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公開番号
2025077159
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189148
出願日
2023-11-06
発明の名称
自動車用グラスラン
出願人
西川ゴム工業株式会社
,
マツダ株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
B60J
10/76 20160101AFI20250512BHJP(車両一般)
要約
【課題】グラスランの端末部の浮き上がりを抑制して外観見栄えを良好にする。
【解決手段】自動車用グラスラン10は、グラスラン上辺部20と、弾性材で構成された端末部60と、固定部材80とを備えている。端末部60は、上壁21に接続される端末上壁61と、下側シール部24に接続される端末下外壁62とを備えている。グラスラン上辺部20の上壁21の下面には、下方へ突出してグラスラン取付板142の上面に当接する突出部21aが形成されている。下壁22の車内側面から端末下外壁62の車内側面にかけて一体成形されて、車内側及び下方に延びる端末リブ71、72が形成されている。固定部材80は、端末リブ71、72に固定され、グラスラン取付板142の下面に当接する当接部80aを備えている。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
自動車のドアを構成している部材から突出して車両前後方向に延びるグラスラン取付板に対して該グラスラン取付板の突出方向先端側から取り付けられる自動車用グラスランであって、
前記グラスラン取付板に沿って車両前後方向に延びるとともに押出成形されたグラスラン上辺部と、
前記グラスラン上辺部の車両前後方向一端部に一体に型成形されるとともに、弾性材で構成された端末部と、
前記グラスラン上辺部の車両前後方向一端部及び前記端末部に設けられ、前記端末部を構成する弾性材よりも硬質な材料からなる固定部材とを備え、
前記グラスラン上辺部は、前記グラスラン取付板よりも上に配置されて車両前後方向に延びる上壁と、前記グラスラン取付板よりも下に配置されて車両前後方向に延びる下壁と、前記上壁の車外側から前記下壁の車外側まで延びる外壁と、前記下壁の下面の車外側部分から下方へ延びる下側シール部とを備え、
前記端末部は、前記上壁の車両前後方向一端部に接続される端末上壁と、前記下側シール部に接続される端末下外壁とを備え、
前記グラスラン上辺部の前記上壁の下面には、下方へ突出して前記グラスラン取付板の上面に当接する突出部が形成され、
前記下壁の車内側面から前記端末下外壁の車内側面にかけて一体成形されて、車内側及び上下方向に延びる端末リブが形成され、
前記固定部材は、前記端末リブに固定され車内側及び車両前後方向に延びるとともに、前記グラスラン取付板の下面に当接する当接部を備え、
前記突出部と、前記固定部材の前記当接部とにより、前記グラスラン取付板を上下方向に挟持する、自動車用グラスラン。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の自動車用グラスランにおいて、
前記固定部材は、前記端末リブが差し込まれる差込孔又は差込溝を備えている、自動車用グラスラン。
【請求項3】
請求項1に記載の自動車用グラスランにおいて、
前記端末リブの下側部分の車内外方向中間部には、凹部が形成され、
前記固定部材には、前記端末リブの前記凹部に係止される係止部が形成されている、自動車用グラスラン。
【請求項4】
請求項1に記載の自動車用グラスランにおいて、
前記端末リブは、車両前後方向に間隔をあけて設けられた第1端末リブと第2端末リブとを含んでおり、
前記下側シール部の車内側面には、前記第1端末リブから前記第2端末リブまで延びる連結板が形成され、
前記固定部材の車外側面には、前記連結板に嵌合する嵌合凹部が形成されている、自動車用グラスラン。
【請求項5】
請求項1に記載の自動車用グラスランにおいて、
前記固定部材には、把持部が設けられている、自動車用グラスラン。
【請求項6】
請求項1に記載の自動車用グラスランにおいて、
前記固定部材には、肉抜部が設けられている、自動車用グラスラン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、自動車のドアに取り付けられる自動車用グラスランに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車体パネルから車外側へ突出して車両前後方向に延びる取付板に取り付けられる自動車用シール材が開示されている。このシール材は、取付板の上面に沿って延びる上壁と、取付板の下面に沿って延びる下壁と、上壁の車外側から下壁の車外側まで延びる外壁とを備えている。上壁、下壁及び外壁は硬質樹脂によって押出成形されており、シール材の芯材となっている。
【0003】
この車内側部分が一部切り落しされた下壁の後端部には、硬質樹脂によって成形された固定部材が取付けられている。また、シール材は、押出成形された押出成形部に型成形された端末部が一体成形されており、端末部には、取付板の上面に当接する当接部が形成されている。
【0004】
固定部材は前後方向に長い形状をなしており、固定部材の後側部分には、取付板の下面に当接する当接面が形成されている。この固定部材の当接面と端末部の当接部によって取付板を挟持することで、シール材とサイドガラスとの相対的な位置関係を設計通りに維持するようにしている。
【0005】
また、特許文献2には、グラスランの端末部にクリップを取り付け、このクリップをウインドフレームの取付板に係合させる構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-172266号公報
中国実用新案登録第217396184号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、特許文献1の固定部材を用いてシール材を固定する構造の場合、固定部材を取付ける下壁の、車内側部分を切り落としされて残っている部分が車内外方向に長い形状であれば、固定部材をシール材に対して強固に取付けることが可能であるが、例えば生産条件等によっては下壁の車内外方向の寸法を、押出成形部の下壁に対して半分以下に短くせざるを得なくなる場合がある。そのような場合には、固定部材をシール材に対して強固に取り付けることができなくなり、その結果、シール材とサイドガラスとの相対的な位置関係が設計通りにならずにシール材の端末部がサイドガラスから浮き上がるように変形し、外観見栄えの悪化を招くおそれがある。
【0008】
また、特許文献2の場合、クリップがグラスランの押出成形部に一体成形された型成型下壁を上下方向に挟持しているだけなので、型成型下壁には押出成形部に埋設してある芯材に相当する剛性部材がない。したがって、剛性が低く、グラスランへの取付状態で当該グラスランに対して上下方向に自由に動けるようになっている。このため、グラスランの位置決め効果が低く、結果的に外観見栄えの悪化を招くおそれがある。
【0009】
本開示は、かかる点に鑑みたものであり、その目的とするところは、グラスランの端末部の浮き上がりを抑制して外観見栄えを良好にすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本開示の一態様に係る自動車用グラスランは、自動車のドアを構成している部材から突出して車両前後方向に延びるグラスラン取付板に対して該グラスラン取付板の突出方向先端側から取り付けられる。自動車用グラスランは、前記グラスラン取付板に沿って車両前後方向に延びるとともに押出成形されたグラスラン上辺部と、前記グラスラン上辺部の車両前後方向一端部に一体に型成形されるとともに、弾性材で構成された端末部と、前記グラスラン上辺部の車両前後方向一端部及び前記端末部に設けられ、前記端末部を構成する弾性材よりも硬質な材料からなる固定部材とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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