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公開番号
2025015581
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024197020,2021054213
出願日
2024-11-11,2021-03-26
発明の名称
電子機器
出願人
京セラ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01Q
21/08 20060101AFI20250123BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】物体を検出するための信号を送受信するアンテナまでの伝送線路を短縮し得る電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器は、送信波を送信する複数の送信アンテナと、複数の送信アンテナに送信信号を出力する電子部品と、を備える。複数の送信アンテナの給電点は、電子部品の複数の送信端子に、それぞれ直線状の伝送線路によって接続される。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
送信波を送信する複数の送信アンテナと、
前記複数の送信アンテナに送信信号を出力する電子部品と、
を備える電子機器であって、
前記複数の送信アンテナの給電点は、前記電子部品の複数の送信端子に、それぞれ直線状の伝送線路によって接続される、電子機器。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記送信波が反射された反射波を受信する複数の受信アンテナを備え、
前記電子部品は、前記複数の送信アンテナに送信信号を出力するとともに、前記複数の受信アンテナから受信信号が入力され、
前記電子部品は、前記複数の送信アンテナにそれぞれ送信信号を出力する複数の送信端子が並ぶ第1の辺、及び、前記複数の受信アンテナからそれぞれ受信信号が入力される複数の受信端子が並ぶ第2の辺を有し、
前記第1の辺及び前記第2の辺の少なくとも一方は、前記複数の送信アンテナの給電点が並ぶ方向及び前記複数の受信アンテナの給電点が並ぶ方向の少なくとも一方に対し斜めに位置し、
前記複数の受信アンテナの給電点は前記複数の受信端子にそれぞれ伝送線路によって接続される、請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
送信波が反射された反射波を受信する複数の受信アンテナと、
前記複数の受信アンテナから受信信号が入力される電子部品と、
を備える電子機器であって、
前記複数の受信アンテナの給電点は、前記電子部品の複数の受信端子に、それぞれ直線状の伝送線路によって接続される、電子機器。
【請求項4】
前記送信波を送信する複数の送信アンテナと、
前記複数の送信アンテナに送信信号を出力するとともに、前記複数の受信アンテナから受信信号が入力される電子部品と、
を備える電子機器であって、
前記電子部品は、前記複数の送信アンテナにそれぞれ送信信号を出力する複数の送信端子が並ぶ第1の辺、及び、前記複数の受信アンテナからそれぞれ受信信号が入力される複数の受信端子が並ぶ第2の辺を有し、
前記第1の辺及び前記第2の辺の少なくとも一方は、前記複数の送信アンテナの給電点が並ぶ方向及び前記複数の受信アンテナの給電点が並ぶ方向の少なくとも一方に対し斜めに位置し、
前記複数の送信アンテナの給電点は前記複数の送信端子にそれぞれ伝送線路によって接続される、請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記電子部品は、前記複数の送信端子からそれぞれ出力される送信信号の位相を調整する、請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項6】
前記電子部品は、前記複数の受信端子にそれぞれ入力される受信信号の位相を調整する、請求項3又は4に記載の電子機器。
【請求項7】
前記電子部品は、前記複数の送信端子から前記複数の送信アンテナの給電点までのそれぞれの伝送線路の長さに応じて、前記複数の送信端子からそれぞれ出力される送信信号の位相を調整する、請求項5に記載の電子機器。
【請求項8】
前記電子部品は、前記複数の送信端子からそれぞれ出力される送信信号の位相が前記複
数の送信アンテナの給電点において揃うように、当該送信信号の位相を調整する、請求項7に記載の電子機器。
【請求項9】
前記電子部品は、前記複数の受信アンテナの給電点から前記複数の受信端子までのそれぞれの伝送線路の長さに応じて、前記複数の受信端子にそれぞれ入力される受信信号の位相を調整する、請求項6に記載の電子機器。
【請求項10】
前記電子部品は、前記複数の受信端子にそれぞれ入力される受信信号の位相が揃うように、当該受信信号の位相を調整する、請求項9に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電子機器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば自動車に関連する産業などの分野において、自車両と所定の物体との間の距離などを測定する技術が重要視されている。特に、近年、ミリ波のような電波を送信し、障害物などの物体に反射した反射波を受信することで、物体との間の距離などを測定するレーダ(RADAR(Radio Detecting and Ranging))の技術が、種々研究されている。このような距離などを測定する技術の重要性は、運転者の運転をアシストする技術、及び、運転の一部又は全部を自動化する自動運転に関連する技術の発展に伴い、今後ますます高まると予想される。
【0003】
上述したレーダのような技術において、信号を送受信するアンテナの配置について、種々の提案がなされている。例えば、特許文献1は、複数のパッチアンテナまで全て等長の伝送線路で並列接続するミリ波送受信装置を提案している。また、特許文献1は、縦方向に配列された複数のパッチアンテナをそれぞれ等長の伝送線路で直接接続したものを、さらに横方向にも複数並べたミリ波送受信装置も提案している。これらのようなパッチアンテナの配置により、送信波の正面方向の指向性を高める効果が期待できる。
【0004】
また、特許文献2は、パッチアンテナの間隔をnλ(nは2以上の整数、λは使用する中心周波数の波長)として接続するレーダ装置を提案している。これらのようなパッチアンテナの配置により、中心周波数からシフトした周波数において垂直方向のチルト角を増やし、チルト角が変化することを利用してレーダ波の放射方向を調整する効果が期待できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平10-261917号公報
特開2010-220008号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
送信された送信波が所定の物体に反射した反射波を受信することにより当該物体を検出する電子機器において、物体を検出するための信号を送受信するアンテナまでの伝送線路を短くすれば、伝送線路における信号の損失を低減することができる。
【0007】
本開示の目的は、物体を検出するための信号を送受信するアンテナまでの伝送線路を短縮し得る電子機器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一実施形態に係る電子機器は、
送信波を送信する複数の送信アンテナと、
前記複数の送信アンテナに送信信号を出力する電子部品と、
を備える。
前記複数の送信アンテナの給電点は、前記電子部品の複数の送信端子に、それぞれ直線状の伝送線路によって接続される。
また、一実施形態に係る電子機器は、
送信波が反射された反射波を受信する複数の受信アンテナと、
前記複数の受信アンテナから受信信号が入力される電子部品と、
を備える。
前記複数の受信アンテナの給電点は、前記電子部品の複数の受信端子に、それぞれ直線状の伝送線路によって接続される。
【発明の効果】
【0009】
一実施形態によれば、物体を検出するための信号を送受信するアンテナまでの伝送線路を短縮し得る電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る電子機器の使用態様を説明する図である。
一実施形態に係る電子機器の構成を概略的に示す機能ブロック図である。
一実施形態に係る送信信号の構成を説明する図である。
一実施形態に係る電子機器における送信アンテナ及び受信アンテナ並びに電子部品の配置について説明するための比較例を示す図である。
一実施形態に係る電子機器における送信アンテナ及び受信アンテナ並びに電子部品の配置の例を示す図である。
一実施形態に係る電子機器における送信アンテナ及び受信アンテナ並びに電子部品の配置の他の例を示す図である。
一実施形態に係る電子機器における送信アンテナ及び受信アンテナ並びに電子部品の配置のさらに他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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