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公開番号
2025058707
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023168814
出願日
2023-09-28
発明の名称
電源管理システム及び電源制御方法
出願人
京セラ株式会社
代理人
TRY国際弁理士法人
主分類
H02J
3/00 20060101AFI20250402BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】分散電源の出力電力を最大限に利用しつつ、系統電源を効率的に運転することを可能とする電源管理システム及び電源制御方法を提供する。
【解決手段】電源管理システム1は、電力系統12から解列可能な地域独立系統であり、地域独立系統に接続された分散電源を有するMG(Micro Grid100)と、地域独立系統を管理する管理装置(下位サーバ300)と、を備える。管理装置は、地域独立系統の需要電力の第1予測値と、分散電源の出力電力の第2予測値と、に基づいて、第1予測値と第2予測値との差異の誤差範囲を予測する予測部と、第1予測値と第2予測値との差異の誤差範囲の予測値に基づいて、地域独立系統に電力を供給する系統電源の運転計画に関する電力計画情報を生成する生成部と、系統電源を制御する上位装置に対して、電力計画情報を送信する送信部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
地域独立系統に接続された分散電源と、
前記地域独立系統を管理する管理装置と、を備え、
前記管理装置は、
前記地域独立系統の需要電力の第1予測値と、前記分散電源の出力電力の第2予測値と、に基づいて、前記第1予測値と前記第2予測値との差異の誤差範囲を予測する予測部と、
前記第1予測値と前記第2予測値との差異の誤差範囲の予測値に基づいて、前記地域独立系統に電力を供給する系統電源の運転計画に関する電力計画情報を生成する生成部と、
前記系統電源を制御する上位装置に対して、前記電力計画情報を送信する送信部と、を備える、電源管理システム。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記生成部は、前記系統電源の出力電力の上限及び下限によって定義される出力電力範囲に基づいて、前記電力計画情報を生成する、請求項1に記載の電源管理システム。
【請求項3】
前記生成部は、前記系統電源の出力電力の増大速度及び減少速度の少なくともいずれか1つに基づいて、前記電力計画情報を生成する、請求項1に記載の電源管理システム。
【請求項4】
前記生成部は、前記系統電源のメンテナンス情報に基づいて、前記電力計画情報を生成する、請求項1に記載の電源管理システム。
【請求項5】
前記電力計画情報は、前記第1予測値と前記第2予測値との差異の誤差範囲の予測値を含む、請求項1に記載の電源管理システム。
【請求項6】
前記電力計画情報は、前記系統電源の出力電力として要望する出力電力の範囲を含む、請求項1に記載の電源管理システム。
【請求項7】
前記分散電源は、固定買取価格が適用される電源を含む、請求項1に記載の電源管理システム。
【請求項8】
前記分散電源は、固定買取価格が適用されない電源を含む、請求項1に記載の電源管理システム。
【請求項9】
前記分散電源は、太陽発電装置と、前記太陽発電装置が接続された電力制御装置と、を含む、請求項1に記載の電源管理システム。
【請求項10】
前記分散電源は、太陽発電装置と、蓄電装置と、前記太陽発電装置及び前記蓄電装置が接続された電力制御装置と、を含む、請求項1に記載の電源管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電源管理システム及び電源制御方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、太陽電池装置、蓄電装置、燃料電池装置などの分散電源の利用が注目を集めている。例えば、このような分散電源を利用する電源システムとして、電力系統に接続された地域独立系統(いわゆるマイクログリッド)が考えられる。
【0003】
地域独立系統に電力を供給可能な電源としては、上述した分散電源に加えて、ディーゼル発電機などの内燃力機関(以下、系統電源)が想定される。
【0004】
このような想定下において、太陽電池装置などの分散電源の出力電力の予測値と地域独立系統の需要電力の予測値との差異(余剰電力又は不足電力)に基づいて、地域独立系統に新たな系統電源を連系するか否かを判断する技術が提案されている。具体的には、地域独立系統の余剰電力を蓄電装置に充電可能である場合に、又は、地域独立系統の余剰電力を蓄電装置から放電可能である場合に、地域独立系統に新たな系統電源を連系しない制御が実行される(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-93050号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、系統電源の出力電力は可変であるが、系統電源の発電効率などの観点から、系統電源の出力電力の上限及び下限(出力電力範囲)が定められている。
【0007】
このような背景下において、発明者等は、鋭意検討の結果、地域独立系統の余剰電力又は過剰電力に基づいて、地域独立系統に新たな系統電源を連系するか否かを判断する制御では、系統電源を効率的に運転することができない可能性があり、かつ、分散電源の出力電力を最大限に利用することができない可能性があることを見出した。
【0008】
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、分散電源の出力電力を最大限に利用しつつ、系統電源を効率的に運転することを可能とする電源管理システム及び電源制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
開示の一態様は、地域独立系統に接続された分散電源と、前記地域独立系統を管理する管理装置と、を備え、前記管理装置は、前記地域独立系統の需要電力の第1予測値と、前記分散電源の出力電力の第2予測値と、に基づいて、前記第1予測値と前記第2予測値との差異の誤差範囲を予測する予測部と、前記第1予測値と前記第2予測値との差異の誤差範囲の予測値に基づいて、前記地域独立系統に電力を供給する系統電源の運転計画に関する電力計画情報を生成する生成部と、前記系統電源を制御する上位装置に対して、前記電力計画情報を送信する送信部と、を備える、電源管理システムである。
【0010】
開示の一態様は、地域独立系統に接続された分散電源と、前記地域独立系統を管理する管理装置と、を備える電源管理システムで用いる電源管理方法であって、前記管理装置が、前記地域独立系統の需要電力の第1予測値と、前記分散電源の出力電力の第2予測値と、に基づいて、前記第1予測値と前記第2予測値との差異の誤差範囲を予測するステップと、前記管理装置が、前記第1予測値と前記第2予測値との差異の誤差範囲の予測値に基づいて、前記地域独立系統に電力を供給する系統電源の運転計画に関する電力計画情報を生成するステップと、前記管理装置が、前記系統電源を制御する上位装置に対して、前記電力計画情報を送信するステップと、を備える、電源管理方法である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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