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公開番号2025058554
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023168553
出願日2023-09-28
発明の名称燃料電池セルスタックおよび燃料電池装置
出願人京セラ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01M 8/2465 20160101AFI20250402BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】板状部材の剛性が確保されながら燃料電池スタックおよびそれを備える燃料電池装置が軽量化される。
【解決手段】燃料電池スタック100は、複数の燃料電池セル10と、2つの板状部材20A,20Bと、を備える。複数の燃料電池セル10は、積層方向wに沿って積層している。2つの板状部材20A,20Bは、複数の燃料電池セル10を積層方向wの両側から挟持する。2つの板状部材20A,20Bのうち第1板状部材20Aには、積層方向wに貫通する2つ以上の貫通孔21A,21Bが形成される。貫通孔21A,21Bは、積層方向wから見て、燃料電池セル10への燃料ガス及び酸化剤ガスの導出入口から外れて位置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
積層方向に沿って積層している複数の燃料電池セルと、
前記複数の燃料電池セルを前記積層方向の両側から挟持する2つの板状部材と、を備え、
前記2つの板状部材のうち第1板状部材には、前記積層方向に貫通する2つ以上の貫通孔が形成され、前記貫通孔は、前記積層方向から見て、前記燃料電池セルへの燃料ガス及び酸化剤ガスの導出入口から外れて位置する、
燃料電池セルスタック。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の燃料電池セルスタックにおいて、
前記燃料電池セルと前記第1板状部材との間に絶縁体を更に備え、
前記積層方向から見て、前記第1板状部材の外縁部と前記絶縁体とが重なる、
燃料電池セルスタック。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の燃料電池セルスタックにおいて、
前記第1板状部材には、前記積層方向に貫通する3つ以上の貫通孔が形成され、
前記3つ以上の貫通孔は、第1貫通孔、第2貫通孔及び第3貫通孔を含み、
前記第1板状部材における、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔との間に位置して前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔の一部を画定する第1部分と、前記第1貫通孔と前記第3貫通孔との間に位置して前記第1貫通孔及び前記第3貫通孔の一部を画定する第2部分とが交差する、
燃料電池セルスタック。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の燃料電池セルスタックにおいて、
前記第1板状部材は、前記積層方向から見て対称である、
燃料電池セルスタック。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の燃料電池セルスタックにおいて、
前記第1板状部材は、第1方向及び第2方向に延びる縁を有する矩形状であり、
前記第1板状部材には、前記積層方向に貫通する4つ以上の貫通孔が形成され、
前記第1板状部材における前記貫通孔のうちの第1組の間の部分が、前記第1方向に沿って延びる第1方向部分を含み、前記第1板状部材における前記貫通孔のうちの第2組の間の部分が、前記第2方向に沿って延びる第2方向部分を含み、
前記第1方向部分と前記第2方向部分とが交差する、
燃料電池セルスタック。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の燃料電池セルスタックにおいて、
前記第1板状部材は、矩形状であり、
前記第1板状部材には、前記積層方向に貫通する4つ以上の貫通孔が形成され、
前記第1板状部材における前記貫通孔のうちの第3組の間の部分が、前記矩形状における第1対角線に沿って延びる第1対角線部分を含み、前記第1板状部材における前記貫通孔のうちの第4組の間の部分が、前記矩形状における第2対角線に沿って延びる第2対角線部分を含み、
前記第1対角線部分と前記第2対角線部分とが交差する、
燃料電池セルスタック。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の燃料電池セルスタックを備える燃料電池装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、燃料電池セルスタックおよび燃料電池装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
積層方向に沿って積層している複数の燃料電池セルを、積層方向の両側から2つの板状部材で挟持して燃料電池セルスタックを構成する技術が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7210509号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
燃料電池セルスタックを軽量化するために、特許文献1に記載の技術では、板状部材に1つの貫通孔が形成されている。しかしながら、貫通孔が形成されることで、板状部材の剛性が低下するおそれがあった。
【0005】
本開示の目的は、板状部材の剛性が確保されながら燃料電池セルスタックおよびそれを備える燃料電池装置が軽量化されることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態において、(1)燃料電池セルスタックは、
積層方向に沿って積層している複数の燃料電池セルと、
前記複数の燃料電池セルを前記積層方向の両側から挟持する2つの板状部材と、を備え、
前記2つの板状部材のうち第1板状部材には、前記積層方向に貫通する2つ以上の貫通孔が形成され、前記貫通孔は、前記積層方向から見て、前記燃料電池セルへの燃料ガス及び酸化剤ガスの導出入口から外れて位置する。
【0007】
(2)上記(1)の燃料電池セルスタックにおいて、
前記燃料電池セルと前記第1板状部材との間に絶縁体を更に備え、
前記積層方向から見て、前記第1板状部材の外縁部と前記絶縁体とが重なる。
【0008】
(3)上記(1)又は(2)の燃料電池セルスタックにおいて、
前記第1板状部材には、前記積層方向に貫通する3つ以上の貫通孔が形成され、
前記3つ以上の貫通孔は、第1貫通孔、第2貫通孔及び第3貫通孔を含み、
前記第1板状部材における、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔との間に位置して前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔の一部を画定する第1部分と、前記第1貫通孔と前記第3貫通孔との間に位置して前記第1貫通孔及び前記第3貫通孔の一部を画定する第2部分とが交差する。
【0009】
(4)上記(1)から(3)のいずれか1つの燃料電池セルスタックにおいて、
前記第1板状部材は、前記積層方向から見て対称である。
【0010】
(5)上記(1)から(4)のいずれか1つの燃料電池セルスタックにおいて、
前記第1板状部材は、第1方向及び第2方向に延びる縁を有する矩形状であり、
前記第1板状部材には、前記積層方向に貫通する4つ以上の貫通孔が形成され、
前記第1板状部材における前記貫通孔のうちの第1組の間の部分が、前記第1方向に沿って延びる第1方向部分を含み、前記第1板状部材における前記貫通孔のうちの第2組の間の部分が、前記第2方向に沿って延びる第2方向部分を含み、
前記第1方向部分と前記第2方向部分とが交差する。
(【0011】以降は省略されています)

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