TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025073921
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023185112
出願日
2023-10-27
発明の名称
水素ガス吸引装置
出願人
個人
代理人
個人
主分類
A61M
15/00 20060101AFI20250502BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】簡易かつ安全に高濃度水素ガスを生成し、吸引可能とする水素ガス吸引装置を提供する。
【解決手段】
水を貯溜する第一容器と、前記第一容器に連通する第二容器と、第二容器の上部に連通する開閉可能な吸引部と、
からなり、
前記吸引部が閉止した状態で、前記第二容器に水素ガス発生剤と水の化学反応により水素ガスを発生させ、発生した水素ガスが第二容器の水面を押し下げるとともに、前記第一容器の水面を押し上げ、吸引部を開放することで前記第一容器の水面が低下するとともに、前記第二容器の水面が上昇し前記第二容器に蓄積された水素ガスが吸引部に押し出され、押し出された水素ガスを吸引することを特徴とする水素ガス吸引装置の構成とした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水を貯溜する第一容器と、
前記第一容器に連通する第二容器と、
第二容器の上部に連通する開閉可能な吸引部と、
からなり、
前記吸引部が閉止した状態で、
前記第二容器に水素ガス発生剤と水の化学反応により水素ガスを発生させ、
発生した水素ガスが第二容器の水面を押し下げるとともに、
前記第一容器の水面を押し上げ、
吸引部を開放することで前記第一容器の水面が低下するとともに、
前記第二容器の水面が上昇し前記第二容器に蓄積された水素ガスが吸引部に押し出され、
押し出された水素ガスを吸引することを特徴とする
水素ガス吸引装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
上部に開口を備え、水を貯溜する外水槽である第一容器と、
前記第一容器の開口に非密閉的に挿入され、容器側面に貫通孔を穿設された内水槽と前記内水槽の上部、側面、または底面に着脱可能なキャップよりなる第二容器と、
前記第二容器内に連通し水素ガスの流路であるチューブと前記チューブの開閉を制御する栓と前記栓に連結する水素ガスが放出される吐出部よりなる吸引部と、
前記第二容器内に投入された水素ガス発生剤の浮上を阻止する押さえと、
からなり、
以下の手順で水素ガスを吸引する、
1)前記外水槽に水を入れたうえで、前記内水槽に押さえで水素ガス発生剤の浮上を阻止した状態でキャップを取り付け、前記外水槽の開口から前記第二容器を挿入することで前記外水槽の水が前記内水槽の前記貫通孔から前記内水槽に入り込み、前記水素ガス発生剤と水が化学反応し、水素ガスを発生させ、
2)前記水素ガスが前記内水槽の水面を前記貫通孔まで押し下げるとともに前記外水槽の水面が押し上げられ前記内水槽内に水素ガスが蓄積され、
3)前記栓を開にすることで前記外水槽の水面が下がるとともに前記内水槽の水面が上昇することで、前記第二容器内の水素ガスが前記吐出部から放出され、
4)前記吐出部から放出された水素ガスを吸引することを特徴とする
水素ガス吸引装置。
【請求項3】
前記内水槽の底部に、第二貫通孔を設けたことを特徴とする請求項2に記載の水素ガス吸引装置。
【請求項4】
上部に開口を備える水を貯溜する上水槽である第一容器と、
前記第一容器の底部に接続する連結部と、
側面に貫通孔を穿設され、前記貫通孔が前記連結部の他端に接続する下水槽と前記下水槽に着脱可能なキャップよりなる第二容器と、
前記第二容器内に連通し水素ガスの流路であるチューブと前記チューブの開閉を制御する栓と前記栓に連結する水素ガスが放出される吐出部よりなる吸引部と、
前記第二容器内に投入された水素ガス発生剤の浮上を阻止する押さえと、
からなり、
以下の手順で水素ガスを吸引する、
1)前記下水槽に押さえで水素ガス発生剤の浮上を阻止した状態で水を貯溜したうえでキャップを取り付け、前記第二容器で前記水素ガス発生剤と水が化学反応することで水素ガスを発生し、
2)前記水素ガスが前記下水槽の水面を前記貫通孔まで押し下げるとともに前記上水槽の水面が押し上げられ前記下水槽内に水素ガスが蓄積され、
3)前記栓を開にすることで前記上水槽の水面が下がるとともに前記下水槽の水面が上昇することで、前記第二容器内部の水素ガスが前記吐出部から放出され、
