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公開番号2025022182
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023126527
出願日2023-08-02
発明の名称太陽光発電装置
出願人株式会社エフ・シー・シー
代理人個人
主分類H02S 50/00 20140101AFI20250206BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】太陽電池アレイを並列に接続して構成された太陽電池パネルであっても故障した太陽電池モジュールに対応する発光ダイオードを発光させることができ、故障した太陽電池モジュールを確実且つ容易に特定することができる太陽光発電装置を提供する。
【解決手段】太陽電池アレイ1を並列に接続した太陽電池パネル2と、太陽電池モジュールTが故障した状態で発光可能な発光ダイオード3と、発電電力を出力可能な電力変換装置4と、PV電圧を制御する電圧制御手段7と、太陽電池モジュールTの故障診断の実行を指示する故障診断指示手段8とを具備した太陽光発電装置であって、故障診断指示手段8により故障診断の実行が指示されたとき、電圧制御手段7により太陽電池パネル2のPV電圧が低下するように制御して、故障した太陽電池モジュールTに対して並列に接続された発光ダイオード3を発光させるものである。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
太陽光を受けて発電を行う太陽電池モジュールが直列に接続された太陽電池アレイと、
前記太陽電池アレイを並列に接続した太陽電池パネルと、
前記太陽電池モジュールに対して並列に接続され、前記太陽電池モジュールが故障した状態で発光可能な発光ダイオードと、
前記太陽電池パネルの発電電力を出力可能な電力変換装置と、
前記太陽電池パネルのPV電圧を制御する電圧制御手段と、
前記太陽電池モジュールの故障診断の実行を指示する故障診断指示手段と、
を具備した太陽光発電装置であって、
前記故障診断指示手段により故障診断の実行が指示されたとき、前記電圧制御手段により前記太陽電池パネルのPV電圧が低下するように制御して、故障した前記太陽電池モジュールに対して並列に接続された前記発光ダイオードを発光させることを特徴とする太陽光発電装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記故障診断指示手段により故障診断の実行が指示されたとき、PV電圧を前記太陽電池モジュールの開放電圧未満の所定値に設定する電圧設定手段を具備するとともに、前記電圧制御手段は、PV電圧が前記電圧設定手段で設定された所定値となるよう制御して、故障した前記太陽電池モジュールに対して並列に接続された前記発光ダイオードを発光させることを特徴とする請求項1記載の太陽光発電装置。
【請求項3】
前記発光ダイオードに対して抵抗が直列に接続された第1回路と、
前記第1回路に対して並列に抵抗を接続した第2回路と、
前記第1回路及び第2回路に対して直列にダイオードを接続した第3回路と、
を有した発光回路を具備し、前記太陽電池モジュールに対して前記発光回路が並列に接続されたことを特徴とする請求項1記載の太陽光発電装置。
【請求項4】
前記発光ダイオードに対して定電流素子が直列に接続された第1回路と、
前記第1回路に対して並列に抵抗を接続した第2回路と、
前記第1回路及び第2回路に対して直列にダイオードを接続した第3回路と、
を有した発光回路を具備し、前記太陽電池モジュールに対して前記発光回路が並列に接続されたことを特徴とする請求項1記載の太陽光発電装置。
【請求項5】
前記太陽電池アレイは、前記太陽電池モジュールを交換可能に保持する保持手段を有することを特徴とする請求項1記載の太陽光発電装置。
【請求項6】
開状態と閉状態とを任意に切り替え可能な日よけ手段を具備し、前記太陽電池パネルは、前記日よけ手段に取り付けられたことを特徴とする請求項1記載の太陽光発電装置。
【請求項7】
前記日よけ手段は、ブラインド、カーテンまたはオーニングであることを特徴とする請求項6記載の太陽光発電装置。
【請求項8】
前記電力変換装置は、前記太陽電池パネルから発電電力を出力する際、最大電力点追従制御を行うことを特徴とする請求項1記載の太陽光発電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽光を受けて発電を行うための太陽光発電装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
太陽電池は、光起電力効果を利用して光エネルギを電気エネルギ(電力)に変換するもので、太陽光から直接に電力を得ることができることから、近時において、環境にやさしい発電手段として普及しつつある。かかる太陽電池を利用した太陽光発電装置は、太陽電池の最小単位であるセルを組み合わせて機能化した太陽電池モジュールを具備し、モジュールが直列又は並列に接続されたアレイを複数並べて太陽電池パネルを構成している。
【0003】
このような太陽光発電装置の故障を診断するため、従来、太陽光を受けて発電を行う太陽電池モジュールが直列に接続された太陽電池アレイにおいて、各太陽電池モジュールに対して並列に発光ダイオードを接続することにより、故障した太陽電池モジュールに対応した発光ダイオードが発光する技術が提案されている(特許文献1参照)。これにより、複数の太陽電池モジュールのうち故障した太陽電池パネルを容易に特定することができ、新たな太陽電池モジュールに迅速に交換することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-148613号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来技術においては、太陽電池アレイを並列に接続して構成された太陽電池パネルの場合、故障した太陽電池モジュールを有する太陽電池アレイは、解放電圧が低くなるため電流が流れないので、故障した太陽電池モジュールに対応する発光ダイオードを発光させることができないという課題がある。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、太陽電池アレイを並列に接続して構成された太陽電池パネルであっても故障した太陽電池モジュールに対応する発光ダイオードを発光させることができ、故障した太陽電池モジュールを確実且つ容易に特定することができる太陽光発電装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の発明は、太陽光を受けて発電を行う太陽電池モジュールが直列に接続された太陽電池アレイと、前記太陽電池アレイを並列に接続した太陽電池パネルと、前記太陽電池モジュールに対して並列に接続され、前記太陽電池モジュールが故障した状態で発光可能な発光ダイオードと、前記太陽電池パネルの発電電力を出力可能な電力変換装置と、前記太陽電池パネルのPV電圧を制御する電圧制御手段と、前記太陽電池モジュールの故障診断の実行を指示する故障診断指示手段とを具備した太陽光発電装置であって、前記故障診断指示手段により故障診断の実行が指示されたとき、前記電圧制御手段により前記太陽電池パネルのPV電圧が低下するように制御して、故障した前記太陽電池モジュールに対して並列に接続された前記発光ダイオードを発光させることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の太陽光発電装置において、前記故障診断指示手段により故障診断の実行が指示されたとき、PV電圧を前記太陽電池モジュールの開放電圧未満の所定値に設定する電圧設定手段を具備するとともに、前記電圧制御手段は、PV電圧が前記電圧設定手段で設定された所定値となるよう制御して、故障した前記太陽電池モジュールに対して並列に接続された前記発光ダイオードを発光させることを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の太陽光発電装置において、前記発光ダイオードに対して抵抗が直列に接続された第1回路と、前記第1回路に対して並列に抵抗を接続した第2回路と、前記第1回路及び第2回路に対して直列にダイオードを接続した第3回路とを有した発光回路を具備し、前記太陽電池モジュールに対して前記発光回路が並列に接続されたことを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の太陽光発電装置において、前記発光ダイオードに対して定電流素子が直列に接続された第1回路と、前記第1回路に対して並列に抵抗を接続した第2回路と、前記第1回路及び第2回路に対して直列にダイオードを接続した第3回路とを有した発光回路を具備し、前記太陽電池モジュールに対して前記発光回路が並列に接続されたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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