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公開番号
2025092709
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2025061285,2023551433
出願日
2025-04-02,2022-09-22
発明の名称
発光装置及び照明装置
出願人
京セラ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H10H
20/851 20250101AFI20250612BHJP()
要約
【課題】発光効率を増大できる発光装置及び照明装置を提供する。
【解決手段】発光装置は、第1面を有する基板と、基板の第1面の上に実装されており、励起光を射出する発光素子と、基板の第1面の少なくとも端部の全体に接触する波長変換部材とを備える。波長変換部材は、基板の第1面の平面視において、基板の第1面の端部の少なくとも一部よりも外側に広がる部分を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面を有する基板と、
前記基板の第1面の上に位置し、励起光を射出する発光素子と、
前記基板の第1面の少なくとも端部の全体に接触する波長変換部材と
を備え、
前記波長変換部材は、前記基板の第1面の平面視において、前記基板の第1面の端部の少なくとも一部よりも外側に広がる部分を有する、発光装置。
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【請求項2】
前記基板の第1面の形状は、矩形状であり、
前記波長変換部材は、前記基板の第1面の各辺よりも外側に広がる部分を有する、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記波長変換部材の外縁の全ては、前記基板の第1面の外縁よりも外側に位置している、請求項2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記基板は、前記第1面の上に、前記発光素子を囲む反射部材を備え、
前記波長変換部材は、前記反射部材を介して前記基板の第1面の端部に接触する、請求項1から3までのいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項5】
前記反射部材は、前記基板の側面から続く反射部材側面を有し、
前記反射部材側面は、前記基板の第1面から離れるほど前記基板の第1面の内側に入るように傾斜する、請求項4に記載の発光装置。
【請求項6】
前記基板の第1面に交差する少なくとも1つの面による前記基板の断面視における、前記波長変換部材の、前記基板の第1面の端部から外側に広がる部分の両側の形状は、異なる、請求項1から5までのいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項7】
前記基板は、前記第1面に交差する基板側面を有し、
前記波長変換部材は、前記基板の第1面に沿う面に交差する波長変換部材側面を有し、
前記基板側面の表面粗さは、前記波長変換部材側面の表面粗さよりも小さい、請求項1から6までのいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項8】
前記波長変換部材は、前記基板の第1面の平面視において少なくとも前記発光素子と重なる部分に、前記基板の第1面に近づく方向に凹んでいる凹面を有する、請求項1から7までのいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項9】
前記基板の第1面に交差する少なくとも1つの面による前記基板の断面視において、前記波長変換部材の、前記基板の第1面の端部から外側に広がる部分は、前記基板の第1面に近い側の角にR面取り形状又はC面取り形状を有する、請求項1から8までのいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項10】
前記波長変換部材の立体形状は、直方体状である、請求項1から9までのいずれか一項に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【関連出願へのクロスリファレンス】
【0001】
本出願は、日本国特許出願2021-158465号(2021年9月28日出願)の優先権を主張するものであり、当該出願の開示全体を、ここに参照のために取り込む。
続きを表示(約 1,700 文字)
【技術分野】
【0002】
本開示は、発光装置及び照明装置に関する。
【背景技術】
【0003】
支持体の上に発光半導体チップと波長変換のための変換部材とが配置されているオプトエレクトロニクスデバイスが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-50359号公報
【発明の概要】
【0005】
本開示の一実施形態に係る発光装置は、第1面を有する基板と、前記基板の第1面の上に位置し、励起光を射出する発光素子と、前記基板の第1面の少なくとも端部の全体に接触する波長変換部材とを備える。前記波長変換部材は、前記基板の第1面の平面視において、前記基板の第1面の端部の少なくとも一部よりも外側に広がる部分を有する。
【0006】
本開示の一実施形態に係る照明装置は、前記発光装置と、前記発光装置が実装された実装板とを備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係る発光装置の構成例を示す平面図である。
図1のA-A断面図である。
基板の構成例を示す断面図である。
図2の破線囲み部の拡大図である。
波長変換部材の上面が凹面となっている構成例を示す断面図である。
波長変換部材の角が面取り形状となっている構成例を示す断面図である。
YZ平面に沿った断面による断面図の一例である。
ZX平面に沿った断面による断面図の一例である。
ダイシング時に刃の回転方向に引っ張られて変形する波長変換部材を示す図である。
ダイシング時に刃の側面で圧縮されて変形する波長変換部材を示す図である。
一実施形態に係る照明装置の構成例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(発光装置10の構成例)
図1、図2、及び図3に示されるように、発光装置10は、素子基板2と、発光素子3と、波長変換部材6とを備える。発光素子3は、素子基板2のZ軸の正の方向の側に位置する。波長変換部材6は、素子基板2及び発光素子3のZ軸の正の方向の側に位置する。
【0009】
図3に示されるように、素子基板2は、Z軸の正の方向を向く第1面2Aと、Z軸の負の方向を向く第2面2Bとを備える。素子基板2のZ軸の正の方向の側は、表面側とも称される。素子基板2のZ軸の負の方向の側は、裏面側とも称される。素子基板2は、第1面2A及び第2面2Bに交差する側面2Cを更に備える。素子基板2の側面2Cは、基板側面とも称される。第1面2Aは、側面2Cと交差する辺を有する。第1面2Aの辺、又は、辺から所定距離以内の領域は、第1面2Aの端部2Dとも称される。
【0010】
素子基板2は、表面側の第1面2Aに、第1電極41と第2電極42とを備える。第1電極41は、第2電極42よりもX軸の正の方向の側に位置する。第1電極41及び第2電極42はそれぞれ、Y軸に沿って2つ並んで位置する。Y軸の正の方向の側に位置する第1電極41と第2電極42とが電気的に接続されている。Y軸の負の方向の側に位置する第1電極41と第2電極42とが電気的に接続されている。つまり、素子基板2は、第1電極41と第2電極42とが接続された2つの電極を備える。素子基板2は、裏面側の第2面2Bに2つの裏面電極44を備える。表面側に位置する2つの電極と裏面側に位置する2つの裏面電極44とは、素子基板2を貫通する配線によって、それぞれ電気的に接続される。具体的に、表面側のY軸の正の方向の側に位置する1つの電極と裏面側のY軸の正の方向の側に位置する1つの裏面電極44とが電気的に接続される。また、表面側のY軸の負の方向の側に位置する1つの電極と裏面側のY軸の負の方向の側に位置する1つの裏面電極44とが電気的に接続される。
(【0011】以降は省略されています)
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