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公開番号
2025132783
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024030572
出願日
2024-02-29
発明の名称
表示システム、表示制御装置及び表示制御プログラム
出願人
京セラ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G10L
15/22 20060101AFI20250903BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】複数のユーザからの音声を個別に認識し文字情報に変換して表示する。
【解決手段】表示システムは、表示部と、第1マイクと、第2マイクと、ステレオ変換部と、表示制御装置とを備える。表示部は、使用時に複数のユーザの間に配置される。第1マイクは、表示部の第1の側に配置される。第2マイクは、表示部の第1の側とは反対側の第2の側に配置される。ステレオ変換部は、第1マイクから入力される第1信号、及び、第2マイクから入力される第2信号をステレオ信号に変換する。表示制御装置は、ステレオ信号の入力を受け、当該ステレオ信号を第1信号及び前記第2信号に分離し、第1信号及び第2信号に含まれる音声信号がそれぞれ音声認識によって変換された第1文字情報及び第2文字情報を、表示部に表示させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
使用時に複数のユーザの間に配置される表示部と、
前記表示部の第1の側に配置される第1マイクと、
前記表示部の前記第1の側とは反対側の第2の側に配置される第2マイクと、
前記第1マイクから入力される第1信号、及び、前記第2マイクから入力される第2信号をステレオ信号に変換するステレオ変換部と、
前記ステレオ信号の入力を受け、該ステレオ信号を前記第1信号及び前記第2信号に分離し、前記第1信号及び前記第2信号に含まれる音声信号がそれぞれ音声認識によって変換された第1文字情報及び第2文字情報を、前記表示部に表示させる表示制御装置と
を備える表示システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記表示制御装置は、前記第1文字情報及び前記第2文字情報を前記表示部に順次スクロールさせながら表示させ、前記第1文字情報と前記第2文字情報との間に境界線を表示させる、請求項1に記載の表示システム。
【請求項3】
前記表示制御装置は、第1言語である前記第1文字情報を前記第1言語とは異なる第2言語に変換して前記表示部に表示させる、請求項1に記載の表示システム。
【請求項4】
前記表示制御装置は、前記複数のユーザによる最新の発話から変換された前記第1文字情報を、前記第2の側に向けて前記第2言語の文字列として表示させるとともに、前記第1の側に向けて前記第1言語の文字列として表示し、前記複数のユーザによる最新の発話から変換された前記第2文字情報を、前記第1の側に向けて前記第1言語の文字列として表示させるとともに、前記第2の側に向けて前記第2言語の文字列として表示させる、請求項3に記載の表示システム。
【請求項5】
前記表示制御装置は、前記複数のユーザの一人以上が発話した音声から変換された最新の前記第1文字情報又は最新の前記第2文字情報を、前記表示部に他の文字情報の表示態様とは異なる所定の態様で表示する、請求項1に記載の表示システム。
【請求項6】
前記第1信号に含まれる音声信号と前記第2信号に含まれる音声信号とが時間的に重なるとき、前記表示制御装置は、前記第1信号と前記第2信号とに含まれる音声信号の音声レベルを比較し、比較結果に基づいて前記第1文字情報と前記第2文字情報との何れか一方のみを前記表示部に表示させる、請求項1から5の何れか一項に記載の表示システム。
【請求項7】
前記表示制御装置は、前記第1信号に含まれる音声信号と前記第2信号に含まれる音声信号とのうち前記音声レベルが高い方を変換した前記第1文字情報又は前記第2文字情報を前記表示部に表示させる、請求項6に記載の表示システム。
【請求項8】
前記第1信号に含まれる音声信号と前記第2信号に含まれる音声信号とが時間的に重なるとき、前記表示制御装置は、前記第1文字情報と前記第2文字情報とを比較し所定の割合以上一致する場合、前記第1文字情報及び前記第2文字情報の何れか一方のみを表示する、請求項1から5の何れか一項に記載の表示システム。
【請求項9】
前記表示制御装置は、前記第1信号及び前記第2信号のうち音声レベルが高い方を音声認識した前記第1文字情報又は前記第2文字情報を前記表示部に表示させる、請求項8に記載の表示システム。
【請求項10】
