TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025061385
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2025006048,2023523361
出願日
2025-01-16,2022-04-22
発明の名称
通信制御方法、第1装置、ネットワークノード、チップセット、プログラム、及び移動通信システム
出願人
京セラ株式会社
代理人
弁理士法人キュリーズ
主分類
H04W
76/10 20180101AFI20250403BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】基地局から入射する電波の伝搬方向を反射又は屈折により動的に変化させることで、カバレッジを拡張する基地局及び該基地局との無線通信を行う無線端末を備える移動通信システムを提供する。
【解決手段】gNB200及びgNB200との無線通信を行うUEを備える移動通信システムにおいて、gNB200から入射する電波の伝搬方向を変化させるメタサーフェス技術を用いたRIS(Reconfigurable Intelligent Surface)装置500を制御するRIS-UE100Bが、基地局のカバレッジを拡張する。gNB200が輻輳している場合、gNB200は、UE100からのアクセスを規制するアクセス規制情報をブロードキャストするが、RIS-UE100Bはネットワーク側のエンティティとみなすことができるため、RIS-UE100Bは、gNB200からのアクセス規制情報を無視する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
通信制御方法であって、
第1装置が、前記第1装置を制御するための制御情報をネットワークノードから受信することと、
前記第1装置が、前記制御情報に基づいて、前記ネットワークノードからの電波の伝搬状態を変化させることと、
前記ネットワークノードが、ユーザ装置からのアクセスを規制するアクセス規制情報をブロードキャストすることと、
前記第1装置が、前記アクセス規制情報を無視することと、を有する
通信制御方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
第1装置であって、
前記第1装置を制御するための制御情報をネットワークノードから受信する受信部と、
前記制御情報に基づいて、前記ネットワークノードからの電波の伝搬状態を変化させる制御部と、を備え、
前記受信部は、前記ネットワークノードからブロードキャストされる情報であって、ユーザ装置からのアクセスを規制するアクセス規制情報を受信し、
前記制御部は、前記アクセス規制情報を無視する
第1装置。
【請求項3】
ネットワークノードであって、
前記ネットワークノードからの電波の伝搬状態を変化させる第1装置に、前記第1装置を制御するための制御情報を送信する送信部を備え、
前記送信部は、ユーザ装置からのアクセスを規制するアクセス規制情報をブロードキャストし、
前記アクセス規制情報は、前記第1装置によって無視される
ネットワークノード。
【請求項4】
第1装置のためのチップセットであって、
前記第1装置を制御するための制御情報をネットワークノードから受信する処理と、
前記制御情報に基づいて、前記ネットワークノードからの電波の伝搬状態を変化させる処理と、
前記ネットワークノードからブロードキャストされる情報であって、ユーザ装置からのアクセスを規制するアクセス規制情報を受信する処理と、
前記アクセス規制情報を無視する処理と、を実行する
チップセット。
【請求項5】
第1装置に、
前記第1装置を制御するための制御情報をネットワークノードから受信する処理と、
前記制御情報に基づいて、前記ネットワークノードからの電波の伝搬状態を変化させる処理と、
前記ネットワークノードからブロードキャストされる情報であって、ユーザ装置からのアクセスを規制するアクセス規制情報を受信する処理と、
前記アクセス規制情報を無視する処理と、を実行させる
プログラム。
【請求項6】
移動通信システムであって、
ネットワークノードと、
第1装置と、を備え、
前記第1装置は、
前記第1装置を制御するための制御情報を前記ネットワークノードから受信し、
前記第1装置が、前記制御情報に基づいて、前記ネットワークノードからの電波の伝搬状態を変化させ、
前記ネットワークノードは、ユーザ装置からのアクセスを規制するアクセス規制情報をブロードキャストし、
前記第1装置は、前記アクセス規制情報を無視する
移動通信システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、移動通信システムで用いる通信制御方法、無線端末、及び基地局に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、第5世代(5G)の移動通信システムが注目されている。5Gシステムの無線アクセス技術であるNR(New Radio)は、第4世代の無線アクセス技術であるLTE(Long Term Evolution)に比べて、高周波数帯による広帯域伝送が可能である。
【0003】
ミリ波帯又はテラヘルツ波帯といった高周波数帯の電波は、高い直進性を有するため、基地局のカバレッジの縮小が課題となる。このような課題を解決するために、メタサーフェス技術を用いたRIS(Reconfigurable Intelligent Surface)装置が注目されている(例えば、非特許文献1参照)。このようなRIS装置によれば、基地局から入射する電波(ビーム)の伝搬方向を例えば反射又は屈折により動的に変化させることで、基地局のカバレッジを拡張できる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
3GPP寄書:RP-210618、“Support of Reconfigurable Intelligent Surface for 5G Advanced”
【発明の概要】
【0005】
第1の態様に係る通信制御方法は、基地局及び前記基地局との無線通信を行う無線端末を備える移動通信システムで用いる方法である。前記通信制御方法は、前記基地局から入射する電波の伝搬方向を変化させるRIS(Reconfigurable Intelligent Surface)装置を制御する前記無線端末であるRIS無線端末が、前記基地局との無線接続を確立するステップと、前記RIS無線端末が、前記RIS装置の能力及び前記RIS装置の制御状態のうち少なくとも一方を示すRIS装置情報を前記無線通信により前記基地局に送信するステップと、を有する。