4)前記吐出部から放出された水素ガスを吸引することを特徴とする
水素ガス吸引装置。
【請求項5】
前記第一容器及び前記第二容器を、フレームに着脱可能に固定したことを特徴とする請求項4に記載の水素ガス吸引装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、簡易かつ安全に高濃度水素ガスを生成し、吸引可能とする水素ガス吸引装置に関する。
続きを表示(約 3,200 文字)
【背景技術】
【0002】
水素ガスを吸入することで、体内の活性酸素が水になり体外へ排出され、疲労回復効果、アンチエイジング効果など健康的作用があることが知られている。
【0003】
水素ガス吸引装置として、カートリッジ式(特許文献1)、電気分解式(特許文献2)などが、開発、流通している。しかしながら、いずれも、初期費用、ランニングコストが高いものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-42498「カートリッジ式の水素ガス吸引装置」
特開2018-183527「電気分解式の水素吸引装置」
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明は、簡易かつ安全に高濃度水素ガスを生成し、吸引可能とする水素ガス吸引装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そして、本発明は、上記の課題を解決するために、
(1)
水を貯溜する第一容器と、
前記第一容器に連通する第二容器と、
第二容器の上部に連通する開閉可能な吸引部と、
からなり、
前記吸引部が閉止した状態で、
前記第二容器に水素ガス発生剤と水の化学反応により水素ガスを発生させ、
発生した水素ガスが第二容器の水面を押し下げるとともに、
前記第一容器の水面を押し上げ、
吸引部を開放することで前記第一容器の水面が低下するとともに、
前記第二容器の水面が上昇し前記第二容器に蓄積された水素ガスが吸引部に押し出され、
押し出された水素ガスを吸引することを特徴とする
水素ガス吸引装置。
(2)
上部に開口を備え、水を貯溜する外水槽である第一容器と、
前記第一容器の開口に非密閉的に挿入され、容器側面に貫通孔を穿設された内水槽と前記内水槽の上部、側面、または底面に着脱可能なキャップよりなる第二容器と、
前記第二容器内に連通し水素ガスの流路であるチューブと前記チューブの開閉を制御する栓と前記栓に連結する水素ガスの吐出部よりなる吸引部と、
前記第二容器内に投入された水素ガス発生剤の浮上を阻止する押さえと、
からなり、
以下の手順で水素ガスを吸引する、
1)前記外水槽に水を入れたうえで、前記内水槽に押さえで水素ガス発生剤の浮上を阻止した状態でキャップを取り付け、前記外水槽の開口から前記第二容器を挿入することで前記外水槽の水が前記内水槽の前記貫通孔から前記内水槽に入り込み、前記水素ガス発生剤と水が化学反応し、水素ガスを発生させ、
2)前記水素ガスが前記内水槽の水面を前記貫通孔まで押し下げるとともに前記外水槽の水面が押し上げられ前記内水槽内に水素ガスが蓄積され、
3)前記栓を開にすることで前記外水槽の水面が下がるとともに前記内水槽の水面が上昇することで、前記第二容器内の水素ガスが前記吐出部から放出され、
4)前記吐出部から放出された水素ガスを吸引することを特徴とする
水素ガス吸引装置。
(3)
前記内水槽の底部に、第二貫通孔を設けたことを特徴とする(2)に記載の水素ガス吸引装置。
(4)
上部に開口を備える水を貯溜する上水槽である第一容器と、
前記第一容器の底部に接続する連結部と、
側面に貫通孔を穿設され、前記貫通孔が前記連結部の他端に接続する下水槽と前記下水槽に着脱可能なキャップよりなる第二容器と、
前記第二容器内に連通し水素ガスの流路であるチューブと前記チューブの開閉を制御する栓と前記栓に連結する水素ガスの吐出部よりなる吸引部と、
前記第二容器内に投入された水素ガス発生剤の浮上を阻止する押さえと、
からなり、
以下の手順で水素ガスを吸引する、
1)前記下水槽に押さえで水素ガス発生剤の浮上を阻止した状態で水を貯溜したうえでキャップを取り付け、前記第二容器で前記水素ガス発生剤と水が化学反応することで水素ガスを発生し、
2)前記水素ガスが前記下水槽の水面を前記貫通孔まで押し下げるとともに前記上水槽の水面が押し上げられ前記下水槽内に水素ガスが蓄積され、
