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公開番号2025074789
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185826
出願日2023-10-30
発明の名称電気化学セル、電気化学セル装置、モジュールおよびモジュール収容装置
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01M 8/1213 20160101AFI20250507BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】耐久性が高い電気化学セル、電気化学セル装置、モジュールおよびモジュール収容装置を提供する。
【解決手段】電気化学セルは、金属板と、素子部と、第1中間層とを備え、平面視した素子部の外周部に位置する第1部位を有する。素子部は、金属板上に配置されている。第1中間層は、金属板と素子部との間に位置する。第1部位は、金属板と素子部との間に第1中間層を有さない。
【選択図】図1B
特許請求の範囲【請求項１】
金属板と、
該金属板上に配置された素子部と、
前記金属板と前記素子部との間に位置する第１中間層と
を備え、
平面視した前記素子部の外周部に位置し、前記金属板と前記素子部との間に前記第１中間層を有さない第１部位を有する
電気化学セル。
続きを表示（約 730 文字）【請求項２】
前記外周部は、第１方向の両端にそれぞれ位置する第１端部および第２端部を含み、
前記第１端部に前記第１部位を有する
請求項１に記載の電気化学セル。
【請求項３】
前記第２端部に前記第１部位を有する
請求項２に記載の電気化学セル。
【請求項４】
前記外周部は、前記第１方向に直交する第２方向の両端にそれぞれ位置する第３端部および第４端部を含み、
前記第３端部に前記第１部位を有する
請求項２に記載の電気化学セル。
【請求項５】
前記第１端部に位置する前記第１部位の前記第１方向に沿う平均長さは、前記素子部の前記第１方向に沿う平均長さの０．２倍以下である
請求項２に記載の電気化学セル。
【請求項６】
前記第１中間層は、前記素子部より前記第１方向に沿う平均長さが小さい
請求項２に記載の電気化学セル。
【請求項７】
前記第１部位と前記金属板との間に位置する第２中間層を有する
請求項１に記載の電気化学セル。
【請求項８】
請求項１～７のいずれか１つに記載の電気化学セルを含むセルスタックを有する
電気化学セル装置。
【請求項９】
請求項８に記載の電気化学セル装置と、
前記電気化学セル装置を収納する収納容器と
を備えるモジュール。
【請求項１０】
請求項９に記載のモジュールと、
前記モジュールの運転を行うための補機と、
前記モジュールおよび前記補機を収容する外装ケースと
を備えるモジュール収容装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、電気化学セル、電気化学セル装置、モジュールおよびモジュール収容装置に関する。
続きを表示（約 880 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、次世代エネルギーとして、燃料電池セルを複数有する燃料電池セルスタック装置が種々提案されている。燃料電池セルは、水素含有ガス等の燃料ガスと空気等の酸素含有ガスとを用いて電力を得ることができる電気化学セルの一種である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１４０９２３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来の燃料電池セルスタック装置では、電気化学セルの耐久性に改善の余地があった。
【０００５】
実施形態の一態様は、耐久性が高い電気化学セル、電気化学セル装置、モジュールおよびモジュール収容装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
実施形態の一態様に係る電気化学セルは、金属板と、素子部と、第１中間層とを備え、平面視した前記素子部の外周部に位置する第１部位を有する。素子部は、金属板上に配置されている。第１中間層は、前記金属板と前記素子部との間に位置する。第１部位は、前記金属板と前記素子部との間に前記第１中間層を有さない。
【０００７】
また、実施形態の一態様に係る電気化学セル装置は、上記に記載の電気化学セルを含むセルスタックを有する。
【０００８】
また、本開示のモジュールは、上記に記載の電気化学セル装置と、電気化学セル装置を収納する収納容器とを備える。
【０００９】
また、本開示のモジュール収容装置は、上記に記載のモジュールと、モジュールの運転を行うための補機と、モジュールおよび補機を収容する外装ケースとを備える。
【発明の効果】
【００１０】
実施形態の一態様によれば、耐久性が高い電気化学セル、電気化学セル装置、モジュールおよびモジュール収容装置が提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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