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公開番号
2025025152
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023129657
出願日
2023-08-08
発明の名称
モータ
出願人
個人
代理人
個人
主分類
H02K
5/26 20060101AFI20250214BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ジャイロ効果を低減させることができるモータを提供する。
【解決手段】モータ100は、ステータ30と、ステータ30に回転可能に取り付けられたシャフト20と、シャフト20と連結され、ステータ30に対して回転可能に配置されたロータ40と、ウエイト151と、ロータ40によって発生した回転力によって、ウエイト151をロータ40の回転方向と逆の回転方向に回転させる逆回転機構200と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ステータ(30)と、
前記ステータに回転可能に取り付けられたシャフト(20)と、
前記シャフトと連結され、前記ステータに対して回転可能に配置されたロータと、
ウエイト(151)と、
前記ロータによって発生した回転力によって、前記ウエイトを前記ロータの回転方向と逆の回転方向に回転させる逆回転機構(200)と、を有することを特徴とするモータ。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記ウエイトは、前記ロータと同軸に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記ウエイトは、前記シャフトに回転可能に取り付けられ、
前記逆回転機構は、
板形状であり、前記ウエイトと対向配置され、前記シャフトに回転不能に取り付けられたプレート(153)と、
前記ウエイトと前記プレートの間において、前記シャフトに回転可能に取り付けられた中間部材(154)と、
前記中間部材に回転可能に取り付けられ、前記ウエイト及び前記プレートに係合する係合部材(155)と、を有することを特徴とする請求項2に記載のモータ。
【請求項4】
前記係合部材は、前記ウエイト及び前記プレートと接触するローラーであることを特徴とする請求項3に記載のモータ。
【請求項5】
前記逆回転機構は、前記ウエイトと前記プレートとが近接するように、前記ウエイト及び前記プレートの少なくとも一方を付勢する付勢部材(159)を更に有することを特徴とする請求項4に記載のモータ。
【請求項6】
前記中間部材には、前記シャフトと直交する方向に延出する回転阻止部材(156)が取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載のモータ。
【請求項7】
前記回転阻止部材の外面には、柔軟な材料で構成された衝撃吸収部材(156b)が取り付けられていることを特徴とする請求項6に記載のモータ。
【請求項8】
前記プレートの比重は、前記ウエイトの比重よりも軽いことを特徴とする請求項3に記載のモータ。
【請求項9】
前記ウエイトは、円板形状の円板部(151a)と、前記円板部の外縁部から突出したリング状のリング部(151b)とから構成されていることを特徴とする請求項3に記載のモータ。
【請求項10】
前記ロータは、前記ステータの外周側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、特許文献1に示されるようなモータは、模型飛行機の動力として使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-134893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に示されるようなモータでは、ロータの回転によるジャイロ効果により、模型飛行機が操縦者の意図しない挙動を引き起こすという問題があった。
【0005】
本発明は、ジャイロ効果を低減させることができるモータを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するためになされた、請求項1に記載の発明であるモータは、
ステータ(30)と、
前記ステータに回転可能に取り付けられたシャフト(20)と、
前記シャフトと連結され、前記ステータに対して回転可能に配置されたロータと、
ウエイト(151)と、
前記ロータによって発生した回転力によって、前記ウエイトを前記ロータの回転方向と逆の回転方向に回転させる逆回転機構(200)と、を有することを特徴とする。
【0007】
これによれば、逆回転機構によって、ウエイトがロータの回転方向と逆の回転方向に回転されるので、ロータの回転によるジャイロ効果が、ロータと逆回転するウエイトの回転によるジャイロ効果によって低減される。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記ウエイトは、前記ロータと同軸に配置されていることを特徴とする。
【0009】
これによれば、ウエイトがロータと同軸に配置されているので、ウエイトがロータと同軸に配置されていないモータと比較して、ロータのジャイロ効果を適切に低減させることができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、
前記ウエイトは、前記シャフトに回転可能に取り付けられ、
前記逆回転機構は、
板形状であり、前記ウエイトと対向配置され、前記シャフトに回転不能に取り付けられたプレート(153)と、
前記ウエイトと前記プレートの間において、前記シャフトに回転可能に取り付けられた中間部材(154)と、
前記中間部材に回転可能に取り付けられ、前記ウエイト及び前記プレートに係合する係合部材(155)と、を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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