TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025051099
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023160021
出願日
2023-09-25
発明の名称
車椅子
出願人
マツダ株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
A61G
5/08 20060101AFI20250328BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】シートを容易に装着可能にするとともに、装着後のシートのガタツキを抑制する。
【解決手段】車椅子は、左側サイドフレーム及び右側サイドフレームを連結するとともに折り畳み可能な支持アームとを備えている。シートは、左側サイドフレーム及び右側サイドフレームに着脱可能に構成されたシートフレームを有している。シートフレームには、左側サイドフレーム及び右側サイドフレームの少なくとも一方のサイドフレームを左右方向から挟持する挟持部100が設けられている。
【選択図】図21
特許請求の範囲
【請求項1】
車椅子利用者が着座可能なシートを備えた折り畳み式の車椅子であって、
車体左側の駆動輪を軸支する左側サイドフレームと、
車体右側の駆動輪を軸支する右側サイドフレームと、
前記左側サイドフレーム及び前記右側サイドフレームを連結するとともに折り畳み可能な支持アームとを備え、
前記シートは、前記左側サイドフレーム及び前記右側サイドフレームに着脱可能に構成されたシートフレームを有し、
前記シートフレームには、前記左側サイドフレーム及び前記右側サイドフレームの少なくとも一方のサイドフレームを左右方向から挟持する挟持部が設けられている、車椅子。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車椅子において、
前記挟持部は、前記シートフレームの一部で構成され、一方のサイドフレームに対して左右方向の一方から当接するフレーム当接部と、前記一方のサイドフレームに対して左右方向の他方から当接する当接部材と、前記当接部材を前記一方のサイドフレームに当接する方向に付勢する第1付勢部材と、前記当接部材を前記一方のサイドフレームに当接した状態でロックするロック部とを有し、
前記ロック部は、前記シートのシートバック部に設けられたロック解除操作部に対して操作ワイヤを介して連結されている、車椅子。
【請求項3】
請求項2に記載の車椅子において、
前記ロック部は、前記シートフレームに支持された状態で前記当接部材が有する孔部に差し込まれるロックピンと、前記ロックピンを前記孔部への差し込み方向に付勢する第2付勢部材とを有し、
前記孔部の内面には、前記ロックピンを当該孔部内に案内する案内面が設けられている、車椅子。
【請求項4】
請求項3に記載の車椅子において、
前記操作ワイヤは前記ロックピンに連結され、
前記ロックピン及び前記第2付勢部材は、前記当接部材の車体後側に配置されている、車椅子。
【請求項5】
請求項2に記載の車椅子において、
前記一方のサイドフレームの前後方向中間部の側面には、凹部が設けられ、
前記当接部材は、前記凹部に嵌合する嵌合部を有している、車椅子。
【請求項6】
請求項2に記載の車椅子において、
前記当接部材は、前記シートフレームの車幅方向内側に配置されている、車椅子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、折り畳み可能に構成された折り畳み式の車椅子に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、不使用時に折り畳み可能に構成された折り畳み式の車椅子が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の車椅子は、左側の駆動輪が取り付けられた左側サイドフレームに対して左側支持アームが回動可能に連結され、また、右側の駆動輪が取り付けられた右側サイドフレームに対して右側支持アームが回動可能に連結されている。折り畳み状態から展開状態にする際には、左側支持アーム及び右側支持アームを後方へ回動させ、これにより、左側サイドフレームと右側サイドフレームの間隔を狭めて車椅子をコンパクトにできる。
【0003】
