TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025014444
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117003
出願日
2023-07-18
発明の名称
電力変換装置
出願人
富士電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02M
7/48 20070101AFI20250123BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】振動によるオプション部材の緩みおよび破損を抑制することが可能な電力変換装置を提供する。
【解決手段】負荷に対して電力を供給するためのインバータ部10と、インバータ部10に固定されるとともに、インバータ部10に付加的な機能を与えるオプション部材20と、インバータ部10およびオプション部材20とは別個に設けられ、インバータ部10とオプション部材20とを固定する固定クリップ1とを備え、オプション部材20は、X方向の面にスナップフィット25が設けられ、インバータ部10は、オプション部材20のX方向の面に平行な面にスナップフィット25が取り付けられるとともに、オプション部材20のX方向の面に直交するZ方向の面に第1固定部が取り付けられることにより、オプション部材20と固定されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
負荷に対して電力を供給するためのインバータ部と、
前記インバータ部に固定されるとともに、前記インバータ部に付加的な機能を与えるオプション部材と、
前記インバータ部および前記オプション部材とは別個に設けられ、前記インバータ部と前記オプション部材とを固定する第1固定部とを備え、
前記オプション部材は、側面に第2固定部が設けられ、
前記インバータ部は、前記オプション部材の前記側面に平行な面に前記第2固定部が取り付けられるとともに、前記オプション部材の前記側面に直交する面に前記第1固定部が取り付けられることにより、前記オプション部材と固定されている、電力変換装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1固定部は、前記インバータ部と前記オプション部材とに跨るように配置され、前記インバータ部および前記オプション部材の両方に当接することにより、前記インバータ部と前記オプション部材とを固定するように構成されている、請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項3】
前記第1固定部は、係合固定部と、係合当接部とを含み、
前記インバータ部および前記オプション部材の一方に前記係合固定部が係合するとともに、前記インバータ部または前記オプション部材の他方に前記係合当接部が当接することにより、前記インバータ部と前記オプション部材とを固定するように構成されている、請求項2に記載の電力変換装置。
【請求項4】
前記第1固定部は、前記係合当接部としての平板部を含み、前記平板部と前記係合固定部との間に、前記インバータ部および前記オプション部材の両方を挟みこむことにより、前記インバータ部と前記オプション部材とを固定するように構成されている、請求項3に記載の電力変換装置。
【請求項5】
前記第1固定部は、押圧されることによって、前記第1固定部の前記係合固定部と前記インバータ部または前記オプション部材との係合を解除する方向に、前記係合固定部が移動されて、前記インバータ部と前記オプション部材との固定を解除する押圧部をさらに備える、請求項4に記載の電力変換装置。
【請求項6】
前記第1固定部は、前記係合当接部としての圧入部を含み、
前記インバータ部は、前記第1固定部を圧入する孔部を含み、
前記第1固定部の前記圧入部は、前記インバータ部の前記孔部に圧入されて当接することにより、前記インバータ部と前記オプション部材とを固定するように構成されている、請求項3に記載の電力変換装置。
【請求項7】
前記第1固定部の前記圧入部は、円筒形状であり、
前記オプション部材は、係合固定受け部を含み、
前記第1固定部は、
前記インバータ部の前記孔部に圧入された前記第1固定部の円筒形状の前記圧入部が回転した状態において、前記第1固定部の前記係合固定部と、前記オプション部材における前記係合固定受け部とが係合することにより、前記インバータ部と前記オプション部材とを固定するように構成されている、請求項6に記載の電力変換装置。
【請求項8】
前記第1固定部の前記圧入部は、前記圧入部が延びる方向に沿って切欠き部が設けられ、前記インバータ部の前記孔部に圧入される際に、前記切欠き部により、円筒状の前記圧入部の円の中心方向に撓み変形された状態で圧入されるように構成されている、請求項7に記載の電力変換装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、電力変換装置に関し、特に、オプション部材付きのインバータを備える電力変換装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、負荷に対して電力を供給するインバータを用いた電力変換装置において、適用する負荷および用途に応じて、所望のオプション機能を付加することができるような、オプション部材を取り付けた電力変換装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。上記特許文献1には、信号の増設を目的として、オプション回路基板(オプション部材)を取り付ける構成が開示されている。そして、上記特許文献1に記載のインバータ装置は、インバータに設けられた開口部に対して、オプション部材の係合部を挿入し、弾性変形させて係合させることにより、インバータにオプション部材を取り付けて固定している。また、上記特許文献1に記載の電力変換装置は、オプション部材にL字状の係合爪部が設けられ、インバータの筐体の前面下部に引っ掛かって、オプション部材の脱落を防止している。また、上記特許文献1では、インバータとオプション部材との固定に用いられるオプション部材の係合部および係合爪部の両方が、オプション部材の同じ面に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-28893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1では、インバータとオプション部材との固定に用いられるオプション部材の係合部および係合爪部の両方が、オプション部材の同じ面に設けられているため、力の加わる方向によっては、固定の強度が弱いと考えられる。固定の強度が弱いことに起因して、インバータ装置の動作により、インバータ装置とオプション部材とが個々に振動した場合に、オプション部材の固定が外れたり、オプション部材品の一部が破損したりしやすい。そのため、インバータを動作させた場合にも、振動によるオプション部材(機能付加部材)の緩みおよび破損を抑制することが可能な電力変換装置が望まれている。
