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公開番号2025020772
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124350
出願日2023-07-31
発明の名称回転電機
出願人マツダ株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類H02K 1/22 20060101AFI20250205BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】重量及びサイズの増大を抑制しつつ、NV性能に優れた回転電機をもたらす。
【解決手段】モータ100は、円筒状のロータコア21と、ロータコア21の内部に配置されかつ該ロータコア21の周方向に並んだ複数の空孔26及び該空孔26内を移動可能に封入された多数の粒状体27によって構成される複数の粒状体ダンパ25と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
円筒状のロータコアと、
前記ロータコアの内部に配置されかつ該ロータコアの周方向に並んだ複数の空孔と、該空孔内を移動可能に封入された多数の粒状体と、によって構成される複数の粒状体ダンパと、を備える
ことを特徴とする回転電機。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
請求項1に記載された回転電機において、
前記ロータコアの内部に配置されかつ前記周方向に並んだ複数のマグネットペアを備え、
前記複数のマグネットペアは、それぞれ、前記周方向にV字状に並んだ2つの永久磁石によって構成され、
前記複数の空孔は、それぞれ、前記複数のマグネットペアそれぞれのV字の谷間に配置される
ことを特徴とする回転電機。
【請求項3】
請求項1に記載された回転電機において、
前記ロータコアの内部に配置されかつ前記周方向に並んだ複数のマグネットペアを備え、
前記複数のマグネットペアは、それぞれ、前記周方向に並んだ2つの永久磁石によって構成され、
前記複数の空孔は、それぞれ、前記複数のマグネットペアのうち隣接する2つのマグネットペアの間に配置される
ことを特徴とする回転電機。
【請求項4】
請求項1に記載された回転電機において、
前記ロータコアの内部に配置されかつ前記周方向に並んだ複数のマグネットペアを備え、
前記複数のマグネットペアは、それぞれ、前記周方向に並んだ2つの永久磁石によって構成され、
前記複数の空孔は、それぞれ、前記複数のマグネットペアそれぞれの径方向内側に配置される
ことを特徴とする回転電機。
【請求項5】
請求項1に記載された回転電機において、
前記粒状体は、磁性材料からなる
ことを特徴とする回転電機。
【請求項6】
請求項1に記載された回転電機において、
前記複数の空孔は、それぞれ、前記周方向に沿って延びかつ前記ロータコアの径方向に並んだ複数の空隙によって構成される
ことを特徴とする回転電機。
【請求項7】
請求項6に記載された回転電機において、
前記複数の空隙は、それぞれ、前記周方向に分割されるように仕切られている
ことを特徴とする回転電機。
【請求項8】
請求項2又は3に記載された回転電機において、
前記複数の空孔は、前記ロータコアの周方向及び厚さ方向に千鳥状に配置される
ことを特徴とする回転電機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、回転電機に関する。
続きを表示(約 910 文字)【背景技術】
【0002】
モータ及び発電機等の回転電機では、その駆動に伴って発生するNV(騒音・振動)が問題となる。
【0003】
例えば、特許文献1には、モータのNVを低減させる技術として、モータステータ鉄心の外周面とモータハウジングの内壁との間に設けられた隙間に、固体、膏体又は液体からなるダンピング媒体を充填するものが開示されている。
【0004】
また、非特許文献1には、複数の粒子をダンピング媒体として使用する粒状体ダンパが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-65082号公報
【非特許文献】
【0006】
市川和男他、日本機械学会論文集、Vol.87、No.896(2021)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
粒状体ダンパは、液体を使用するものに比べ緻密なシールが不要になるとともに粒子間の摩擦による熱散逸による減衰効果向上も期待できる。しかしながら、粒子の封入部位において空隙率を確保する必要がある。
【0008】
このような粒状態ダンパを、モータハウジングや、例えば特許文献1のように回転電機のモータステータ鉄心の外周面とモータハウジングの内壁との間に設けようとすると、モータハウジングの肉厚増大による回転電機の重量及びサイズの増大が懸念される。
【0009】
本開示は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、重量及びサイズの増大を抑制しつつ、NV性能に優れた回転電気をもたらすことにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示は、回転電機に関する。この回転電機は、円筒状のロータコアと、前記ロータコアの内部に配置されかつ該ロータコアの周方向に並んだ複数の空孔と、該空孔内を移動可能に封入された多数の粒状体と、によって構成される複数の粒状体ダンパと、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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