特許文献1の車椅子では、折り畳む前にシートを左側サイドフレーム及び右側サイドフレームから取り外す必要があるため、シートが両サイドフレームに対して着脱可能になっている。具体的には、シートフレームから前方へ突出するピンを両サイドフレームに形成された差込孔に差し込むことによってシートを両サイドフレームに固定する一方、ピンを後退させることによってシートを両サイドフレームから取り外し可能にしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-114838号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のようにシートフレームから進出するピンをサイドフレームの差込孔に差し込む構造を採用した場合、シートを装着する際にはピンを後退状態から進出状態に切り替える操作が必要になり、シートの装着に手間が掛かる。
【0006】
また、ピンの外径を差込孔の内径よりも小さくしなければスムーズな差し込みが行えないが、ピンの外径を差込孔の内径よりも小さくすると、シートがサイドフレームに対してガタツキやすくなるという問題がある。
【0007】
本開示は、かかる点に鑑みたものであり、その目的とするところは、シートを容易に装着可能にするとともに、装着後のシートのガタツキを抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本開示の第1の側面では、車椅子利用者が着座可能なシートを備えた折り畳み式の車椅子を前提とすることができる。車椅子は、車体左側の駆動輪を軸支する左側サイドフレームと、車体右側の駆動輪を軸支する右側サイドフレームと、前記左側サイドフレーム及び前記右側サイドフレームを連結するとともに折り畳み可能な支持アームとを備えている。前記シートは、前記左側サイドフレーム及び前記右側サイドフレームに着脱可能に構成されたシートフレームを有している。前記シートフレームには、前記左側サイドフレーム及び前記右側サイドフレームの少なくとも一方のサイドフレームを左右方向から挟持する挟持部が設けられている。
【0009】
この構成によれば、シートフレームをサイドフレームに装着する際、シートフレームの挟持部によってサイドフレームを左右方向に挟持するので、従来のようにピンを後退状態から進出状態に切り替える必要がなく、シートの装着が容易になる。また、シートフレームの挟持部によってサイドフレームを左右方向に挟持するので、シートフレームとサイドフレームとの間に遊びができにくくなり、シートのガタツキが抑制される。
【0010】
本開示の第2の側面に係る挟持部は、前記シートフレームの一部で構成され、一方のサイドフレームに対して左右方向の一方から当接するフレーム当接部と、前記一方のサイドフレームに対して左右方向の他方から当接する当接部材と、前記当接部材を前記一方のサイドフレームに当接する方向に付勢する第1付勢部材と、前記当接部材を前記一方のサイドフレームに当接した状態でロックするロック部とを有していてもよい。この場合、前記ロック部は、前記シートのシートバック部に設けられたロック解除操作部に対して操作ワイヤを介して連結することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
マツダ株式会社
車椅子
23日前
マツダ株式会社
車椅子
23日前
マツダ株式会社
モータ
5日前
マツダ株式会社
車椅子
23日前
マツダ株式会社
モータ
5日前
マツダ株式会社
車椅子
23日前
マツダ株式会社
電気自動車
5日前
マツダ株式会社
電気自動車
5日前
マツダ株式会社
電気自動車
5日前
マツダ株式会社
電気自動車
5日前
マツダ株式会社
電気自動車
5日前
マツダ株式会社
電気自動車
5日前
マツダ株式会社
モータ制御装置
5日前
マツダ株式会社
モータ制御装置
5日前
マツダ株式会社
モータ制御装置
5日前
マツダ株式会社
電動車両の制御装置
4日前
マツダ株式会社
車両の衝撃吸収構造
10日前
マツダ株式会社
車両の衝撃吸収構造
10日前
マツダ株式会社
車両の衝撃吸収構造
10日前
マツダ株式会社
車両用差動装置及び車両
3日前
マツダ株式会社
導電性樹脂組成物及び該組成物を用いた電磁波シールド材
10日前
日鉄ケミカル&マテリアル株式会社
吸湿膜積層体、及びその製造方法
17日前
個人
健康器具
2か月前
個人
鼾防止用具
2か月前
個人
歯の掃除具
5か月前
個人
歯茎みが品
3か月前
個人
導電香
2か月前
個人
脈波測定方法
2か月前
個人
脈波測定方法
2か月前
個人
洗井間専家。
1か月前
個人
乗馬テラピー
6か月前
個人
塗り薬塗り具
4か月前
個人
マッサージ機
2か月前
個人
白内障治療法
1か月前
個人
身体牽引装置
6か月前
個人
収納容器
4か月前
続きを見る
他の特許を見る