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公開番号
2025016800
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-04
出願番号
2024198775,2021075234
出願日
2024-11-14,2021-04-27
発明の名称
装置及び方法
出願人
京セラ株式会社
代理人
TRY国際弁理士法人
主分類
H02J
13/00 20060101AFI20250128BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】 所定エリアの電力系統の安定化を適切に図ることを可能とする電力管理装置、電力管理システム及び電力管理方法を提供する。
【解決手段】 電力管理装置は、1以上の対象施設を管理する管理部と、2以上の単位時間を含む観測期間について、前記対象施設及び前記対象施設以外の施設が存在する所定エリアの予測需要電力を取得する取得部と、前記2以上の単位時間の中から、前記予測需要電力が最大化すると想定される特定単位時間を特定する特定部と、前記特定単位時間において、前記対象施設の需要電力を抑制する特定制御を実行する制御部と、を備える。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
1以上の対象施設を管理する管理部と、
2以上の単位時間を含む観測期間について、前記対象施設及び前記対象施設以外の施設が存在する所定エリアの予測需要電力を取得する取得部と、
前記2以上の単位時間の中から、前記予測需要電力が最大化すると想定される特定単位時間を特定する特定部と、
前記特定単位時間において、前記対象施設の需要電力を抑制する特定制御を実行する制御部と、を備える、電力管理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記管理部は、前記観測期間において、前記所定エリアの実績需要電力を前記単位時間毎に管理しており、
前記特定部は、前記実績需要電力よりも前記予測需要電力が大きいと想定される単位時間を前記特定単位時間として特定する、請求項1に記載の電力管理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記観測期間以外の期間において前記特定制御を実行せずに、前記観測期間において前記特定制御を実行する、請求項1又は請求項2に記載の電力管理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記特定単位時間において、前記対象施設の需要電力が第1閾値を下回らないように前記特定制御を実行する、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電力管理装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記特定単位時間を含む制御対象時間において前記特定制御を実行し、
前記制御部は、前記制御対象時間の前記特定単位時間以外の時間において、前記対象施設の需要電力が第2閾値を上回らないように前記特定制御を実行する、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電力管理装置。
【請求項6】
前記特定制御は、前記対象施設以外に設置される分散電源の制御を含まずに、前記対象施設に設置される対象分散電源の出力電力を増大する制御を含む、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電力管理装置。
【請求項7】
前記特定制御は、前記特定単位時間における前記対象分散電源の出力電力を増大する余地を確保する制御を含む、請求項6に記載の電力管理装置。
【請求項8】
1以上の対象施設を管理する管理部と、
2以上の単位時間を含む観測期間について、前記対象施設及び前記対象施設以外の施設が存在する所定エリアの予測需要電力を取得する取得部と、
前記2以上の単位時間の中から、前記予測需要電力が最大化すると想定される特定単位時間を特定する特定部と、
前記特定単位時間において、前記対象施設の需要電力を抑制する特定制御を実行する制御部と、を備える、電力管理システム。
【請求項9】
1以上の対象施設を管理するステップと、
2以上の単位時間を含む観測期間について、前記対象施設及び前記対象施設以外の施設が存在する所定エリアの予測需要電力を取得するステップと、
前記2以上の単位時間の中から、前記予測需要電力が最大化すると想定される特定単位時間を特定するステップと、
前記特定単位時間において、前記対象施設の需要電力を抑制する特定制御を実行するステップと、を備える、電力管理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電力管理装置、電力管理システム及び電力管理方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
発電事業者から電力を購入し、購入された電力を施設に販売する電力小売事業者が知られている。電力小売事業者は、電力小売事業者によって管理される施設のそれぞれの電力閾値を管理しており、電力小売事業者によって管理される施設のそれぞれについて、電力閾値を超えた需要電力に対する超過料金を算出する(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/126435号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、所定エリアの電力系統の安定化の観点では、所定エリアの全体として最大需要電力を抑制することが好ましい。
【0005】
しかしながら、上述した技術では、電力小売事業者によって管理される施設として最大需要電力を抑制することができる可能性はあるものの、所定エリアの全体として最大需要電力を抑制することができず、所定エリアの電力系統の安定化を適切に図ることができない可能性がある。
【0006】
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、所定エリアの電力系統の安定化を適切に図ることを可能とする電力管理装置、電力管理システム及び電力管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
開示に係る電力管理装置は、1以上の対象施設を管理する管理部と、2以上の単位時間を含む観測期間について、前記対象施設及び前記対象施設以外の施設が存在する所定エリアの予測需要電力を取得する取得部と、前記2以上の単位時間の中から、前記予測需要電力が最大化すると想定される特定単位時間を特定する特定部と、前記特定単位時間において、前記対象施設の需要電力を抑制する特定制御を実行する制御部と、を備える。
【0008】
開示に係る電力管理システムは、1以上の対象施設を管理する管理部と、2以上の単位時間を含む観測期間について、前記対象施設及び前記対象施設以外の施設が存在する所定エリアの予測需要電力を取得する取得部と、前記2以上の単位時間の中から、前記予測需要電力が最大化すると想定される特定単位時間を特定する特定部と、前記特定単位時間において、前記対象施設の需要電力を抑制する特定制御を実行する制御部と、を備える。
【0009】
開示に係る電力管理方法は、1以上の対象施設を管理するステップと、2以上の単位時間を含む観測期間について、前記対象施設及び前記対象施設以外の施設が存在する所定エリアの予測需要電力を取得するステップと、前記2以上の単位時間の中から、前記予測需要電力が最大化すると想定される特定単位時間を特定するステップと、前記特定単位時間において、前記対象施設の需要電力を抑制する特定制御を実行するステップと、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、所定エリアの電力系統の安定化を適切に図ることを可能とする電力管理装置、電力管理システム及び電力管理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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