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公開番号
2025018626
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122506
出願日
2023-07-27
発明の名称
配線基板およびそれを用いた実装構造体
出願人
京セラ株式会社
代理人
弁理士法人ブナ国際特許事務所
主分類
H05K
1/11 20060101AFI20250130BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】スルーホールの最狭部におけるスルーホール導体の断線を低減し、かつショートも低減し得る配線基板を提供する。
【解決手段】本開示に係る配線基板は、第1面および第1面と反対側に位置する第2面を有する絶縁層と、第1面から第2面まで、絶縁層を貫通するスルーホールと、少なくともスルーホールに位置するスルーホール導体とを含む。スルーホールは、スルーホールの内径が最も狭い最狭部、および内径が最も広い最広部を有する。スルーホール導体は、少なくともスルーホールの内壁面に位置する第1部分、および内壁面から絶縁層内にわたり位置する第2部分を含む。第2部分は、スルーホールの貫通方向における断面視で、少なくとも最狭部と隣接する絶縁層に位置しているとともに、第1仮想線を、内壁面のうち最狭部を通り、絶縁層の厚み方向に平行に伸びる仮想線とし、第2仮想線を、内壁面のうち最広部を通り、絶縁層の厚み方向に平行に伸びる仮想線とした場合に、第1仮想線と第2仮想線との間に位置している。
【選択図】図2A
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面および該第1面と反対側に位置する第2面を有する絶縁層と、
前記第1面から前記第2面まで、前記絶縁層を貫通するスルーホールと、
少なくとも前記スルーホールに位置するスルーホール導体と、
を含み、
前記スルーホールは、該スルーホールの内径が最も狭い最狭部、および内径が最も広い最広部を有しており、
前記スルーホール導体は、少なくとも前記スルーホールの内壁面に位置する第1部分、および前記内壁面から前記絶縁層内にわたり位置する第2部分を含み、
該第2部分は、前記スルーホールの貫通方向における断面視で、少なくとも前記最狭部と隣接する前記絶縁層に位置しているとともに、第1仮想線を、前記内壁面のうち前記最狭部を通り、前記絶縁層の厚み方向に平行に伸びる仮想線とし、第2仮想線を、前記内壁面のうち前記最広部を通り、前記絶縁層の厚み方向に平行に伸びる仮想線とした場合に、前記第1仮想線と前記第2仮想線との間に位置している、
配線基板。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
平面透視で、前記第2部分は、前記スルーホールの周縁に断続的に位置している、請求項1に記載の配線基板。
【請求項3】
前記スルーホールを貫通方向に断面視した場合に、前記最狭部は、前記絶縁層の厚みの半分の位置よりも、前記第1面側または前記第2面側に位置している、請求項1に記載の配線基板。
【請求項4】
前記絶縁層は、ガラス繊維および絶縁樹脂を含み、
前記第2部分が、前記ガラス繊維内、前記ガラス繊維と前記絶縁樹脂との間、および前記絶縁樹脂内の少なくとも1か所に位置している、請求項1に記載の配線基板。
【請求項5】
請求項1~4のいずれかに記載の配線基板と、該配線基板の実装領域に位置する電子部品とを含む、実装構造体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配線基板およびそれを用いた実装構造体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
配線基板の上面側と下面側とを導通させるために、配線基板の絶縁層には、少なくとも1つのスルーホールが形成されている。スルーホールを深さ方向に断面視した場合、スルーホールは、形成方法によっては、特許文献1に記載のようにくびれた形状を有し、幅の広い部分と幅の狭い部分とを含むことがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-213296号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スルーホールがくびれた形状を有する場合、幅の狭い部分に応力が集中しやすくなる。そのため、幅の狭い部分において、スルーホール導体が断線しやすくなる。
【0005】
本開示の課題は、応力が集中しやすいスルーホールの最狭部におけるスルーホール導体の断線を低減し、かつショートの危険性も低減し得る配線基板を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る配線基板は、第1面および第1面と反対側に位置する第2面を有する絶縁層と、第1面から第2面まで、絶縁層を貫通するスルーホールと、少なくともスルーホールに位置するスルーホール導体とを含む。スルーホールは、スルーホールの内径が最も狭い最狭部、および内径が最も広い最広部を有する。スルーホール導体は、少なくともスルーホールの内壁面に位置する第1部分、および内壁面から絶縁層内にわたり位置する第2部分を含む。第2部分は、スルーホールの貫通方向における断面視で、少なくとも最狭部と隣接する絶縁層に位置しているとともに、第1仮想線を、内壁面のうち最狭部を通り、絶縁層の厚み方向に平行に伸びる仮想線とし、第2仮想線を、内壁面のうち最広部を通り、絶縁層の厚み方向に平行に伸びる仮想線とした場合に、第1仮想線と第2仮想線との間に位置している。
【0007】
本開示に係る実装構造体は、上記の配線基板と、この配線基板の実装領域に位置する電子部品とを含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る配線基板は、課題を解決するための手段の欄に記載のような構成を有することによって、応力が集中しやすいスルーホールの最狭部におけるスルーホール導体の断線を低減し、かつショートの危険性も低減し得る。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態に係る配線基板を説明するための説明図である。
図2Aは、図1に示す領域Xを説明するための拡大説明図であり、図2Bは、図2Aに示す領域Aを矢印A方向から見た平面透視図であり、図2Cは別の実施形態を示す説明図である。
図3A~図3Hは、図1に示す領域Xに位置するスルーホール導体の形成方法の一実施形態を説明するための説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の一実施形態に係る配線基板を、図1および2に基づいて説明する。図1は、本開示の一実施形態に係る配線基板1を説明するための説明図である。図1に示すように、一実施形態に係る配線基板1は、絶縁層21、ビルドアップ用絶縁層22、導体層3およびソルダーレジスト4を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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