3)前記栓を開にすることで前記上水槽の水面が下がるとともに前記下水槽の水面が上昇することで、前記第二容器内部の水素ガスが前記吐出部から放出され、
4)前記吐出部から放出された水素ガスを吸引することを特徴とする
水素ガス吸引装置。
(5)
前記第一容器及び前記第二容器を、フレームに着脱可能に固定したことを特徴とする(4)に記載の水素ガス吸引装置。
の構成とした。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、上記構成であるので、簡易かつ安全に高濃度水素ガスを生成し、吸引可能とする水素ガス吸引装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明である水素ガス吸引装置の第1の実施形態の組み立て状態の写真である。
本発明である水素ガス吸引装置の第1の実施形態の第一容器の写真である。
本発明である水素ガス吸引装置の第1の実施形態の第二容器、吸引部、押さえを組み立てた状態の写真である。
本発明である水素ガス吸引装置の第1の実施形態の第二容器から吸引部を接続した状態でキャップを外し、押さえを外に置いた状態の写真である。
本発明である水素ガス吸引装置の第1の実施形態の水素ガス発生準備の説明図である。
本発明である水素ガス吸引装置の第1の実施形態において、図5の状態の第二容器を水を貯溜した第一容器内に挿入し、水素ガス発生剤と水を接触させ、化学反応にて、水素ガスを発生させているところの写真である。
本発明である水素ガス吸引装置の第1の実施形態において、栓が閉止状態で、第二容器上部水素ガスが充満し、第二容器内の水面が押し下げられ、第一容器内の水面が上昇している状態である。
本発明である水素ガス吸引装置の第1の実施形態において、栓を開放したことで、水素ガスを吸引した後の状態の写真である。開栓することで、第一容器から第二容器に、水が貫通孔及び第二貫通孔を通り、流れ込み、第二容器の上部に蓄積された水素ガスを水が押し出されることで、水素ガスが吐出部から放出される。
吐出部として、カニューラの使用例を示した。
第二容器の他の実施形態の説明図である。
本発明である水素ガス吸引装置の第2の実施形態の全体写真である。
本発明である水素ガス吸引装置の第2の実施形態の正面写真である。
本発明である水素ガス吸引装置の第2の実施形態の背面写真である。
本発明である水素ガス吸引装置の第2の実施形態おいて、水素ガス発生開始の状態の写真である。
本発明である水素ガス吸引装置の第2の実施形態の水素ガス発生の最大蓄積状態の写真である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面に基づき本発明について詳細に説明する。なお、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
【実施例】
【0010】
図1-9に示すように、本発明である水素ガス吸引装置1は、第一容器2と、第二容器3と、吸引部4と、押さえ5と、からなり、第二容器3の内部に水素ガス発生剤7を配置して、水6と水素ガス発生剤7が化学反応し、水素ガス7bを発生させる。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
健康器具
3か月前
個人
歯茎みが品
4か月前
個人
鼾防止用具
3か月前
個人
洗井間専家。
2か月前
個人
導電香
4か月前
個人
白内障治療法
2か月前
個人
塗り薬塗り具
5か月前
個人
マッサージ機
3か月前
個人
脈波測定方法
3か月前
個人
脈波測定方法
3か月前
個人
クリップ
4か月前
個人
染毛方法
6か月前
個人
収納容器
5か月前
個人
片足歩行支援具
4か月前
個人
矯正椅子
7日前
個人
ホバーアイロン
1か月前
個人
健康器具
5か月前
個人
歯の保護用シール
7日前
三生医薬株式会社
錠剤
2か月前
個人
眼科診療車
4か月前
個人
シャンプー
1か月前
個人
車椅子持ち上げ器
2か月前
個人
口内洗浄具
3か月前
個人
避難困難者救出台車
4か月前
株式会社八光
剥離吸引管
2日前
個人
除菌システム
4か月前
東レ株式会社
吸収制御剤
6か月前
個人
服薬支援装置
2か月前
株式会社結心
手袋
3か月前
株式会社コーセー
化粧料
4か月前
株式会社 MTG
浴用剤
4か月前
株式会社コーセー
美爪料
4か月前
株式会社ダリヤ
毛髪化粧料
3か月前
株式会社ニデック
眼科装置
4か月前
株式会社ニデック
眼科装置
4か月前
個人
立位姿勢支持具
6か月前
続きを見る
他の特許を見る