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公開番号2025021933
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023126050
出願日2023-08-02
発明の名称モータ
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人個人,個人
主分類H02K 9/22 20060101AFI20250206BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】出力に応じて放熱部材を交換可能であるモータを提供する。
【解決手段】モータ1は、複数の磁極部46を有する磁性体37と、磁性体37に巻かれた複数のコイル38と、を有するステータ39と、ロータ26と、ロータ26の回転軸方向におけるコイル38の一方の端部38a(38b)に直接又は他の部材(54)を介して接触する放熱部材47と、を備える。放熱部材47は、ステータ39に対して着脱可能に配置されている。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
複数の磁極部を有する磁性体と、前記磁性体に巻かれた複数のコイルと、を有するステータと、
ロータと、
前記ロータの回転軸方向における前記コイルの一方の端部に直接又は他の部材を介して接触する放熱部材と、を備え、
前記放熱部材は、前記ステータに対して着脱可能に配置されている、モータ。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記回転軸方向における前記コイルの両方の端部に直接又は他の部材を介して前記放熱部材が接触する、請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記ロータは、前記ステータを収容する空間を形成するハウジングを備え、
前記放熱部材は、前記ロータの回転軸方向において前記ハウジングの内面に対向する、請求項1又は2に記載のモータ。
【請求項4】
前記コイルの巻回軸線は前記ロータの径方向になっている、請求項1から3のいずれか1項に記載のモータ。
【請求項5】
前記放熱部材の外周端は前記ロータの径方向の外周側に向いている、請求項1から4のいずれか1項に記載のモータ。
【請求項6】
前記他の部材は放熱樹脂である、請求項1から5のいずれか1項に記載のモータ。
【請求項7】
前記ロータの回転軸方向における前記放熱部材の面には凹部又は凸部が形成されている、請求項1から6のいずれか1項に記載のモータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はモータに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
モータにおいて、コイルに電流が供給されると、コイルは発熱する。特許文献1には、こうしたコイルで発生する熱を放出するための放熱板を有するモータが開示されている。放熱板はヨークと基板との間に挟み込まれて固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-143205号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コイルに供給される電流値はモータの出力に応じて決定される。出力が大きい場合には発熱量も増大する。こうした出力や発熱量の増減に応じて放熱板のサイズを変更することができることが求められている。
【0005】
そこで、本発明は、出力に応じて放熱部材を交換可能であるモータを提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るモータは、複数の磁極部を有する磁性体と、前記磁性体に巻かれた複数のコイルと、を有するステータと、ロータと、前記ロータの回転軸方向における前記コイルの一方の端部に直接又は他の部材を介して接触する放熱部材と、を備え、前記放熱部材は、前記ステータに対して着脱可能に配置されている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係るモータ1の構造を概略的に示す斜視図である。
図1の2-2線に沿ったモータ1の垂直断面図である。
上側カバー14を取り外した状態のモータ1を上側から見た斜視図である。
図1の4-4線に沿った斜視断面図である。
図3のモータ1の分解斜視図である。
図4の6-6線に沿ったモータ1の断面図である。
一変形例に係る放熱部材47の構造を概略的に示すモータ1の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1及び図2は、本発明の一実施形態に係るモータ1の構造を概略的に示す斜視図である。図1は、モータ1の回転軸心を構成する回転軸線(以下、「軸線」という。)xに沿った方向(以下、「回転軸方向」という。)において、一方の側である上側から見たモータ1の斜視図である。図2は、図1の2-2線に沿ったモータ1の断面図である。この断面図は、軸線xを含む仮想平面に沿った垂直断面図である。
【0009】
なお、以下の本実施形態の説明において、回転軸方向において規定される上側及び下側は、重力方向における上下関係とは必ずしも一致しない。また、軸線xに垂直な方向にモータ1の径方向が規定される。この径方向において、軸線xから遠ざかる側を外周側と規定する一方で、軸線xに近づく方向を内周側と規定する。さらに、軸線x周りにモータ1の周方向が規定される。この周方向において、モータ1を上側から見た場合に軸線x回りに時計回り及び反時計回りが規定される。
【0010】
図1及び図2を併せて参照すると、モータ1は、例えば軸線xを中心軸線とする円筒状のシャフト10を備える。この例では、軸線xに沿ったシャフト10の上端及び下端は開放されている。シャフト10の外周面には回転軸方向に沿って2つの軸受11、12が取り付けられている。軸受11、12は例えば玉軸受である。軸受11、12は、例えば圧入、すきま嵌め等によりシャフト10に取り付けられている。モータ1は、軸線x回りに軸受11、12に回転自在に支持されたハウジング13を備えている。ハウジング13は、上側の軸受11に支持された上側カバー14と、下側の軸受12に支持された下側カバー15と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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