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公開番号
2025028588
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-03
出願番号
2023133497
出願日
2023-08-18
発明の名称
太陽電池装置及び太陽電池システム。
出願人
京セラ株式会社
代理人
主分類
E04D
1/30 20060101AFI20250221BHJP(建築物)
要約
【課題】
建材一体型太陽電池において、雨水等による受光面の汚れの発生を低減する。
【課題を解決するための手段】
本開示の一実施形態に係る太陽電池装置は、第1方向と前記第1方向に垂直な方向である第2方向とに平行な第1面を有する第1部分と、前記第1方向における前記第1部分の端部において、前記第1方向と前記第2方向の両方に垂直な方向である第3方向に向けて突出する第2部分と、を有する本体部と、受光面を有し、且つ、前記第1面の上に位置する太陽電池モジュールと、を備え、前記第3方向において、前記第2部分の上面と前記第1面との距離は、前記受光面と前記第1面との距離よりも小さい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向と前記第1方向に垂直な方向である第2方向とに平行な第1面を有する第1部分と、前記第1方向における前記第1部分の端部において、前記第1方向と前記第2方向の両方に垂直な方向である第3方向に向けて突出する第2部分と、を有する本体部と、
受光面を有し、且つ、前記第1面の上に位置する太陽電池モジュールと、を備え、
前記第3方向において、前記第2部分の上面と前記第1面との距離は、前記受光面と前記第1面との距離よりも小さい、太陽電池装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第3方向において、前記第2部分の上面と前記第1面との距離は、前記第2方向における全長にわたって、前記受光面と前記第1面との距離よりも小さい、請求項1に記載の太陽電池装置。
【請求項3】
前記太陽電池モジュールの前記第2方向における側面である第1側面を被覆する部分と、前記受光面を被覆する部分と、前記太陽電池モジュールと前記本体部との間に位置して前記第1面を被覆する部分とを有する第1被覆部をさらに有し、
前記第1被覆部は樹脂を含む、請求項1に記載の太陽電池装置。
【請求項4】
前記太陽電池モジュールの前記第1方向における側面であって、前記第2部分に対向する側面である第2側面を被覆する第2被覆部をさらに有し、
前記第2被覆部は樹脂を含み、
前記第3方向において、前記第2被覆部は、前記受光面よりも下側に位置する、請求項1に記載の太陽電池装置。
【請求項5】
前記第2部分は、前記上面に凹凸を有する、請求項1に記載の太陽電池装置。
【請求項6】
前記太陽電池モジュールは、前記第1面と対向する裏面を有し、
前記裏面は、端子箱と接している第1領域と、前記端子箱と接していない第2領域と、を有し、
前記第1面と前記第2領域とを接着する接着部をさらに有する、請求項1に記載の太陽電池装置。
【請求項7】
前記太陽電池モジュールは、前記受光面を構成する透光性基材を有し、
前記透光性基材は、前記受光面に凹凸を有する、請求項1に記載の太陽電池装置。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の太陽電池装置を複数含み、且つ、構造物の有する傾斜面の上に位置する太陽電池システムであって、
前記本体部は、前記傾斜面に接する第1脚部と、自太陽電池装置よりも前記第1方向の下側に位置する他の太陽電池装置に接する第2脚部と、をさらに有し、
前記第3方向から観察した場合、前記他の太陽電池装置の太陽電池素子と、前記第2脚部とは重ならない、太陽電池システム。
【請求項9】
第1方向と前記第1方向に垂直な方向である第2方向とに平行な第1面を有する第1部分と、前記第1方向における前記第1部分の端部において、前記第1面よりも上側に向けて突出する第2部分と、を有する本体部と、
受光面を有し、且つ、前記第1面の上に位置する太陽電池モジュールと、を備え、
前記第2部分は、前記受光面を含む仮想面よりも下側で終端する、太陽電池装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、太陽電池装置及び太陽電池システムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、建築資材と一体となった太陽電池装置(以下、建材一体型太陽電池ともいう。)