【0006】
第2の態様に係る無線端末は、移動通信システムにおいて基地局との無線通信を行う装置である。前記無線端末は、前記基地局から入射する電波の伝搬方向を変化させるRIS(Reconfigurable Intelligent Surface)装置を制御する制御部と、前記RIS装置の能力及び前記RIS装置の制御状態のうち少なくとも一方を示すRIS装置情報を前記無線通信により前記基地局に送信する送信部と、を備える。
【0007】
第3の態様に係る基地局は、移動通信システムにおいて無線端末との無線通信を行う装置である。前記基地局は、前記基地局から入射する電波の伝搬方向を変化させるRIS(Reconfigurable Intelligent Surface)装置を制御する無線端末から、前記RIS装置の能力及び前記RIS装置の制御状態のうち少なくとも一方を示すRIS装置情報を前記無線通信により受信する受信部を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。
データを取り扱うユーザプレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。
シグナリング(制御信号)を取り扱う制御プレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。
一実施形態に係るRIS装置の適用シナリオを示す図である。
一実施形態に係るRIS装置の適用シナリオを示す図である。
一実施形態に係るRIS装置の適用シナリオを示す図である。
一実施形態に係るRIS装置の適用シナリオを示す図である。
一実施形態に係るRIS-UE(RIS無線端末)及びRIS装置の構成を示す図である。
一実施形態に係るgNB(基地局)の構成を示す図である。
一実施形態に係るgNBからRIS-UEへの下りリンクシグナリングを示す図である。
一実施形態に係るRIS制御設定の構成を示す図である。
一実施形態に係るRIS制御設定の構成を示す図である。
一実施形態に係るRIS-UEからgNBへの上りリンクシグナリングを示す図である。
一実施形態に係るRIS装置能力情報の構成を示す図である。
一実施形態に係るRIS装置能力情報の構成を示す図である。
一実施形態に係る制御状態情報の構成を示す図である。
一実施形態に係る制御状態情報の構成を示す図である。
一実施形態に係るRIS-UEによる測定に関する動作を示す図である。
第1実施例に係る動作を示す図である。
第2実施例に係る動作を示す図である。
第2実施例に係るRIS制御設定及び制御タイミング情報の構成例を示す図である。
第3実施例に係る動作を示す図である。
第4実施例に係る動作を示す図である。
第5実施例に係る動作を示す図である。
実施形態に係るRIS装置の詳細構成例1を示す図である。
実施形態に係るRIS装置の詳細構成例2を示す図である。
実施形態に係るRIS装置の詳細構成例3を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図面を参照しながら、実施形態に係る移動通信システムについて説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
【0010】
基地局の動作と連動してRIS装置を動作させることにより、RIS装置を用いて効率的なカバレッジ拡張を実現できると考えられる。しかしながら、基地局とRIS装置とを有線で接続して相互に通信する場合、配線作業等によるRIS装置の設置コストが増大するとともに、RIS装置の設置の自由度が低下するという問題がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
京セラ株式会社
ヒータ
12日前
京セラ株式会社
粒子分離装置
3日前
京セラ株式会社
電力変換装置
10日前
京セラ株式会社
粒子分離装置
3日前
京セラ株式会社
粒子分離装置
3日前
京セラ株式会社
粒子分離装置
3日前
京セラ株式会社
エネルギーシステム
3日前
京セラ株式会社
研磨治具および研磨装置
4日前
京セラ株式会社
送電装置、方法及びプログラム
5日前
京セラ株式会社
電源管理システム及び電源制御方法
4日前
京セラ株式会社
液滴吐出ヘッドおよび液滴吐出装置
3日前
京セラ株式会社
燃料電池モジュール及び燃料電池装置
3日前
京セラ株式会社
送電装置、制御方法及び制御プログラム
4日前
京セラ株式会社
送電装置、制御方法及び制御プログラム
4日前
京セラ株式会社
配線基板およびそれを用いた実装構造体
5日前
京セラ株式会社
燃料電池セルスタックおよび燃料電池装置
4日前
京セラ株式会社
透光性磁性材料、光学素子および光学装置
6日前
京セラ株式会社
ホルダ、切削工具及び切削加工物の製造方法
10日前
京セラ株式会社
ホルダ、切削工具及び切削加工物の製造方法
10日前
京セラ株式会社
学習データ生成装置、学習データ生成方法、及びプログラム
3日前
京セラ株式会社
二次電池用負極の製造方法、二次電池用負極および二次電池
4日前
京セラ株式会社
弾性波装置、分波器、通信装置および弾性波装置の製造方法
4日前
京セラ株式会社
テクスチャ画像生成装置、テクスチャ画像生成方法、及びテクスチャ画像生成プログラム
6日前
京セラ株式会社
音処理方法、音処理装置及び音処理プログラム
3日前
京セラ株式会社
通信方法、ユーザ装置、プロセッサ、プログラム、及び移動通信システム
3日前
京セラ株式会社
通信制御方法、第1装置、ネットワークノード、チップセット、プログラム、及び移動通信システム
3日前
KDDI株式会社
食べ方パターン分析システム、方法及びプログラム
4日前
個人
防犯AIプラグイン
9日前
個人
音声による制御装置
1か月前
個人
コメント配信システム
23日前
個人
テレビ会議拡張システム
4日前
個人
電気音響変換装置
19日前
株式会社SEtech
撮像装置
23日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
日本放送協会
無線通信装置
9日前
キヤノン電子株式会社
画像処理装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る