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公開番号2025009389
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023112367
出願日2023-07-07
発明の名称負荷制御システム及び負荷制御方法
出願人京セラ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H05B 47/18 20200101AFI20250110BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】負荷機器の消費電力を低減する技術を改善する。
【解決手段】負荷制御システムは、制御装置と、制御装置から受信する制御信号に基づいて動作する少なくとも1つの負荷機器と、制御装置と負荷機器との間の通信を中継する少なくとも1つのスイッチと、切り替え装置とを含む。切り替え装置は、制御装置の制御に基づいて、スイッチに電力を供給するか又はスイッチへの電力供給を制限するかを切り替え可能である。制御装置は、負荷機器に制御信号をスイッチを介して送信するときに、スイッチに電力が供給されるように切り替え装置を切り替える。制御装置は、負荷機器に制御信号をスイッチを介して送信した後、スイッチへの電力供給が制限されるように切り替え装置を切り替える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
制御装置と、
前記制御装置から受信する制御信号に基づいて動作する少なくとも１つの負荷機器と、
前記制御装置と前記負荷機器との間の通信を中継する少なくとも１つのスイッチと、
前記制御装置の制御に基づいて、前記スイッチに電力を供給するか又は前記スイッチへの電力供給を制限するかを切り替え可能な切り替え装置と
を含み、
前記制御装置は、
前記負荷機器に前記制御信号を前記スイッチを介して送信するときに、前記スイッチに電力が供給されるように前記切り替え装置を切り替え、
前記負荷機器に前記制御信号を前記スイッチを介して送信した後、前記スイッチへの電力供給が制限されるように前記切り替え装置を切り替える、負荷制御システム。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記切り替え装置は、前記制御装置の制御に基づいて、前記負荷機器に電力を供給するか又は前記負荷機器への電力供給を制限するかを切り替え可能であり、
前記制御装置は、
前記負荷機器を動作させるとき、前記負荷機器に電力が供給されるように前記切り替え装置を切り替え、
前記負荷機器を停止させるとき、前記負荷機器への電力供給が制限されるように前記切り替え装置を切り替える、請求項１に記載の負荷制御システム。
【請求項３】
前記負荷機器は、灯具であり、前記スイッチと通信可能な通信部と、第１初期照度又は第２初期照度を記憶する記憶部と備え、
前記灯具は、前記切り替え装置から電力が供給されると、前記通信部の起動が完了するまで前記第１初期照度又は前記第２初期照度で点灯する、請求項１又は２に記載の負荷制御システム。
【請求項４】
前記第１初期照度は、前記灯具の外部から設定される灯具の初期照度である、請求項３に記載の負荷制御システム。
【請求項５】
前記灯具は、前記制御信号に基づいて消灯する前、前記記憶部に前記第１初期照度が記憶されていない場合、消灯直前の前記灯具の照度を第２初期照度として前記記憶部に記憶させる、請求項３に記載の負荷制御システム。
【請求項６】
前記灯具は、前記通信部の起動が完了すると、前記スイッチを介して前記制御装置から制御信号を前記通信部によって受信し、前記制御信号が示す照度で点灯する、請求項３に記載の負荷制御システム。
【請求項７】
前記灯具は、
前記制御信号に基づいて点灯中の前記灯具の照度を変更した場合、変更後の前記灯具の照度を第３初期照度として前記記憶部に記憶させ、
前記負荷制御システムに停電が発生した場合、前記負荷制御システムが復電するとき、前記第３初期照度で点灯する、請求項３に記載の負荷制御システム。
【請求項８】
前記スイッチは、イーサネットスイッチである、請求項１に記載の負荷制御システム。
【請求項９】
制御装置と、
前記制御装置から受信する制御信号に基づいて動作する少なくとも１つの負荷機器と、
前記制御装置と前記負荷機器との間の通信を中継する少なくとも１つのスイッチと、
前記制御装置の制御に基づいて、前記スイッチに電力を供給するか又は前記スイッチへの電力供給を制限するかを切り替え可能な切り替え装置と
を含む負荷制御システムにおける負荷制御方法であって、
