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公開番号
2024161833
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-20
出願番号
2023076918
出願日
2023-05-08
発明の名称
表示システム
出願人
京セラ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20241113BHJP(信号)
要約
【課題】対象物体の報知の漏れを低減する。
【解決手段】表示システム10は第1の表示装置12と第2の表示装置13とを有する。第1の表示装置12は特定の空間領域から見た場合に車両の外部領域の中で車両の車体の一部に遮蔽される第1の光景を表示可能である。第1の表示装置12は第1の報知を行う。第1の報知は第1の光景に含まれる対象物体に関する報知である。第2の表示装置は視認面を介して空間領域から視認可能な第2の光景に視覚情報を重畳可能である。第2の表示装置13は第2の報知を行う。第2の報知は第2の光景に含まれる対象物体に関する報知である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両内の特定の空間領域から見た場合に、該車両の外部領域の中で該車両の車体の一部に遮蔽される第1の光景を表示可能な第1の表示装置と、
視認面を介して、前記空間領域から視認可能な第2の光景に視覚情報を重畳可能な第2の表示装置と、を備え、
前記第1の光景に含まれる対象物体に関する報知である第1の報知を第1の表示装置が行い、前記第2の光景に含まれる前記対象物体に関する報知である第2の報知を第2の表示装置が行う
表示システム。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の表示システムにおいて、
前記第1の表示装置は、前記車両に対する前記対象物体の相対的な移動により該対象物体が前記第2の光景から前記第1の光景に移った場合、前記第1の報知を行う
表示システム。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の表示システムにおいて、
前記第2の表示装置は、光を透過する透明部材に第1の画像を投影することにより、前記第2の光景に付加した虚像を、前記空間領域から前記第2の表示装置を見る搭乗者に認識させるヘッドアップディスプレイである
表示システム。
【請求項4】
請求項3に記載の表示システムにおいて、
前記ヘッドアップディスプレイは、前記第2の報知として、前記対象物体と前記第1の画像の虚像とを関連付けて前記搭乗者に認識させる
表示システム。
【請求項5】
請求項4に記載の表示システムにおいて、
前記第1の表示装置は、前記第1の光景に相当する第2の画像を表示する
表示システム。
【請求項6】
請求項5に記載の表示システムにおいて、
前記第1の表示装置は、前記第1の光景を遮蔽する前記車体の一部の表面に前記第2の画像を表示する
表示システム。
【請求項7】
請求項6に記載の表示システムにおいて、
前記第1の表示装置は、前記第1の報知として、前記第2の画像に含まれる前記対象物体の画像に関連付けて、第3の画像を表示する
表示システム。
【請求項8】
請求項7に記載の表示システムにおいて、
前記第1の画像及び前記第3の画像は、同一又は類似する形状である
表示システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
車両を安全に運転することが求められている。車両の安全な運転には、車両の周囲の外部領域に存在する障害物等の対象物体を把握することが求められる。そこで、ヘッドアップディスプレイを使用して、前方視野内の危険個所を示す文字、記号等を表示する運転支援装置が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-219077号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の運転支援装置では、車両の周囲の外部領域に存在する対象物体の報知に漏れが生じることがある。
【0005】
従って、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされた本開示の目的は、車両の周囲に存在する対象物体の報知の漏れを低減させる表示システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した諸課題を解決すべく、第1の観点による表示システムは、
車両内の特定の空間領域から見た場合に、該車両の外部領域の中で該車両の車体の一部に遮蔽される第1の光景を表示可能な第1の表示装置と、
視認面を介して、前記空間領域から視認可能な第2の光景に視覚情報を重畳可能な第2の表示装置と、を備え、
前記第1の光景に含まれる対象物体に関する報知である第1の報知を第1の表示装置が行い、前記第2の光景に含まれる前記対象物体に関する報知である第2の報知を第2の表示装置が行う。
【発明の効果】
【0007】
上記のように構成された本開示に係る表示システムによれば、車両の周囲に存在する対象物体の報知の漏れが低減する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る表示システムの概略構成を示す機能ブロック図である。
図1の表示システムの車両内での配置を示す配置図である。
図1の第1の表示装置及び第2の表示装置から視認可能な光景を説明する図である。
第1の表示装置における第1の報知により搭乗者が視認する光景を示す図である。
第2の表示装置における第2の報知により搭乗者が視認する光景を示す図である。
図1の制御装置が実行する報知処理を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示を適用した表示システムの実施形態について、図面を参照して説明する。
【0010】
図1に示すように、一実施形態に係る表示システムは、第1の表示装置12及び第2の表示装置13を含んで構成される。表示システム10は、更に、カメラ部14及び制御装置15を含んで構成されてよい。制御装置15は、第1の表示装置12及び第2の表示装置13の少なくとも一方に内蔵されてよい。
(【0011】以降は省略されています)
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