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公開番号
2025081377
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2025017785,2023543940
出願日
2025-02-05,2022-08-24
発明の名称
半導体デバイスの製造方法
出願人
京セラ株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
H10H
20/825 20250101AFI20250520BHJP()
要約
【課題】素子分割時のダメージを回避し、化合物半導体部を含む半導体デバイスの品質を高める。
【解決手段】主基板の上方に第1半導体部(S1)が形成するされた半導体基板(11)を準備する工程と、第1半導体部(S1)に複数のトレンチ(TR)を形成することで、第1半導体部(S1)を、複数のベース半導体部(8)に分割する工程と、複数のベース半導体部(8)の少なくとも1つの上方に、化合物半導体部(9)を形成する工程とを行う。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
テンプレート基板と、前記テンプレート基板上に位置し、窒化物半導体を含む複数の第1半導体部とを有し、前記複数の第1半導体部のそれぞれは、前記窒化物半導体のm面に垂直な方向を長手方向とする長手形状であり、前記複数の第1半導体部が前記m面に平行な方向に隣り合うように並んだ半導体基板を準備する工程と、
前記複数の第1半導体部の少なくとも1つの上に第2半導体部を形成する工程と、
前記テンプレート基板上において、前記複数の第1半導体部の少なくとも1つおよび前記第2半導体部を前記m面で劈開して複数の素子部に分離する工程と、を含む、半導体デバイスの製造方法。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記複数の素子部は、第1素子部および第2素子部を含み、
前記第2素子部を転写せずに、前記第1素子部を支持基板に転写する工程を含む、請求項1に記載の半導体デバイスの製造方法。
【請求項3】
前記複数の素子部は、前記m面に垂直な方向に並び、
複数個おきの素子部を支持基板に転写する工程を含む、請求項1に記載の半導体デバイスの製造方法。
【請求項4】
前記転写する工程の後に前記支持基板を、複数の個片に分割する、請求項2または3に記載の半導体デバイスの製造方法。
【請求項5】
前記テンプレート基板は、主基板と、主基板の上方に位置するマスク部および開口部と、を有し、
前記マスク部および前記開口部は、前記m面に垂直な方向を長手方向とし、
前記マスク部および前記開口部は、前記m面に平行な方向に並び、
前記複数の第1半導体部の少なくとも1つは、前記開口部から前記マスク部上に亘って位置する、請求項1または2に記載の半導体デバイスの製造方法。
【請求項6】
前記半導体デバイスはレーザー素子であり、
前記m面での劈開で形成される劈開面は共振器端面である、請求項1~3のいずれか1項に記載の半導体デバイスの製造方法。
【請求項7】
前記テンプレート基板は、主基板を含み、
前記複数の第1半導体部の少なくとも1つを劈開する際に前記主基板を分割しない、請求項1~3のいずれか1項に記載の半導体デバイスの製造方法。
【請求項8】
各素子部は、活性部およびp型部を含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の半導体デバイスの製造方法。
【請求項9】
前記複数の第1半導体部間のギャップが、前記開口部の長手方向に伸びる、請求項5に記載の半導体デバイスの製造方法。
【請求項10】
前記テンプレート基板は、前記開口部から露出するシード部を含み、前記複数の第1半導体部の少なくとも1つは、前記シード部と結合する、請求項5に記載の半導体デバイスの製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体デバイスの製造方法に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、半導体デバイスを分離するため、素子形成層にPECエッチングを行う手法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-136476号公報
【発明の概要】
【0004】
本開示にかかる半導体デバイスの製造方法は、主基板の上方に第1半導体部が形成するされた半導体基板を準備する工程と、前記第1半導体部を、複数のベース半導体部に分割する工程と、前記複数のベース半導体部の少なくとも1つの上方に、化合物半導体部を形成する工程とを含む。
【図面の簡単な説明】
【0005】
本実施形態に係る半導体デバイスの製造方法を示すフローチャートである。
本実施形態に係る半導体デバイスの製造方法を示す平面図である。
実施例1に係る半導体デバイスの製造方法を示すフローチャートである。
実施例1に係る半導体デバイスの製造方法を示す平面図である。
