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公開番号
2025011566
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113753
出願日
2023-07-11
発明の名称
電子制御装置
出願人
株式会社デンソー
代理人
弁理士法人サトー
主分類
H02J
7/02 20160101AFI20250117BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】並列接続されている複数の電池ユニットの各電池の充放電を制御する構成において、システム全体のメンテナンス頻度を低減すると共に使用期間を長期化する。
【解決手段】電子制御装置3は、並列接続されている複数の電池ユニットの各電池の充放電を制御する。各電池の現在の情報を取得する情報取得部4aと、各電池の現在の情報に基づいて当該各電池の寿命を計算する寿命計算部4cと、寿命計算部の計算結果に基づいて各電池の充放電の動作順位を決定する動作順位決定部4dと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
並列接続されている複数の電池ユニットの各電池の充放電を制御する電子制御装置であって、
前記各電池の現在の情報を取得する情報取得部(4a)と、
前記各電池の現在の情報に基づいて当該各電池の寿命を計算する寿命計算部(4c)と、
前記寿命計算部の計算結果に基づいて各電池の充放電の動作順位を決定する動作順位決定部(4d)を備える電子制御装置。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記各電池の現在の情報に基づいて当該各電池の充電後、放電後又は待機後の情報を推定する情報推定部(4b)を備え、
前記寿命計算部は、前記各電池の現在の情報に加え、前記各電池の充電後、放電後又は待機後の情報に基づいて当該各電池の寿命を計算する請求項1に記載した電子制御装置。
【請求項3】
前記寿命計算部は、前記各電池の情報及び故障判定時に参照する各電池の情報の閾値に基づいて当該各電池の充電後、放電後又は待機後の寿命を計算する請求項2に記載した電子制御装置。
【請求項4】
前記寿命計算部により決定された当該各電池の充電後、放電後又は待機後の寿命にしたがって前記充放電の動作順位を決定する動作順位決定部(4d)を備える請求項1に記載した電子制御装置。
【請求項5】
前記動作順位決定部により決定された充放電の動作順位にしたがって前記各電池のステータスを決定するステータス決定部(4e)を備える請求項4に記載した電子制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、並列接続されている複数の電池ユニットと、各電池ユニットの充放電を制御する電子制御装置とを備える並列充放電システムが供されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-100366号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した構成では、充放電時の電流値及び電池の実測温度を計測し、所定電流値の電流又は所定温度以上の実測温度を検出した場合に過電流又は過熱温度に至ったと特定し、過電流又は過熱温度に至った電池ユニットを充放電システムから電気的に切断する。この構成では、過電流又は過熱温度を特定した上で動作することを前提とするので、過電流又は過熱温度の発生を抑制することができない。この点は、所定電流値又は所定温度を小さく設定し、過電流又は過熱温度に至る可能性が高い電池ユニットを過電流又は過熱温度の発生前に充放電システムから電気的に切断することで解決することができる。
【0005】
しかしながら、電池の特性にばらつきがあると、所定電流値又は所定温度を小さく設定することで殆ど稼働しない電池が出現してしまい、一部の電池に稼働が集中して寿命を縮めてしまう虞がある。その結果、システム全体のメンテナンス頻度の増大及び使用期間の短縮を招く。
【0006】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、並列接続されている複数の電池ユニットの各電池の充放電を制御する構成において、システム全体のメンテナンス頻度を低減すると共に使用期間を長期化することができる電子制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載した発明によれば、並列接続されている複数の電池ユニットの各電池の充放電を制御する。情報取得部(4a)は、前記各電池の現在の情報を取得する。寿命計算部(4c)は、前記各電池の現在の情報に基づいて当該各電池の寿命を計算する。動作順位決定部(4d)は、前記寿命計算部の計算結果に基づいて各電池の充放電の動作順位を決定する。
【0008】
並列接続されている複数の電池ユニットの各電池の現在の情報を取得し、その取得した各電池の現在の情報に基づいて当該各電池の寿命を計算し、その計算結果に基づいて各電池の充放電の動作順位を決定するようにした。各電池の現在の情報に基づいて計算した寿命を用いて各電池の充放電の動作順位を決定することで、殆ど稼働しない電池が出現してしまう虞がある従来構成とは異なり、各電池を適切な動作タイミングで動作させることができ、過電流又は過熱温度が発生する電池の動作頻度を適切に低減することができる。これにより、システム全体のメンテナンス頻度を適切に低減すると共に使用期間を適切に長期化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の全体構成を示す機能ブロック図
メイン処理を示すフローチャート
ステータス決定処理Aを示すフローチャート
情報取得処理Aを示すフローチャート
寿命計算処理を示すフローチャート
ステータス決定処理Bを示すフローチャート
情報取得処理Bを示すフローチャート
第2実施形態のメイン処理を示すフローチャート
ステータス決定処理Cを示すフローチャート
情報取得処理Cを示すフローチャート
電池選定処理Cを示すフローチャート
ステータス決定処理Dを示すフローチャート
情報取得処理Dを示すフローチャート
電池選定処理Dを示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、複数の実施形態について図面を参照して説明する。尚、後続する実施形態において、先行する実施形態と同一内容について説明を省略することがある。
(第1実施形態)
(【0011】以降は省略されています)
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