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公開番号
2025067639
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177771
出願日
2023-10-13
発明の名称
電子機器、電子機器の制御方法、及びプログラム
出願人
京セラ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08B
21/08 20060101AFI20250417BHJP(信号)
要約
【課題】電波の送受信によって監視対象の行動又は状態を判定し得る電子機器などを提供する。
【解決手段】電子機器は、信号処理部と、判定部とを備える。信号処理部は、送信波として送信される送信信号及び送信波が監視対象に反射した反射波として受信される受信信号に基づいて、監視対象の検出情報を生成する。判定部は、監視対象の検出情報に基づいて、浴槽を跨いで入浴する動作及び浴槽を跨いで退浴する動作のうち少なくとも一方の動作を含む跨ぎ動作の有無を判定する。判定部は、監視対象が前記浴槽において検出されてから記跨ぎ動作があったと判定されずに、監視対象が浴槽において検出されなくなったことに基づいて、監視対象が浴槽に沈水したと判定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
送信波として送信される送信信号、及び前記送信波が監視対象に反射した反射波として受信される受信信号に基づいて、前記監視対象の検出情報を生成する信号処理部と、
前記監視対象の検出情報に基づいて、浴槽を跨いで入浴する動作及び当該浴槽を跨いで退浴する動作のうち少なくとも一方の動作を含む跨ぎ動作の有無を判定する判定部と、
を備え、
前記判定部は、前記監視対象が前記浴槽において検出されてから、前記跨ぎ動作があったと判定されずに、前記監視対象が前記浴槽において検出されなくなったことに基づいて、前記監視対象が前記浴槽に沈水したと判定する、電子機器。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記電子機器は、前記監視対象の生体情報を検出する、請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
所定の警報を出力する報知部を備え、
前記判定部は、前記監視対象が前記浴槽に沈水したとの判定に基づいて、前記報知部から所定の警報を出力する、請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
送信波として送信される送信信号、及び前記送信波が監視対象に反射した反射波として受信される受信信号に基づいて、前記監視対象の検出情報を生成するステップと、
前記監視対象の検出情報に基づいて、浴槽を跨いで入浴する動作及び当該浴槽を跨いで退浴する動作のうち少なくとも一方の動作を含む跨ぎ動作の有無を判定するステップと、
前記監視対象が前記浴槽において検出されてから、前記跨ぎ動作があったと判定されずに、前記監視対象が前記浴槽において検出されなくなったことに基づいて、前記監視対象が前記浴槽に沈水したと判定するステップと、
を含む、電子機器の制御方法。
【請求項5】
電子機器に、
送信波として送信される送信信号、及び前記送信波が監視対象に反射した反射波として受信される受信信号に基づいて、前記監視対象の検出情報を生成するステップと、
前記監視対象の検出情報に基づいて、浴槽を跨いで入浴する動作及び当該浴槽を跨いで退浴する動作のうち少なくとも一方の動作を含む跨ぎ動作の有無を判定するステップと、
前記監視対象が前記浴槽において検出されてから、前記跨ぎ動作があったと判定されずに、前記監視対象が前記浴槽において検出されなくなったことに基づいて、前記監視対象が前記浴槽に沈水したと判定するステップと、
を実行させる、プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電子機器、電子機器の制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば生体センサのような、人体の生体情報を取得するセンサを用いて、例えば監視の対象となる人物など(監視対象)を監視する技術が知られている。このような技術を利用して、例えば監視対象となる人物に及び得るリスクなどを判定するような技術が種々提案されている。例えば、特許文献1は、超音波センサを用いることで、浴室利用者が浴槽を跨ぐ動作を検出する技術を提案している。また、特許文献2は、カメラによって人体を検知することで、浴室内において転倒などの事故を予防するシステムを提案している。また、特許文献3は、電波を利用するセンサを1つ用いることで、生体の異常を検知する技術を提案している。さらに、特許文献4は、電波を放射するアンテナを取り付ける機構に依存せずに、アンテナの姿勢制御を行う技術を提案している。
【0003】
また、例えば自動車に関連する産業などの分野において、自車両と所定の物体との間の距離などを測定する技術が注目されている。特に、近年、例えばミリ波のような電波を送信し、障害物などの物体に反射した反射波を受信することで、物体との間の距離などを測定するレーダ(RADAR(Radio Detecting and Ranging))の技術が、種々研究されている。このように、距離などを測定する技術の重要性は、運転者の運転をアシストする技術、及び、運転の一部又は全部を自動化する自動運転に関連する技術の発展に伴い、今後ますます高まると予想される。このようなレーダの技術を、監視対象となる人物の例えば脈拍などのようなバイタルサインの検出に応用する研究が進められつつある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-189020号公報
特開2019-70890号公報
特開2018-47140号公報
特開2017-125819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えばミリ波のような電波などの送受信により、監視対象の行動又は状態を判定することができれば、多種多様な分野において役立つことが期待できる。
【0006】
本開示の目的は、電波の送受信によって監視対象の行動又は状態を判定し得る電子機器などを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態に係る電子機器は、
送信波として送信される送信信号、及び前記送信波が監視対象に反射した反射波として受信される受信信号に基づいて、前記監視対象の検出情報を生成する信号処理部と、
前記監視対象の検出情報に基づいて、浴槽を跨いで入浴する動作及び当該浴槽を跨いで退浴する動作のうち少なくとも一方を含む跨ぎ動作の有無を判定する判定部と、
を備える。
前記判定部は、前記監視対象が前記浴槽において検出されてから、前記跨ぎ動作があったと判定されずに、前記監視対象が前記浴槽において検出されなくなったことに基づいて、前記監視対象が前記浴槽に沈水したと判定する。
【0008】
一実施形態に係る電子機器の制御方法は、
送信波として送信される送信信号、及び前記送信波が監視対象に反射した反射波として受信される受信信号に基づいて、前記監視対象の検出情報を生成するステップと、
前記監視対象の検出情報に基づいて、浴槽を跨いで入浴する動作及び当該浴槽を跨いで退浴する動作のうち少なくとも一方の動作を含む跨ぎ動作の有無を判定するステップと、
前記監視対象が前記浴槽において検出されてから、前記跨ぎ動作があったと判定されずに、前記監視対象が前記浴槽において検出されなくなったことに基づいて、前記監視対象が前記浴槽に沈水したと判定するステップと、
を含む。
【0009】
一実施形態に係るプログラムは、
電子機器に、
送信波として送信される送信信号、及び前記送信波が監視対象に反射した反射波として受信される受信信号に基づいて、前記監視対象の検出情報を生成するステップと、
前記監視対象の検出情報に基づいて、浴槽を跨いで入浴する動作及び当該浴槽を跨いで退浴する動作のうち少なくとも一方の動作を含む跨ぎ動作の有無を判定するステップと、
前記監視対象が前記浴槽において検出されてから、前記跨ぎ動作があったと判定されずに、前記監視対象が前記浴槽において検出されなくなったことに基づいて、前記監視対象が前記浴槽に沈水したと判定するステップと、
を実行させる。
【発明の効果】
【0010】
一実施形態によれば、電波の送受信によって監視対象の行動又は状態を判定し得る電子機器などを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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