【0005】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、振動によるオプション部材(機能付加部材)の緩みおよび破損を抑制することが可能な電力変換装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による電力変換装置は、負荷に対して電力を供給するためのインバータ部と、インバータ部に固定されるとともに、インバータ部に付加的な機能を与えるオプション部材と、インバータ部およびオプション部材とは別個に設けられ、インバータ部とオプション部材とを固定する第1固定部とを備え、オプション部材は、側面に第2固定部が設けられ、インバータ部は、オプション部材の側面に平行な面に第2固定部が取り付けられるとともに、オプション部材の側面に直交する面に第1固定部が取り付けられることにより、オプション部材と固定されている。
【0007】
この発明の一の局面による電力変換装置は、上記のように、インバータ部およびオプション部材とは別個に設けられ、インバータ部とオプション部材とを固定する第1固定部とを備え、オプション部材は、側面に第2固定部が設けられ、インバータ部は、オプション部材の側面に平行な面に第2固定部が取り付けられるとともに、オプション部材の側面に直交する面に第1固定部が取り付けられることにより、オプション部材と固定されている。これにより、オプション部材とインバータ部とが、直交する2つの面において、第2固定部と第1固定部とによって、固定される。このため、インバータ部とオプション部材とを同じ面のみで固定する場合に比べて、オプション部材とインバータ部とをより強固に固定することができる。その結果、振動によるオプション部材(機能付加部材)の緩みおよび破損を抑制することができる。また、第1固定部が、インバータ部およびオプション部材とは別個に設けられるため、第1固定部の破損時に、交換が容易となる。
【0008】
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、第1固定部は、インバータ部とオプション部材とに跨るように配置され、インバータ部およびオプション部材の両方に当接することにより、インバータ部とオプション部材とを固定するように構成されている。このように構成すれば、第1固定部がインバータ部とオプション部材とに跨るように配置されるため、容易にインバータ部とオプション部材とを固定することができる。
【0009】
この場合、好ましくは、第1固定部は、係合固定部と、係合当接部とを含み、インバータ部およびオプション部材の一方に係合固定部が係合するとともに、インバータ部またはオプション部材の他方に係合当接部が当接することにより、インバータ部とオプション部材とを固定するように構成されている。このように構成すれば、インバータ部およびオプション部材の一方には係合固定部が係合する部分が設けられるが、他方は係合当接部が当接するのみで良いので、インバータ部およびオプション部材の両方に係合する部分を設ける場合に比べて、インバータ部またはオプション部材の構造を簡素化することができる。その結果、簡素な構造のインバータ部またはオプション部材を用いて、インバータ部とオプション部材との固定を行うことができる。
【0010】
上記第1固定部は、係合固定部と、係合当接部とを含む電力変換装置において、好ましくは、第1固定部は、係合当接部としての平板部を含み、平板部と係合固定部との間に、インバータ部およびオプション部材の両方を挟みこむことにより、インバータ部とオプション部材とを固定するように構成されている。このように構成すれば、インバータ部またはオプション部材に対して、平板部が、大きい接触面積により面接触するため、インバータ部とオプション部材とが安定して固定される。その結果、インバータ部とオプション部材とをより強固に固定することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
富士電機株式会社
保冷庫
10日前
富士電機株式会社
開閉装置
今日
富士電機株式会社
半導体装置
10日前
富士電機株式会社
半導体装置
10日前
富士電機株式会社
半導体装置
10日前
富士電機株式会社
半導体装置
10日前
富士電機株式会社
漏電遮断器
7日前
富士電機株式会社
切替バルブ
13日前
富士電機株式会社
電力変換装置
13日前
富士電機株式会社
飲料供給装置
13日前
富士電機株式会社
飲料供給装置
13日前
富士電機株式会社
静止誘導機器
7日前
富士電機株式会社
飲料供給装置
13日前
富士電機株式会社
電力変換装置
今日
富士電機株式会社
制御システム
13日前
富士電機株式会社
圧力センサ装置
6日前
富士電機株式会社
半導体スイッチ
10日前
富士電機株式会社
半導体モジュール
6日前
富士電機株式会社
燃料電池発電装置
6日前
富士電機株式会社
水質アルカリ化装置
13日前
富士電機株式会社
半導体装置、及び車両
今日
富士電機株式会社
集積回路および電源回路
今日
富士電機株式会社
回路装置および電力変換回路
6日前
富士電機株式会社
回路装置および電力変換回路
今日
富士電機株式会社
電熱変換装置及び蓄熱システム
今日
富士電機株式会社
炭化珪素半導体装置の製造方法
13日前
富士電機株式会社
半導体装置及び半導体モジュール
今日
富士電機株式会社
半導体モジュール及び半導体装置
10日前
富士電機株式会社
分析装置、分析方法及びプログラム
10日前
富士電機株式会社
予測装置、予測方法及びプログラム
10日前
富士電機株式会社
半導体モジュール及びその製造方法
13日前
富士電機株式会社
危険検知システムおよび危険検知方法
10日前
富士電機株式会社
半導体モジュールおよびその製造方法
6日前
富士電機株式会社
運転支援装置、運転支援方法及びプログラム
13日前
富士電機株式会社
運転支援装置、運転支援方法及びプログラム
13日前
富士電機株式会社
モデル更新装置、モデル更新方法、及びプログラム
10日前
続きを見る
他の特許を見る