と、それらを接続した太陽電池システムが知られていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003―003612号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的な建材一体型太陽電池では、発電効率の低下を防ぐために、雨水等による受光面の汚れの発生を低減することが課題である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施形態に係る太陽電池装置は、第1方向と前記第1方向に垂直な方向である第2方向とに平行な第1面を有する第1部分と、前記第1方向における前記第1部分の端部において、前記第1方向と前記第2方向の両方に垂直な方向である第3方向に向けて突出する第2部分と、を有する本体部と、受光面を有し、且つ、前記第1面の上に位置する太陽電池モジュールと、を備え、前記第3方向において、前記第2部分の上面と前記第1面との距離は、前記受光面と前記第1面との距離よりも小さい。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、受光面に雨水等が溜まりにくくなるため、雨水等による受光面の汚れの発生を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係る太陽電池装置A1により構成される太陽電池システムSYを構造物Bの傾斜面ISに設置した状態を示す外観斜視図である。
図1の太陽電池装置A1の外観斜視図である。
図2の太陽電池モジュールMo1の外観斜視図である。
図3の太陽電池モジュールMo1を裏側から見た外観斜視図である。
第1方向D1に垂直な切断面における発電部Mo10の端面図である。
図2中の太陽電池装置A1のVI部の部分拡大図である。
図6中のVII―VII線の切断面における太陽電池装置A1の端面図である。
図6中のVIII-VIII線の切断面における太陽電池装置A1の端面図である。
図2の本体部MP1の外観斜視図である。
図9の本体部MP1を裏側から見た外観斜視図である。
図9の本体部MP1の第1方向D1の負方向側及び第2方向D2の正方向側の端部周辺の部分拡大図である。
図9中のXII―XII線の切断面における端面図である。
図9の本体部MP1の変形例の第1方向D1の負方向側及び第2方向D2の負方向側の端部周辺の部分拡大図である。
図2の太陽電池装置A1を第2方向D2に向かって見た部分拡大図である。
図2の太陽電池装置A1の変形例の外観斜視図である。
図2のカバー体CO1の外観斜視図である。
図2の太陽電池装置A1を第2方向D2に向かって見た別の部分拡大図である。
図2の太陽電池装置A1の第1方向D1の負方向側及び第2方向D2の正方向側の端部周辺の部分拡大図である。
図2の太陽電池装置A1の第1方向D1の負方向側及び第2方向D2の負方向側の端部周辺を第3方向D3に向かって見た部分拡大図である。
図16のカバー体CO1の第2方向D2の負方向側の端部周辺の部分拡大図である。
図2の太陽電池装置A1を第2方向D2に向かって見た更に別の部分拡大図である。
図7の第2側面保護部PPs2の変形例に係る、図6中のVII―VII線の切断面における太陽電池装置A1の端面図である。
図1の太陽電池アレイの施工状況を説明するための図である。
図23の太陽電池システムSY1の施工に際した太陽電池装置A1の設置工程を説明するための部分拡大図である。
図1の太陽電池システムSY1を第2方向D2に向かって見た、太陽電池システムSY1の側面を示す図である。
図1の太陽電池システムSY1において第2方向D2に沿って互いに隣接する2つの太陽電池モジュールMo1の第1方向D1の負方向側の端部を示す部分拡大図である。
実施形態2に係る太陽電池装置A2を、第1方向D1の正方向側から見た外観図である。
図27中のXXVIII―XXVIII線の切断面における太陽電池装置A2の端面図である。
第1方向D1に垂直な切断面における、実施形態2に係る発電部Mo10の端面図である。
実施形態3に係る太陽電池装置A3を、第1方向D1の正方向側から見た外観図である。
実施形態4に係る太陽電池装置A4を、第2方向D2の負方向側から見た外観図である。
実施形態5に係る太陽電池装置A5を、第1方向D1の正方向側から見た外観図である。
図32中のXXXIII―XXXIII線の切断面における太陽電池装置A5の端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
建材一体型太陽電池は、屋外に設置されるため、雨が降った際に太陽電池装置の受光面に雨水が付着する。雨水には大気中の物質が含まれるため、太陽電池装置の受光面に雨水が付着した状態で雨水が乾燥すると、雨水中の溶存物質の析出又は雨水中の塵埃の付着等により、太陽電池装置の受光面上に汚れが発生してしまう。このような汚れによって、太陽電池装置に照射された太陽光が反射又は減衰されるため、太陽電池装置の内部に到達する太陽光の量が減少することがある。これにより、太陽電池装置の発電効率が低下することがある。
【0009】
本願発明者らは、受光面に雨水等が溜まりにくくすることで、雨水等による受光面の汚れの発生を低減することができる技術を創出した。
【0010】
以下において、実施形態について図面を参照しながら説明する。図面においては同様な構成及び機能を有する部分に同じ符号が付されており、下記説明では重複説明が省略される。図面は模式的に示されたものである。
(【0011】以降は省略されています)
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