前記制御装置によって、前記負荷機器に前記制御信号を前記スイッチを介して送信するときに、前記スイッチに電力が供給されるように前記切り替え装置を切り替えることと、
前記制御装置によって、前記負荷機器に前記制御信号を前記スイッチを介して送信した後、前記スイッチへの電力供給が制限されるように前記切り替え装置を切り替えることと
を含む、負荷制御方法。
【請求項１０】
前記負荷機器は、灯具であり、
前記灯具に前記切り替え装置から電力が供給されると、前記灯具の通信部の起動が完了するまで前記灯具が第１初期照度又は第２初期照度で点灯することをさらに含む、請求項９に記載の負荷制御方法。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、負荷制御システム及び負荷制御方法に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、ネットワークを介して制御される負荷機器が知られている。このような負荷機器の消費電力を低減する技術が知られている。例えば、特許文献１には、ネットワーク装置により自発的に繰り返し送られる信号が、所定の遮断期間よりも短い期間内に受け取られる間、当該装置に給電し続けるネットワークスイッチが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第６１４８２３７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
負荷機器の消費電力を低減する技術には、改善の余地がある。例えば、負荷機器を含むシステムの消費電力を低減できれば、有用である。
【０００５】
かかる点に鑑みてなされた本開示の目的は、負荷機器の消費電力を低減する技術を改善することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一実施形態に係る負荷制御システムは、
制御装置と、
前記制御装置から受信する制御信号に基づいて動作する少なくとも１つの負荷機器と、
前記制御装置と前記負荷機器との間の通信を中継する少なくとも１つのスイッチと、
前記制御装置の制御に基づいて、前記スイッチに電力を供給するか又は前記スイッチへの電力供給を制限するかを切り替え可能な切り替え装置と
を含み、
前記制御装置は、
前記負荷機器に前記制御信号を前記スイッチを介して送信するときに、前記スイッチに電力が供給されるように前記切り替え装置を切り替え、
前記負荷機器に前記制御信号を前記スイッチを介して送信した後、前記スイッチへの電力供給が制限されるように前記切り替え装置を切り替える。
【０００７】
本開示の一実施形態に係る負荷制御方法は、
制御装置と、
前記制御装置から受信する制御信号に基づいて動作する少なくとも１つの負荷機器と、
前記制御装置と前記負荷機器との間の通信を中継する少なくとも１つのスイッチと、
前記制御装置の制御に基づいて、前記スイッチに電力を供給するか又は前記スイッチへの電力供給を制限するかを切り替え可能な切り替え装置と
を含む負荷制御システムにおける負荷制御方法であって、
前記制御装置によって、前記負荷機器に前記制御信号を前記スイッチを介して送信するときに、前記スイッチに電力が供給されるように前記切り替え装置を切り替えることと、
前記制御装置によって、前記負荷機器に前記制御信号を前記スイッチを介して送信した後、前記スイッチへの電力供給が制限されるように前記切り替え装置を切り替えることと
を含む。
【発明の効果】
【０００８】
本開示の一実施形態によれば、負荷機器の消費電力を低減する技術を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本開示の一実施形態に係る照明システムのブロック図である。
図１に示す灯具のブロック図である。
点灯中の灯具の設定処理の手順例を示すシーケンス図である。
第１リレー回路及び第２リレー回路の制御例を示す図である。
灯具の消灯処理の手順例を示すシーケンス図である。
第１リレー回路及び第２リレー回路の制御例を示す図である。
灯具の点灯処理の手順例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照して説明する。本開示に係る実施形態では、本開示の負荷制御システムは、図１に示すような照明システム１であるものとする。ただし、負荷制御システムは、ネットワークを介して制御される負荷機器を含めば、照明システム１に限定されない。以下の図面において、実線は、電力の流れを示す。破線は、通信の流れを示す。
（【００１１】以降は省略されています）

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