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公開番号
2025022515
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023127176
出願日
2023-08-03
発明の名称
冷却器
出願人
株式会社TMEIC
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H02G
5/10 20060101AFI20250206BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】盤設備の内部に外部の空気を取り込むことなく、結露水を発生させることなく、盤設備の内部の温度の上昇を抑制することができる冷却器を提供する。
【解決手段】冷却器101は、互いに逆の側にある第1端部41および第2端部42を有するブロック体10を備える。ブロック体10は冷却対象となる母線に当接するための第1面31を有する。ブロック体10の内部には、第1端部41と第2端部42とを連通する冷却液循環路12が設けられている。複数のブロック体10を並べたときに、互いに隣接する第1端部41と第2端部42とを接続することによって、前記複数のブロック体10をひと続きに接続可能である。前記複数のブロック体10をひと続きに接続したときには、前記複数のブロック体10にまたがって前記冷却液循環路12は連通する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに逆の側にある第1端部および第2端部を有するブロック体を備え、
前記ブロック体は冷却対象となる母線に当接するための第1面を有し、
前記ブロック体の内部には、前記第1端部と前記第2端部とを連通する冷却液循環路が設けられている冷却器であって、
複数のブロック体を並べたときに、互いに隣接する前記第1端部と前記第2端部とを接続することによって、前記複数のブロック体をひと続きに接続可能であり、
前記複数のブロック体をひと続きに接続したときには、前記複数のブロック体にまたがって前記冷却液循環路は連通する、冷却器。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記第1端部は凸部を有し、前記第2端部は前記凸部に対して相補的な形状の凹部を有する、請求項1に記載の冷却器。
【請求項3】
前記冷却器は、前記ブロック体の前記母線から遠い側から、前記ブロック体および前記母線を抱きかかえるようにして前記第1面と前記母線とを互いに押し付けるためのカバー部材を備える、請求項1または2に記載の冷却器。
【請求項4】
前記カバー部材は、前記ブロック体に当接するカバー部材本体と、前記カバー部材本体から突出し、弾性を有する脚部とを備え、前記脚部の先端には前記母線に引っ掛けるためのフックが設けられている、請求項3に記載の冷却器。
【請求項5】
前記カバー部材本体は、前記ブロック体に当接する1以上の突起を備える、請求項4に記載の冷却器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷却器に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
変電所、発電所、各種工場、ビルなどに設置される高圧閉鎖配電盤、動力盤などを、以下では「盤設備」と総称する。盤設備の内部には、大電流を流すための「母線」と呼ばれる導体が配置されている。母線に大電流が流れることによって、母線が発熱する。すなわち、母線は発熱源である。母線からの発熱が続くと盤設備の内部の温度が上昇してしまうので、何らかの方法でこの母線を冷却することが求められる。
【0003】
実願平3-112672号(実開平5-55493号)(特許文献1)には、冷却管を配置した構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実願平3-112672号(実開平5-55493号)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された構成を採用した場合、塵埃、蒸気などの侵入を防止することはできるかもしれないが、汎用性に欠ける。
【0006】
閉鎖された盤設備の内部で温度上昇を抑制するには、ペルチェ素子などを利用した「盤クーラー」が使用可能である。しかし、この方式では冷却時に結露水が発生する。結露水を処理するために、何らかの排水設備が必要となる。
【0007】
送風ファンによって盤設備の外の空気との換気を行なうことによって冷却する方式も考えられる。しかし、この方式では、たとえば周囲の環境に塩分が多い場合には、盤設備の内部に塩分を含んだ空気を取り込むことになってしまい、その結果、盤設備の内部の装置を腐食させたり絶縁体を劣化させたりするおそれがあるので、好ましくない。周囲の環境に腐食性ガスが含まれている場合も同様である。
【0008】
一方、盤設備の内部を完全に密閉している構成で、何の対策もしなければ、温度が上昇してしまう。
【0009】
そこで、本発明は、盤設備の内部に外部の空気を取り込むことなく、結露水を発生させることなく、盤設備の内部の温度の上昇を抑制することができる冷却器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、本発明に基づく冷却器は、互いに逆の側にある第1端部および第2端部を有するブロック体を備え、上記ブロック体は冷却対象となる母線に当接するための第1面を有し、上記ブロック体の内部には、上記第1端部と上記第2端部とを連通する冷却液循環路が設けられている冷却器であって、複数のブロック体を並べたときに、互いに隣接する上記第1端部と上記第2端部とを接続することによって、上記複数のブロック体をひと続きに接続可能であり、上記複数のブロック体をひと続きに接続したときには、上記複数のブロック体にまたがって上記冷却液循環路は連通する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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