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公開番号2025081490
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2025024358,2023536726
出願日2025-02-18,2022-07-15
発明の名称発光デバイスおよび表示デバイス、発光デバイスの製造方法
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類H10H 20/825 20250101AFI20250520BHJP()
要約【課題】基板上に複数のLED(発光ダイオード)を形成する。
【解決手段】主基板1、主基板よりも上方に位置し、マスク部5および開口部K1・K2を含むマスク6、並びにマスクよりも上方に位置するベース半導体部8を備える半導体基板10と、半導体基板よりも上方に位置し、第1発光部L1を有する化合物半導体部9とを備え、半導体基板は、主基板を厚み方向に貫通し、第1発光部の下方において第1発光部と重なる第1ホールH1を含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
第1面および前記第1面の反対側に位置する第2面を有するテンプレート基板と、
前記第2面上に位置し、第1部分と、厚み方向に伸びる転位の密度が前記第1部分よりも小さい第2部分とを含み、窒化物半導体を含むベース半導体部と、
前記ベース半導体部上に位置し、第1発光部を有する化合物半導体部と、
第1電極および第2電極とを備え、
前記テンプレート基板は、前記第1面から厚み方向に形成され、平面視で前記第1発光部と重なる第1ホールを有し、
前記第1電極および前記第2電極が前記窒化物半導体の<1-100>方向または前記窒化物半導体の<11-20>方向に並ぶ、発光デバイス。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記テンプレート基板は前記第1面を含む主基板を有し、
前記第1ホールは前記主基板を厚み方向に貫通する、請求項1に記載の発光デバイス。
【請求項3】
平面視において、前記第1ホール、前記第1発光部、および前記第2部分が重なる、請求項1または2に記載の発光デバイス。
【請求項4】
平面視において、前記第1ホールは前記第1部分と重ならない、請求項1または2に記載の発光デバイス。
【請求項5】
平面視において、前記第1ホールの底部の全体が前記第2部分および前記第1発光部と重なっている、請求項1または2に記載の発光デバイス。
【請求項6】
前記第1電極はアノードであり、前記第2電極はカソードであり、
平面視において、前記第1電極は前記第1発光部および前記第1ホールと重なる、請求項1または2に記載の発光デバイス。
【請求項7】
前記ベース半導体部は、前記第1部分の両隣に、前記第1部分よりも厚み方向に伸びる転位の密度が小さい2つの第2部分を有し、
前記化合物半導体部は第2発光部を有し、
前記平面視において、前記第1発光部は、前記第1ホールと前記2つの第2部分の一方とに重なり、
前記テンプレート基板は、前記第1面から厚み方向に形成され、前記平面視において前記第2発光部と前記2つの第2部分の他方とに重なる第2ホールを有する、請求項1または2に記載の発光デバイス。
【請求項8】
平面視において前記第1発光部および前記第2発光部の間に位置し、前記第1部分と重なる隔壁部を有する、請求項7に記載の発光デバイス。
【請求項9】
前記第1ホール内に位置し、受光波長よりも長波長の光を発する第1波長変換層と、
前記第2ホール内に位置し、受光波長よりも長波長の光を発する第2波長変換層と、を有し、
第1波長変換層の発光波長は、第2波長変換層の発光波長よりも大きい、請求項7に記載の発光デバイス。
【請求項10】
前記第1部分は、前記窒化物半導体の<1-100>方向を長手方向とする、請求項1または2に記載の発光デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、発光デバイス等に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、基板上に複数のLED(発光ダイオード)を形成する手法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許:US 10,381,507 B2
【発明の概要】
【0004】
本開示にかかる発光デバイスは、主基板、前記主基板よりも上方に位置し、マスク部および開口部を含むマスク、並びに前記マスクよりも上方に位置するベース半導体部を備える半導体基板と、前記半導体基板よりも上方に位置し、第1発光部を有する化合物半導体部とを備え、前記半導体基板は、前記主基板を厚み方向に貫通し、前記第1発光部の下方において前記第1発光部と重なる第1ホールを含む。
【図面の簡単な説明】
【0005】
本実施形態に係る発光デバイスの構成を示す断面図である。
本実施形態にかかる発光デバイスの製造方法の一例を示すフローチャートである。
本実施形態にかかる発光デバイスの製造装置の一例を示すブロック図である。
本実施形態に係る表示デバイスの構成を示す断面図である。
実施例1に係る発光デバイスの、X方向に沿った断面図である。
実施例1に係る発光デバイスの、Y方向に沿った断面図である。
実施例1に係る発光デバイスの平面図である。
実施例1に係る発光デバイスの別構成を示す平面図である。
実施例1に係る発光デバイスの別構成を示す平面図である。
実施例1にかかる発光デバイスの製造方法の一例を示すフローチャートである。
実施例1にかかる発光デバイスの製造方法の一例を示す断面図である。
