を選択し、選択した移動物体を通じて、前記少なくとも一方の移動物体に対して前記音声又は視覚的に交通支援を行うための制御を行う
請求項4に記載の支援制御装置。
【請求項6】
前記支援制御部は、前記第2判断部によって前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体が前記支援制御装置と通信することができないと判断された場合に、前記1つ又は複数の第3の移動物体のうち、前記少なくとも一方の移動物体から予め定められた範囲内に位置し、前記少なくとも一方の移動物体の進行方向の先に存在し、かつ、前記支援制御装置と通信可能な移動物体を選択する
請求項5に記載の支援制御装置。
【請求項7】
前記支援制御部は、前記第2判断部によって前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体が前記支援制御装置と通信することができないと判断された場合に、前記少なくとも一方の移動物体に対して、前記移動物体の進路上に設けられた表示装置又は音声出力装置を用いて交通支援を行うための制御を行う
請求項3に記載の支援制御装置。
【請求項8】
前記第1判断部は、前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体の位置情報に基づいて、前記第1の移動物体が前記第2の移動物体と接近するリスクがある場合に、前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体に対する交通支援を行う必要があると判断する
請求項1又は2に記載の支援制御装置。
【請求項9】
前記支援制御部は、前記第2判断部によって前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体が前記支援制御装置と通信することができないと判断された場合に、前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体の少なくとも一方の移動物体に対して、前記少なくとも一方の移動物体の進路上に設けられた表示装置又は音声出力装置を用いて、他方の移動物体の位置又は前記他方の移動物体までの距離を示す情報を通知するための制御を行う
請求項8に記載の支援制御装置。
【請求項10】
前記支援制御部は、前記第2判断部によって前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体が前記支援制御装置と通信することができないと判断された場合に、前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体の少なくとも一方の移動物体に対して、前記少なくとも一方の移動物体の進路上に設けられた表示装置又は音声出力装置を用いて、他方の移動物体が接近するリスクが高いほど警報情報を強調して出力させるための制御を行う
請求項8に記載の支援制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、支援制御装置、支援制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、交通参加者の中でも脆弱な立場にある人々にも配慮した持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する取り組みが活発化している。この実現に向けて予防安全技術に関する研究開発を通して交通の安全性や利便性をより一層改善する研究開発に注力している。特許文献1-2には、車両の運行支援に関する技術が記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
特許文献1 特開2019-175201号公報
特許文献2 特開2021-92840号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、予防安全技術においては、支援装置と通信できない移動物体に対する支援が課題となる。本願は上記課題の解決のため、支援装置と通信できない移動物体に対して適切な支援を行うことを目的としたものである。そして、延いては持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の第1の態様においては、支援制御装置が提供される。支援制御装置は、第1の移動物体及び第2の移動物体の位置情報を取得する取得部を備える。支援制御装置は、前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体の位置情報に基づいて、前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体に対する交通支援を行う必要があるか否かを判断する第1判断部を備える。支援制御装置は、前記第1判断部によって前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体に対する交通支援を行う必要があると判断された場合に、前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体が前記支援制御装置と通信することができるか否かを判断する第2判断部を備える。支援制御装置は、前記第2判断部によって前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体が前記支援制御装置と通信することができないと判断された場合に、前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体の少なくとも一方に対して通信手段を用いずに交通支援を行うための制御を行う支援制御部を備える。
【0005】
上記支援制御装置において、前記支援制御部は、前記第2判断部によって前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体の少なくとも一方の移動物体が前記支援制御装置と通信することができると判断された場合に、前記少なくとも一方の移動物体に対して通信手段を用いて交通支援を行うための制御を行ってよい。
【0006】
上記いずれかの支援制御装置において、前記支援制御部は、前記第2判断部によって前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体が前記支援制御装置と通信することができないと判断された場合に、前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体の少なくとも一方の移動物体に対して、音声又は視覚的手段を通じて交通支援を行うための制御を行ってよい。
【0007】
上記いずれかの支援制御装置において、前記支援制御部は、前記第2判断部によって前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体が前記支援制御装置と通信することができないと判断された場合に、前記少なくとも一方の移動物体に対して、前記少なくとも一方の移動物体から予め定められた範囲内に位置し、かつ、前記支援制御装置と通信可能な移動物体を通じて、音声又は視覚的に交通支援を行うための制御を行ってよい。
【0008】
上記いずれかの支援制御装置は、1つ又は複数の第3の移動物体から送信された、前記1つ又は複数の第3の移動物体の位置情報を、通信手段を通じて受信するための制御を行う受信制御部をさらに備えてよい。前記支援制御部は、前記第2判断部によって前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体が前記支援制御装置と通信することができないと判断された場合に、前記1つ又は複数の第3の移動物体の位置情報に基づいて、前記1つ又は複数の第3の移動物体のうち、前記少なくとも一方の移動物体から予め定められた範囲内に位置し、かつ、前記支援制御装置と通信可能な移動物体を選択し、選択した移動物体を通じて、前記少なくとも一方の移動物体に対して前記音声又は視覚的に交通支援を行うための制御を行ってよい。
【0009】
上記いずれかの支援制御装置において、前記支援制御部は、前記第2判断部によって前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体が前記支援制御装置と通信することができないと判断された場合に、前記1つ又は複数の第3の移動物体のうち、前記少なくとも一方の移動物体から予め定められた範囲内に位置し、前記少なくとも一方の移動物体の進行方向の先に存在し、かつ、前記支援制御装置と通信可能な移動物体を選択してよい。
【0010】
上記いずれかの支援制御装置において、前記支援制御部は、前記第2判断部によって前記第1の移動物体及び前記第2の移動物体が前記支援制御装置と通信することができないと判断された場合に、前記少なくとも一方の移動物体に対して、前記移動物体の進路上に設けられた表示装置又は音声出力装置を用いて交通支援を行うための制御を行ってよい。
(【0011】以降は省略されています)
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