前記第1信号に含まれる音声信号と前記第2信号に含まれる音声信号とが時間的に重なるとき、前記表示制御装置は、前記音声信号が重なる期間を含む発話区間内の発話に対応する前記第1文字情報と前記第2文字情報とを比較し、前記第1文字情報と前記第2文字情報とのうち情報量の多い方のみを前記表示部に表示させる、請求項1から5の何れか一項に記載の表示システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示システム、表示制御装置及び表示制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
パーティションを挟んで複数の人が対話する場面において、ユーザのコミュニケーションを支援するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、2人の対話者の間に、パーティションとして機能する透明ディスプレイが配置される。また、透明ディスプレイの両側には、それぞれ、対話者の発話する音声を収音するマイクが配置される。これにより、表示システムの情報処理装置が、それぞれのマイクに発話された会話内容を文字情報に変換し、リアルタイムで透明ディスプレイに表示することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-124615号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数のユーザを区別して、ユーザ間の双方向の対話を可視化して表示するには、複数のマイクが必要になる。しかしながら、音声情報の入力を受けるデバイスでは、音声入力のために複数のデバイスポートを使用することができず、1つのデバイスポートのみが使用できる場合がある。例えば、Android(登録商標)端末によっては、デバイスポート(USB(Universal Serial Bus)端子又はオーディオジャック)は、一つのみ認識できる仕様となっており、1つのデバイスポートに、複数のマイクを接続することは困難である。仮に、1つのデバイスポートに対しマルチタップ(USBハブ)等を介して複数のマイクを接続した場合でも、Android端末によっては、1つのデバイスのみ認識できる仕様のため、複数のマイクを接続することは困難である。そのような場合、複数のユーザからの音声を個別に認識して、双方向の対話を表示装置に表示することは困難である。
【0005】
したがって、これらの点に着目してなされた本開示の目的は、複数のユーザからの音声を個別に認識し文字情報に変換して表示することを可能とする表示システム、表示制御装置及び表示制御プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態において、(1)表示システムは、使用時に複数のユーザの間に配置される表示部と、前記表示部の第1の側に配置される第1マイクと、前記表示部の前記第1の側とは反対側の第2の側に配置される第2マイクと、前記第1マイクから入力される第1信号、及び、前記第2マイクから入力される第2信号をステレオ信号に変換するステレオ変換部と、前記ステレオ信号の入力を受け、該ステレオ信号を前記第1信号及び前記第2信号に分離し、前記第1信号及び前記第2信号に含まれる音声信号がそれぞれ音声認識によって変換された第1文字情報及び第2文字情報を、前記表示部に表示させる表示制御装置とを備える。
【0007】
(2)上記(1)の表示システムにおいて、前記表示制御装置は、前記第1文字情報及び前記第2文字情報を前記表示部に順次スクロールさせながら表示させ、前記第1文字情報と前記第2文字情報との間に境界線を表示させることができる。
【0008】
(3)上記(1)又は(2)の表示システムにおいて、前記表示制御装置は、第1言語である前記第1文字情報を前記第1言語とは異なる第2言語に変換して前記表示部に表示させることができる。
【0009】
(4)上記(3)の表示システムにおいて、前記表示制御装置は、前記複数のユーザによる最新の発話から変換された前記第1文字情報を、前記第2の側に向けて前記第2言語の文字列として表示させるとともに、前記第1の側に向けて前記第1言語の文字列として表示し、前記複数のユーザによる最新の発話から変換された前記第2文字情報を、前記第1の側に向けて前記第1言語の文字列として表示させるとともに、前記第2の側に向けて前記第2言語の文字列として表示させることができる。
【0010】
(5)上記(1)から(4)の何れかの表示システムにおいて、前記表示制御装置は、前記複数のユーザの一人以上が発話した音声から変換された最新の前記第1文字情報又は最新の前記第2文字情報を、前記表示部に他の文字情報の表示態様とは異なる所定の態様で表示することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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