実施例1に係る半導体デバイスの製造方法を示す断面図である。
実施例1に係る半導体デバイスの製造装置を示すブロック図である。
実施例1の素子部の部分断面図である。
実施例1の素子部の部分平面図である。
実施例1の素子部の部分断面図である。
実施例1の半導体デバイスの構成を示す断面図である。
テンプレート基板の構成例を示す断面図である。
第1半導体部の横方向成長の一例を示す断面図である。
実施例1に係る半導体デバイスの製造方法の別例を示す平面図である。
実施例1に係る半導体デバイスの製造方法の別例を示すフローチャートである。
図14に係る半導体デバイスの製造方法を示す平面図である。
図14に係る半導体デバイスの製造方法を示す断面図である。
実施例1に係る半導体デバイスの製造方法の別例を示すフローチャートである。
実施例1に係る半導体デバイスの製造方法の別例を示すフローチャートである。
実施例1に係る半導体デバイスの製造方法の別例を示すフローチャートである。
図19に係る半導体デバイスの製造方法を示す平面図である。
実施例1に係る半導体デバイスの製造方法の別例を示すフローチャートである。
図21に係る半導体デバイスの製造方法を示す平面図である。
実施例1で得られる半導体デバイスの構成を示す斜視図である。
実施例1で得られる半導体デバイスの構成を示す斜視図である。
実施例1で得られる半導体デバイスの構成を示す斜視図である。
実施例1で得られる半導体デバイスの構成を示す斜視図である。
実施例1で得られる半導体デバイスの構成を示す斜視図である。
実施例1で得られる半導体デバイスを含む電子機器の構成を示す模式図である。
実施例2に係る半導体デバイスの製造方法を示すフローチャートである。
実施例2に係る半導体デバイスの製造方法を示す平面図である。
実施例2に係る半導体デバイスの製造方法を示す断面図である。
実施例2の半導体デバイスの製造装置を示すブロック図である。
実施例3に係る半導体デバイスの製造方法を示すフローチャートである。
実施例3に係る半導体デバイスの製造方法を示すフローチャートである。
実施例3に係る半導体デバイスの製造方法を示す平面図である。
実施例3に係る半導体デバイスの製造方法を示す断面図である。
実施例3の半導体デバイスの製造装置を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
図1は、本実施形態に係る半導体デバイスの製造方法を示すフローチャートである。図2は、本実施形態に係る半導体デバイスの製造方法を示す平面図である。図1~図2に示すように、本実施形態に係る半導体デバイスの製造方法では、主基板を含むテンプレート基板7上に第1半導体部S1が形成された半導体基板11を準備する工程と、第1半導体部S1を複数のベース半導体部8に分割する工程と、複数のベース半導体部8の少なくとも1つの上方に、化合物半導体部9を形成する工程とを行う。
【0007】
素子形成層に対してエッチングを行う従来の手法では、素子形成層がエッチングによるダメージを受けるおそれがあった。本実施形態では、化合物半導体部9を形成する前に第1半導体部S1を複数のベース半導体部8に分割している。このように、化合物半導体部9の活性層を成膜する前に、例えばトレンチTRの形成によって第1半導体部S1を分割しておき、活性層の形成後は素子分割のエッチングを行わないことで、活性層へのダメージを回避することができる。これにより、化合物半導体部9を含む半導体デバイスの品質を高めることができる。
【0008】
テンプレート基板7が、主基板と、m5および開口部Kを含むマスクパターン6とを有し、第1半導体部S1が開口部K(開口部Kに露出するシード部3)からマスク部5上にわたって形成されていてよい。第1半導体部S1並びにベース半導体部8および化合物半導体部9が窒化物半導体(例えば、GaN系半導体)を含んでいてもよい。
【0009】
半導体デバイスの具体例として、発光体(LEDチップ、半導体レーザチップ等)、発光体がサブマウントされた発光素子、発光素子がパッケージングされた発光モジュール等を挙げることができるが、これら発光系の半導体デバイスに限定されることはない。例えば、受光素子(Photo diode)であってもよく、この場合、発光系の半導体デバイスの場合と同様の効果を得ることができる。
【0010】
窒化物半導体は、例えば、AlxGayInzN(0≦x≦1;0≦y≦1;0≦z≦1;x+y+z=1)と表すことができ、具体例として、GaN系半導体、AlN(窒化アルミニウム)、InAlN(窒化インジウムアルミニウム)、InN(窒化インジウム)を挙げることができる。GaN系半導体とは、ガリウム原子(Ga)および窒素原子(N)を含む半導体であり、典型的な例として、GaN、AlGaN、AlGaInN、InGaNを挙げることができる。ベース半導体部8は、ドープ型(例えば、ドナーを含むn型)でもノンドープ型(i型)でもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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