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公開番号
2025070798
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023181348
出願日
2023-10-20
発明の名称
ボールトライアル、および手術器具システム
出願人
京セラ株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
A61F
2/36 20060101AFI20250424BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】整復または脱臼の操作を改善する。
【解決手段】ボールトライアル(1)は、略球欠状の形状を有し、球欠の球冠の一部に対応する摺動面(11)と、球欠の一部を切断面により切り取った面に対応する切取り面(12)と、球欠の切り口となる面の少なくとも一部に対応し、人工股関節のステムまたは人工股関節用のステムトライアルが挿入される挿入孔(131)が形成された底面(13)とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
略球欠状の形状を有し、
球欠の球冠の一部に対応する第1面と、
前記球欠の一部を切断面により切り取った面に対応する第2面と、
前記球欠の切り口となる面の少なくとも一部に対応し、人工股関節のステムまたは人工股関節用のステムトライアルが挿入される挿入孔が形成された第3面と、を備えるボールトライアル。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記第1面は、人工股関節のカップ内面に摺動可能に接触する摺動面である、請求項1に記載のボールトライアル。
【請求項3】
前記第2面は、略平面状である、請求項1に記載のボールトライアル。
【請求項4】
前記第2面は、前記挿入孔の軸方向と略平行である、請求項1に記載のボールトライアル。
【請求項5】
前記第1面は、前記球冠における前記第3面からの遠位点を含む、請求項1に記載のボールトライアル。
【請求項6】
前記第2面と前記第3面とは、前記球欠の切り口の外周と前記挿入孔との間に、第1辺を共有する、請求項1に記載のボールトライアル。
【請求項7】
前記第1辺と直交する、前記球欠の切り口の外周円の半径上において、前記第1辺と前記外周との距離が5mm以上である、請求項6に記載のボールトライアル。
【請求項8】
前記挿入孔の挿入方向の長さは、前記ステムまたは前記ステムトライアルのネック部に位置するテーパ形状部分の挿入方向の長さよりも短い、請求項1に記載のボールトライアル。
【請求項9】
前記第2面および前記挿入孔を貫通した貫通孔を有する、請求項1に記載のボールトライアル。
【請求項10】
前記第3面に、前記第2面の位置を示す表示部を有する、請求項1に記載のボールトライアル。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、股関節の一部または全部を人工股関節に置換する手術で用いられるボールトライアル等に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
人工股関節置換術では、ボール状に形成された人工股関節用ボールトライアル(以下、ボールトライアル)が用いられる。ボールトライアルは、人工股関節のインプラントである骨頭ボールを、患者の状況に応じて適切に選択するために用いられるものであり、複数回の整復および脱臼が行われることが多い。
【0003】
また、人工股関節置換術における近年のアプローチは、DAA(Direct Anterior Approach)、ALS(Antero-Lateral Supine Approach)などの筋腱を切離しない筋間侵入法が用いられることが増加している。さらに、大径骨頭も広く用いられるようになってきている。
【0004】
筋間侵入法を用いる場合、股関節周囲の軟部組織の緊張が緩められず、ボールトライアルの整復または脱臼の操作が難しくなる。また、大径骨頭を用いる場合もボール径が大きくなり、ボールトライアルの整復または脱臼の操作が難しくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開第2848675号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
困難性が増しているボールトライアルの整復または脱臼の操作を改善する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係るボールトライアルは、略球欠状の形状を有し、球欠の球冠の一部に対応する第1面と、前記球欠の一部を切断面により切り取った面に対応する第2面と、前記球欠の切り口となる面の少なくとも一部に対応し、人工股関節のステムまたは人工股関節用のステムトライアルが挿入される挿入孔が形成された第3面とを備える。
【0008】
本開示の一態様に係る手術器具システムは、前記ボールトライアルと、前記ボールトライアルと嵌合するステムまたはステムトライアルとを含む。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一態様によれば、第2面を有さない従来のボールトライアルと比較して、容易に整復または脱臼を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
人工股関節の概要を示す模式図である。
本開示の実施形態1に係るボールトライアルの外観形状を示す図である。
ボールトライアルの形状の一例を示す図である。
ボールトライアルの全体概要を示す図である。
ボールトライアルの断面を示す断面図である。
従来のボールトライアルを示す図である。
実施形態1に係るボールトライアルと従来のボールトライアルとの差異を示す図である。
実施形態1に係るボールトライアルと従来のボールトライアルとの差異を示す図である。
実施形態1に係るボールトライアルの脱臼および整復の流れを示す図である。
従来のボールトライアルの脱臼および整復の流れを示す図である。
実施形態1に係るボールトライアルと従来のボールトライアルとの差異を示す図である。
本開示の実施形態2に係るボールトライアルの全体概要を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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