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公開番号
2025007464
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108885
出願日
2023-06-30
発明の名称
振動発電デバイス
出願人
京セラ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02N
2/18 20060101AFI20250109BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】温度変化による発電量の低下を抑制できる振動発電デバイスが提供される。
【解決手段】振動発電デバイス(10)は、振動することができる振動部(12)と、振動部を少なくとも2点で固定する固定部(13)と、振動部の熱膨張と固定部の熱膨張との差によって少なくとも振動部に生じる張力を、固定部又は振動部に逆向きの力を与えることで緩和する緩和部(18)と、を備える。振動発電デバイスは、振動部の熱膨張係数が固定部の熱膨張係数より小さい場合に、緩和部の熱膨張係数は振動部の熱膨張係数より小さくてよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
振動することができる振動部と、
前記振動部を少なくとも2点で固定する固定部と、
前記振動部の熱膨張と前記固定部の熱膨張との差によって少なくとも前記振動部に生じる張力を、前記固定部又は前記振動部に逆向きの力を与えることで緩和する緩和部と、を備える、振動発電デバイス。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記振動部の熱膨張係数が前記固定部の熱膨張係数より小さい場合に、前記緩和部の熱膨張係数は前記振動部の熱膨張係数より小さい、請求項1に記載の振動発電デバイス。
【請求項3】
前記振動部の熱膨張係数が前記固定部の熱膨張係数より大きい場合に、前記緩和部の熱膨張係数は前記振動部の熱膨張係数より大きい、請求項1に記載の振動発電デバイス。
【請求項4】
前記緩和部は、熱膨張係数が異なる2つ以上の層を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の振動発電デバイス。
【請求項5】
前記緩和部は、前記固定部と前記振動部との間に設けられる、請求項1から3のいずれか一項に記載の振動発電デバイス。
【請求項6】
前記緩和部は、前記固定部の外側に設けられる、請求項1から3のいずれか一項に記載の振動発電デバイス。
【請求項7】
前記緩和部は、前記固定部の内側に設けられる、請求項1から3のいずれか一項に記載の振動発電デバイス。
【請求項8】
前記緩和部は、前記固定部の上面及び前記固定部の底面の一部又は全部である、請求項1から3のいずれか一項に記載の振動発電デバイス。
【請求項9】
前記緩和部は、前記固定部の内部に設けられる、請求項1から3のいずれか一項に記載の振動発電デバイス。
【請求項10】
前記緩和部は、前記振動部の側面に設けられる、請求項1から3のいずれか一項に記載の振動発電デバイス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、振動発電デバイスに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
周囲環境の振動エネルギーから電気エネルギーを発生させる振動発電デバイスと、振動発電デバイスを利用したセンサモジュールが知られている。例えば特許文献1は、複数の板状可撓体と重錘部体とを組み合わせた構造の発電素子を開示する。また、例えば特許文献2は、複数の圧電素子と複数の圧電素子を連結する連結部材とを備え、振動エネルギーを効率よく電気エネルギーに変換できる発電デバイスを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-103170号公報
特開2020-061938号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、振動発電デバイスでは、振動する振動部と、振動部を固定する固定部との熱膨張係数が異なることが多いため、温度の変化によって、振動部に張力が加わることで、共振周波数が変化して、発電量が低下することがあった。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、温度変化による発電量の低下を抑制できる振動発電デバイスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示の一実施形態に係る振動発電デバイスは、
振動することができる振動部と、
前記振動部を少なくとも2点で固定する固定部と、
前記振動部の熱膨張と前記固定部の熱膨張との差によって少なくとも前記振動部に生じる張力を、前記固定部又は前記振動部に逆向きの力を与えることで緩和する緩和部と、を備える。
【0007】
(2)本開示の一実施形態として、(1)において、
前記振動部の熱膨張係数が前記固定部の熱膨張係数より小さい場合に、前記緩和部の熱膨張係数は前記振動部の熱膨張係数より小さい。
【0008】
(3)本開示の一実施形態として、(1)において、
前記振動部の熱膨張係数が前記固定部の熱膨張係数より大きい場合に、前記緩和部の熱膨張係数は前記振動部の熱膨張係数より大きい。
【0009】
(4)本開示の一実施形態として、(1)から(3)のいずれかにおいて、
前記緩和部は、熱膨張係数が異なる2つ以上の層を含む。
【0010】
(5)本開示の一実施形態として、(1)から(4)のいずれかにおいて、
前記緩和部は、前記固定部と前記振動部との間に設けられる。
(【0011】以降は省略されています)
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