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公開番号
2025072845
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-12
出願番号
2023183237
出願日
2023-10-25
発明の名称
消臭装置
出願人
キヤノン電子株式会社
代理人
主分類
A61L
9/00 20060101AFI20250501BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】二酸化炭素の発生を抑制した光触媒式の消臭装置を提供すること。
【解決手段】基材上に光触媒粒子を分散させて構成した光触媒フィルタ1と、光触媒フィルタ1に対向する位置に配置された光源3と、を有する消臭機構6と、光源3から光触媒フィルタ1に光を照射することで発生した二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収機構7とを備えた消臭装置30であって、二酸化炭素回収機構7は、消臭機構6の空気排気口と消臭装置30の排気口14との間に配置されていることを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
基材上に光触媒粒子を分散させて構成した光触媒フィルタと、前記光触媒フィルタに対向する位置に配置された光源と、を有する消臭機構と、
前記光源から前記光触媒フィルタに光を照射することで発生した二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収機構と
を備えた消臭装置であって、
前記二酸化炭素回収機構は、前記消臭機構の空気排気口と前記消臭装置の排気口との間に配置されていることを特徴とする消臭装置。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記二酸化炭素回収機構は、
前記消臭装置から着脱自在であることを特徴とする請求項1に記載の消臭装置。
【請求項3】
前記二酸化炭素回収機構は、
二酸化炭素吸着剤を担持した複数の無機多孔質粒子が、前記無機多孔質粒子のサイズよりも小さい開口を有した金属メッシュに挟持され構成されていることを特徴とする請求項2に記載の消臭装置。
【請求項4】
前記二酸化炭素吸着剤がアミン系である事を特徴とする請求項3に記載の消臭装置。
【請求項5】
前記基材がガラス繊維を主成分としている事を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の消臭装置。
【請求項6】
前記消臭機構から排出された水分を除去する水分除去機構を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の消臭装置。
【請求項7】
前記水分除去機構は、
金属板に密着し、内部に冷却液が流れる冷却パイプを有することを特徴とする請求項6に記載の消臭装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は光触媒による消臭機能を有した消臭装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
光触媒は紫外光や可視光などの特定の光が入射される事で光触媒効果を発現する。このような光触媒効果には消臭作用や除菌作用があり、これを利用した消臭装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-297351号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、臭気や細菌、有機成分などを光触媒により分解した場合、二酸化炭素を発生させてしまう。二酸化炭素は地球温暖化を促進させる温室効果ガスであり、ESGやSDGsの観点から、発生の抑制が強く望まれる。
【0005】
以上より、本発明の目的は、上述の課題を解消し、二酸化炭素の発生を抑制した光触媒式の消臭装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上を鑑み、本発明に係る消臭装置は、基材上に光触媒粒子を分散させて構成した光触媒フィルタと、前記光触媒フィルタに対向する位置に配置された光源と、を備えた消臭機構と、前記光源から前記光触媒フィルタに光を照射する事で発生した二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収機構を備えた消臭装置であって、前記二酸化炭素回収機構は前記消臭装置から着脱自在であり、前記消臭機構の空気排気口と前記消臭装置の空気排気口との間に前記二酸化炭素回収機構が配置されている事を特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、光触媒で臭気成分などの分解時に発生した二酸化炭素を回収することで、二酸化炭素の発生を抑制した消臭装置を得る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態における消臭機構の模式図
本実施形態における光触媒フィルタと光源部の模式図
本実施形態における光触媒消臭による二酸化炭素発生量の説明図
本実施形態における二酸化炭素回収機構の説明図
本実施形態における消臭装置の構成説明図
本実施形態における消臭装置の構成説明図
本実施形態における消臭装置の構成説明図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態に係る消臭装置について説明する。
【0010】
(光触媒フィルタ)
光触媒は、太陽光や蛍光灯、LEDなどの特定の波長の光が照射されることにより、その表面で強力な酸化力が発揮され、接触してくる有機化合物や細菌などの有害物質を分解除去する。このような光触媒として、本実施形態では比較的安価で入手性にも優れる酸化チタンが好ましいが、これに限定されず、励起波長や光触媒効果を考慮し、酸化チタンはアナターゼ型やルチル型などを適宜選択すれば良い。本実施形態において光触媒は酸化チタン以外にも、酸化タングステンや酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、またはこれらの混合材料など、様々な材料を使用することが可能である。さらに、これらの光触媒物質に、窒素や白金、銀、パラジウム、ルテニウム、銅、またはこれらを主成分とした化合物などを加えた材料を選択しても良い。光触媒にこれらの材料を加えることで、励起波長をエネルギーの低い可視光側にシフトさせたり、助触媒として光触媒の作用を高めたり、光触媒自体には作用がない新たな効果を付与したりすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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