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公開番号
2025090384
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205582
出願日
2023-12-05
発明の名称
手術器具
出願人
京セラ株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
A61B
17/70 20060101AFI20250610BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】椎弓根スクリューに、容易に取付けられ、容易に取外しできる。
【解決手段】手術器具は、ロッドと当接することができる当接部を有するアウター部と、複数の把持片からなるとともに、第1端に、椎弓根スクリューのヘッド部を把持する把持部を有し、把持片の第1端側の隅の少なくとも何れかは、長手方向に対し斜めに切り落とされた切り落し部を有するインナー部とを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
インナー部と、
前記インナー部を覆うように位置し、前記インナー部の長手方向に移動可能なアウター部と、を備え、
前記アウター部は、ロッドと当接することができる当接部を有し、
前記インナー部は、複数の把持片からなるとともに、第1端に、椎弓根スクリューのヘッド部を把持する把持部を有し、
前記把持片の前記第1端側の隅の少なくとも何れかは、前記長手方向に対し斜めに切り落とされた切り落し部を有する、
手術器具。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記インナー部は、略筒状であり、前記長手方向は、前記略筒状の軸方向である、請求項1に記載の手術器具。
【請求項3】
前記把持片は、前記略筒状の前記インナー部の前記第1端の側壁のうち、前記第1端の前記長手方向に設けられた切込み以外の部分である、請求項2に記載の手術器具。
【請求項4】
前記切り落とし部は、前記ロッドが正しい位置に配置されたときの前記ロッドよりも、前記第1端とは反対側の第2端側に配されている、請求項1に記載の手術器具。
【請求項5】
前記把持部により前記椎弓根スクリューを把持し、前記アウター部を前記ロッドと当接させた状態で、前記アウター部を前記インナー部の長手方向に移動させることにより、前記ロッドの位置を調整する、請求項1に記載の手術器具。
【請求項6】
前記把持片の前記第1端側の隅は何れも、前記長手方向に対し斜めに切り落とされた切り落し部を有する、請求項1に記載の手術器具。
【請求項7】
前記把持部の内面は、前記長手方向に前記第1端から離れるほど、前記長手方向に垂直な断面の内径が小さくなるテーパ形状である、請求項1に記載の手術器具。
【請求項8】
前記把持部は、前記椎弓根スクリューを把持したとき、前記椎弓根スクリューが前記手術器具から離れる方向への移動を止める係止部を有する、請求項1に記載の手術器具。
【請求項9】
前記係止部は、前記椎弓根スクリューに設けられた突起が係止される孔であって、開口が略楕円形状の孔である、請求項8に記載の手術器具。
【請求項10】
前記把持部は、対向する2枚の把持片を有する、請求項1に記載の手術器具。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、脊椎固定術に用いるロッドの位置を調整する手術器具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の脊椎を相互に固定する脊椎固定術が知られている。脊椎固定術では、一例として、脊椎の椎弓根に挿入された椎弓根スクリュー間にロッドを渡して、脊椎を固定する。
【0003】
脊椎を正確な位置で固定するためには、椎弓根スクリューに渡されるロッドの位置を正確なものとする必要がある。そこで、ロッドポジショナー、ロッドリデューサー等と呼ばれる、ロッドの位置を調整する手術器具が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2004-531354号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ロッドの位置を調整する手術器具は、椎弓根スクリューに取付けられて、ロッドの位置を調整する。よって、手術器具は、椎弓根スクリューに容易に取付けられ、そして、椎弓根スクリューから容易に取外しできるとよい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る手術器具は、インナー部と、前記インナー部を覆うように位置し、前記インナー部の長手方向に移動可能なアウター部と、を備え、前記アウター部は、ロッドと当接することができる当接部を有し、前記インナー部は、複数の把持片からなるとともに、第1端に、椎弓根スクリューのヘッド部を把持する把持部を有し、前記把持片の前記第1端側の隅の少なくとも何れかは、前記長手方向に対し斜めに切り落とされた切り落し部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、術者に、容易に手術器具を椎弓根スクリューに取付けさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態に係る手術器具の全体概要を示す図である。
上記手術器具の本体部の詳細を示す図である。
上記手術器具のインナー部の把持部の詳細を示す図である。
上記インナー部の把持部で椎弓根スクリューを把持する様子を示す図である。
上記手術器具によりロッドの位置を調整する方法を示す図である。
上記手術器具によるロッドの位置の調整、および上記手術器具の椎弓根スクリューからの取り外しについて示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の一実施形態について、詳細に説明する。まず、図1を参照して本実施形態に係る手術器具1の概要について説明する。図1は、手術器具1の全体概要を示す図である。手術器具1は、脊柱の位置を調整するための器具であり、一般的に、ロッドポジショナー、ロッドリデューサー等と呼ばれるロッド位置を調整するための器具である。
【0010】
図1に示すように、手術器具1は、ハンドル部10と本体部20とを含む。手術器具1は、ハンドル部10を操作することにより、本体部20が動作して、椎弓根スクリュー100とロッド110との位置関係を調整するものである。椎弓根スクリュー100とロッド110との位置関係を調整することにより、ロッド110の軸に沿うように、椎弓根スクリュー100が挿入された椎骨120の位置を調整することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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