実施例1にかかる発光デバイスの製造方法の別例を示すフローチャートである。
図12の発光デバイスの製造方法を示す断面図である。
ベース半導体部の横方向成長の一例を示す断面図である。
ベース半導体部および化合物半導体部の構成を示す模式的断面図である。
実施例1に係る表示デバイスの構成を示す断面図である。
実施例1に係る表示デバイスの構成を示す断面図である。
実施例1に係る表示デバイスの構成を示すブロック図である。
駆動基板の一例を示す断面図である。
実施例2に係る発光デバイスの、X方向に沿った断面図である。
実施例2に係る発光デバイスの、Y方向に沿った断面図である。
実施例2に係る発光デバイスの平面図である。
実施例2に係る発光デバイスの別構成を示す断面図である。
実施例2に係る発光デバイスの別構成を示す断面図である。
実施例2に係る発光デバイスの別構成を示す断面図である。
実施例2に係る発光デバイスの別構成を示す断面図である。
実施例2に係る発光デバイスの別構成を示す断面図である。
実施例2に係る発光デバイスの別構成を示す断面図である。
実施例2に係る発光デバイスの別構成を示す断面図である。
実施例2に係る発光デバイスの別構成を示す断面図である。
実施例3に係る発光デバイスの、X方向に沿った断面図である。
実施例3に係る発光デバイスの、Y方向に沿った断面図である。
実施例3に係る発光デバイスの平面図である。
実施例3に係る発光デバイスの別構成を示す断面図である。
実施例3に係る発光デバイスの別構成を示す断面図である。
実施例3に係る発光デバイスの別構成を示す断面図である。
実施例3に係る発光デバイスの別構成を示す平面図である。
実施例4に係る発光デバイスの別構成を示す断面図である。
実施例4に係る発光デバイスの別構成を示す断面図である。
実施例5に係る発光デバイスの製造方法を示すフローチャートである。
実施例5に係る発光デバイスの構成を示す断面図である。
実施例5に係る発光デバイスの別の製造方法を示すフローチャートである。
実施例5に係る発光デバイスの別構成を示す断面図である。
実施例5に係る発光デバイスの別構成を示す断面図である。
実施例7の表示デバイスを示す模式的平面図である。
実施例8に係る電子機器の構成を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
〔発光デバイス〕
図1は、本実施形態に係る発光デバイスの構成を示す断面図である。図1に示すように、本実施形態に係る発光デバイス30は、主基板1、主基板1よりも上方に位置し、マスク部5および開口部K1を含むマスク6、並びにマスク6よりも上方に位置するベース半導体部8を備える半導体基板10と、半導体基板10よりも上方に位置し、第1発光部L1を有する化合物半導体部9とを備える。半導体基板10は、主基板1(例えば、バルク結晶の自立基板)および半導体部(例えば、半導体層)を含んでいればよく、主基板1が半導体もあってもよいし、非半導体であってもよい。発光デバイス30では、主基板1(例えば、バルク結晶の自立基板)からベース半導体部8への向きを上方向とする(よって、鉛直方向上向き、あるいは図面での上向きとは異なる場合がある)。マスク6は、マスク部5および開口部K1を含むマスクパターンであってよい。開口部K1は、マスク部5が存在しない領域であり、開口部K1がマスク部5で囲まれていなくてもよい。
【0007】
半導体基板10は、主基板1を厚み方向に貫通し、第1発光部L1の下方において第1発光部L1と重なる第1ホールH1を含む。換言すれば、第1ホールH1は、平面視(主基板1の法線方向の視認)で第1発光部L1と重なる。平面視で2つの構成要素が重なるとは、主基板1の法線方向の視認(透視的視認を含む)において一方の構成要素の少なくとも一部が他方の構成要素に重なることを意味する。2つの構成要素が(例えば上下方向に)離れて重なっていてもよい。化合物半導体部9の上方には第1電極E1を設けることができる。第1ホールH1は、主基板1の裏面1U(下面)に、光の出射面となる開口KRを有する。
【0008】
発光デバイス30では、主基板1およびベース半導体部8の格子定数が異なる場合でも、マスク部5上においてはベース半導体部8および化合物半導体部9の貫通転位(欠陥)が低減するため、化合物半導体部9に含まれる第1発光部L1の発光効率(例えば、第1電極E1からの電荷注入量に対する光量の比)が高められる。貫通転位は、ベース半導体部8から化合物半導体部9に延びる転位(欠陥)であり、電荷移動を阻害し、発熱の原因となる。
【0009】
発光デバイス30は、主基板1を含むため、剛性を有する。また、第1波長変換層J1を第1ホールH1内に設けることで、第1発光部L1で生じる光よりも長波長(例えば、可視光域)の光を開口KRから出射させることができる。
【0010】
ベース半導体部8および化合物半導体部9は、例えば窒化物半導体を含む。窒化物半導体は、例えば、AlxGayInzN(0≦x≦1;0≦y≦1;0≦z≦1;x+y+z=1)と表すことができ、具体例として、GaN系半導体、AlN(窒化アルミニウム)、InAlN(窒化インジウムアルミニウム)、InN(窒化インジウム)を挙げることができる。GaN系半導体とは、ガリウム原子(Ga)および窒素原子(N)を含む半導体であり、典型的な例として、GaN、AlGaN、AlGaInN、InGaNを挙げることができる。ベース半導体部8は、ドープ型(例えば、ドナーを含むn型)でもノンドープ型でもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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