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公開番号
2025059174
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169016
出願日
2023-09-29
発明の名称
粒子分離装置
出願人
京セラ株式会社
,
株式会社タカゾノ
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
G01N
1/10 20060101AFI20250403BHJP(測定;試験)
要約
【課題】分離デバイスへのサンプル液の供給を開始するまでに要する時間を短縮することが可能な粒子分離装置を提供すること。
【解決手段】粒子分離装置1は、液体Aを分離デバイス100に供給する液体供給部Aと、液体Bを分離デバイスに供給する液体供給部Bと、液体供給部A及び液体供給部Bを制御する制御部80と、を備える。液体供給部Aは、液体Aと液体Cとを混合することによって混合液を生成し、液体Aを混合液として前記分離デバイスに供給する。制御部80は、液体供給部A及び液体供給部Bを制御することにより、液体供給部Aによって混合液を生成しながら、分離デバイスが液体Bで満たされるように液体供給部Bから分離デバイスに液体Bを供給し、分離デバイスが液体Bで満たされた後、液体供給部Aから分離デバイスに液体Aを混合液として供給する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
粒子を含む液体Aから前記粒子を分離可能な分離デバイスを用いて前記液体Aから前記粒子を分離する粒子分離装置であって、
前記液体Aを前記分離デバイスに供給する液体供給部Aと、
液体Bを前記分離デバイスに供給する液体供給部Bと、
前記液体供給部A及び前記液体供給部Bを制御する制御部と、を備え、
前記液体供給部Aは、前記液体Aと液体Cとを混合することによって混合液を生成し、前記液体Aを前記混合液として前記分離デバイスに供給し、
前記制御部は、前記液体供給部A及び前記液体供給部Bを制御することにより、
前記液体供給部Aによって前記混合液を生成しながら、前記分離デバイスが前記液体Bで満たされるように前記液体供給部Bから前記分離デバイスに前記液体Bを供給し、
前記分離デバイスが前記液体Bで満たされた後、前記液体供給部Aから前記分離デバイスに前記液体Aを前記混合液として供給する、粒子分離装置。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記分離デバイスが前記液体Bで満たされるように前記液体供給部Bから前記分離デバイスに前記液体Bを供給しながら、前記液体供給部Aを前記分離デバイスに接続する、請求項1に記載の粒子分離装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記液体供給部Aによって前記混合液を生成しながら、前記液体供給部Bを前記分離デバイスに接続する、請求項1又は2に記載の粒子分離装置。
【請求項4】
前記液体供給部Bは、洗浄液を送出可能であり、
前記制御部は、
前記液体供給部Bが前記分離デバイスから取り外された状態で、前記液体供給部Bから前記洗浄液を送出する、請求項1に記載の粒子分離装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、粒子分離装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特開2018-158328号公報には、血液等の流体中の粒子を分離するための粒子分離デバイスが開示されている。この粒子分離デバイスには、流入口と、流出口と、流入口と流出口とをつなぐ流路と、が形成されている。流路は、液体から粒子を分離する粒子分離構造を含んでいる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-158328号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特開2018-158328号公報に記載される粒子分離デバイスでは、流路中の液体の流れが安定して正常に粒子の分離ができるようになる迄に要する時間を短縮することが求められている。
【0005】
本開示の目的は、分離デバイスへのサンプル液の供給を開始するまでに要する時間を短縮することが可能な粒子分離装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面に従った粒子分離装置は、粒子を含む液体Aから前記粒子を分離可能な分離デバイスを用いて前記液体Aから前記粒子を分離する粒子分離装置であって、前記液体Aを前記分離デバイスに供給する液体供給部Aと、液体Bを前記分離デバイスに供給する液体供給部Bと、前記液体供給部A及び前記液体供給部Bを制御する制御部と、を備え、前記液体供給部Aは、前記液体Aと液体Cとを混合することによって混合液を生成し、前記液体Aを前記混合液として前記分離デバイスに供給し、前記制御部は、前記液体供給部A及び前記液体供給部Bを制御することにより、前記液体供給部Aによって前記混合液を生成しながら、前記分離デバイスが前記液体Bで満たされるように前記液体供給部Bから前記分離デバイスに前記液体Bを供給し、前記分離デバイスが前記液体Bで満たされた後、前記液体供給部Aから前記分離デバイスに前記液体Aを前記混合液として供給する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、分離デバイスへのサンプル液の供給を開始するまでに要する時間を短縮することが可能な粒子分離装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態における粒子分離装置を概略的に示す斜視図である。
分離デバイスを概略的に示す斜視図である。
デバイス設置部及び設置部材の近傍を示す斜視図である。
針が針係合部に係合した状態を示す斜視図である。
制御部とその制御対象との関係を概略的に示す図である。
各連結流路から各ポンプに洗浄液を回収する洗浄液回収操作を概略的に示す図である。
各ポンプから洗浄液貯留部に洗浄液を戻す洗浄液貯留操作を概略的に示す図である。
液体貯留部から各ポンプに液体Bを補給する液体Bの補給操作を概略的に示す図である。
各ポンプから分離デバイスに液体Bを供給・充填する液体Bの充填操作を概略的に示す図である。
各連結流路から各ポンプからに液体Bを回収する液体Bの回収操作を概略的に示す図である。
各ポンプから液体貯留部に液体Bを戻す液体Bの貯留操作を概略的に示す図である。
洗浄液貯留部から各ポンプに洗浄液を補給する洗浄液補給操作を概略的に示す図である。
各ポンプから各連結流路に洗浄液を充填する洗浄液充填操作を概略的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一又はそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態における粒子分離装置を概略的に示す斜視図である。この粒子分離装置1は、サンプル液である粒子を含む液体Aを、分離デバイスに流入させ、液体Aから粒子を分離する装置である。粒子分離装置1は、例えば、血液からの白血球(粒子)の分離に好ましく用いられる。
(【0011】以降は省略されています)
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