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公開番号
2025098299
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2022085397
出願日
2022-05-25
発明の名称
交通通信システム、端末装置、及びプログラム
出願人
京セラ株式会社
代理人
主分類
G08G
1/0962 20060101AFI20250625BHJP(信号)
要約
【課題】 車載装置が、バス車両を減速させるべきと判断した場合、バス車両に乗車している乗客の状態に応じて、バス車両の運転者に対してバス車両を減速させるべき旨を示す通知を出力するタイミングを決定し得る交通通信システム、端末装置、及びプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】 車両に設置される端末装置は、車両を減速させるべきと判断した場合、車両に立ちながら乗車している乗客が存在することを検知したことに応じて、車両の運転者に車両を減速させるべき旨を示す通知を出力するタイミングを第1のタイミングに決定し、車両に立ちながら乗車している乗客が存在しないことを検知したことに応じて、車両の運転者に当該通知を出力するタイミングを第2のタイミングに決定し、決定したタイミングに応じて当該通知を出力する。第1のタイミングは第2のタイミングより早いタイミングである。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
車両と前記車両に設置される端末装置とを有する交通通信システムであって、
前記端末装置は、
環境に係る情報である環境情報及び前記車両の乗客に係る情報である乗客情報を取得し、
前記環境情報に基づいて前記車両を減速させるべきと判断し、前記乗客情報に基づいて、前記車両を減速させるべき旨を示す通知を出力するタイミングを決定し、
前記タイミングに応じて、前記通知を前記車両において出力させる
交通通信システム。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記乗客情報は、前記車両に立ちながら乗車している乗客が存在するか否かを確認するための情報である第1の情報である
請求項1に記載の交通通信システム。
【請求項3】
前記第1の情報は、前記車両の乗客の数に係る情報と、前記乗客の位置に係る情報と、前記乗客による前記車両の吊革や前記車両の手すりの利用状況に係る情報と、のうち少なくとも1つを含む
請求項2に記載の交通通信システム。
【請求項4】
前記端末装置は、
前記第1の情報に基づいて、前記車両内に立っている乗客が存在することを検知した時、前記タイミングを第1のタイミングに決定する
請求項3に記載の交通通信システム。
【請求項5】
前記端末装置は、
前記第1の情報に基づいて、前記車両内に立っている乗客が存在しないことを検知した時、前記タイミングを第2のタイミングに決定する
請求項4に記載の交通通信システム。
【請求項6】
前記第1のタイミングは前記第2のタイミングより早い
請求項5に記載の交通通信システム。
【請求項7】
車両に設置される端末装置であって、
環境に係る情報である環境情報を取得する環境情報取得部と、
前記車両の乗客に係る情報である乗客情報を取得する乗客情報取得部と、
前記環境情報に基づいて前記車両を減速させるべきと判断し、前記乗客情報に基づいて、前記車両を減速させるべき旨を示す通知を出力するタイミングを決定する制御部と、
前記タイミングに応じて、前記通知を前記車両において出力する出力部と、
を備える端末装置。
【請求項8】
車両に設置される端末装置に、
環境に係る情報である環境情報及び前記車両の乗客に係る情報である乗客情報を取得する処理と、
前記環境情報に基づいて前記車両を減速させるべきと判断し、前記乗客情報に基づいて、前記車両を減速させるべき旨を示す通知を出力するタイミングを決定する処理と
前記タイミングに応じて、前記通知を前記車両において出力する処理と、
を実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、交通通信システム、端末装置、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、バス車両に設置され、バス車両の運転者や乗客に対し、各種の通知を行う機能を有する車載装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1の車載装置は、バス車両を次のバス停留所に停車させるべきか否かを判定する停車判定部を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-42614
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した車載装置において、バス車両を次のバス停留所に停車させるべきことを停車判定部が判定したことに応じて、バス車両を減速させるべき旨を示す通知を、バス車両の運転者に出力する出力部を設けるケースが想定される。
【0005】
このようなケースにおいて、出力部がバス車両の運転者に通知を出力するタイミングを制御する必要がある。例えば、バス車両が次のバス停留所に到着する直前に、出力部が、バス車両を減速させるべき旨を示す通知をバス車両の運転者に出力すると、バス車両の運転者は、次のバス停留所においてバス車両を停車させるためにバス車両を急激に減速させることになる。この時、バス車両に立ちながら乗車している乗客が存在すると、乗客が転倒する可能性が高まり好ましくない。そこで、バス車両を減速させるべき状況において、バス車両に立ちながら乗車している乗客が存在する場合、バス車両の運転者がバス車両を徐々に減速させることができるように、早いタイミングにおいて通知を出力する必要がある。
【0006】
一方で、バス車両に立ちながら乗車している乗客が存在しない場合においても、バス車両を減速させるべき旨を早いタイミングにおいて通知すると、必要以上に早いタイミングにおいて通知が出力される事態が頻繁に生じることで、バス車両の運転者に煩わしさを与えてしまう。
【0007】
ところで、車載装置がバス車両を減速又は停車させるべきと判定する状況として、バス車両を停車させるべき次のバス停留所に接近している状況以外にも様々な状況が考えられる。例えば、バス車両の進行方向に位置する道路上の地点を歩行者が横切っている状況や、バス車両の進行方向に位置する交差点においてバス車両が他の車両と衝突する危険性がある状況等が挙げられる。車載装置はそれぞれの状況において、バス車両に乗車している乗客の状態に応じたタイミングで、バス車両の運転者に対して通知を出力できることが望ましい。
【0008】
そこで、本発明は、車載装置が、バス車両を減速させるべきと判断した場合、バス車両に乗車している乗客の状態に応じて、バス車両の運転者に対してバス車両を減速させるべき旨を示す通知を出力するタイミングを決定し得る交通通信システム、端末装置、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
一実施形態に係る交通通信システムは、車両と前記車両に設置される端末装置とを有する交通通信システムであって、前記端末装置は、環境に係る情報である環境情報及び前記車両の乗客に係る情報である乗客情報を取得し、前記環境情報に基づいて前記車両を減速させるべきと判断し、前記乗客情報に基づいて、前記車両を減速させるべき旨を示す通知を出力するタイミングを決定し、前記タイミングに応じて、前記通知を前記車両において出力させる。
【0010】
一実施形態に係る端末装置は、車両に設置される端末装置であって、環境に係る情報である環境情報を取得する環境情報取得部と、前記車両の乗客に係る情報である乗客情報を取得する乗客情報取得部と、前記環境情報に基づいて前記車両を減速させるべきと判断し、前記乗客情報に基づいて、前記車両を減速させるべき旨を示す通知を出力するタイミングを決定する制御部と、前記タイミングに応じて、前記通知を前記車両において出力する出力部と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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