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公開番号2025015198
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118450
出願日2023-07-20
発明の名称イオンセンサの製造方法、イオンセンサの調整方法、およびイオンセンサシステム
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G01N 27/414 20060101AFI20250123BHJP(測定;試験)
要約【課題】ドリフトが低減されたイオンセンサの製造方法などを実現する。
【解決手段】イオンセンサの製造方法は、ISFET(Ion Selective Field Effect Transistor)のゲートに対して第1電圧を印加する第1電圧印加ステップと、前記第1電圧を印加されている状態の前記ISFETに対して光を照射する光照射ステップと、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ISFET(Ion Selective Field Effect Transistor)のゲートに対して第1電圧を印加する第1電圧印加ステップと、
前記第1電圧を印加されている状態の前記ISFETに対して光を照射する光照射ステップと、を含む、イオンセンサの製造方法。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記ISFETの閾値電圧を評価する閾値電圧評価ステップと、
前記閾値電圧に基づいて前記第1電圧印加ステップにおける前記第1電圧を決定する第1電圧決定ステップと、をさらに含む、請求項1に記載のイオンセンサの製造方法。
【請求項3】
前記光の照射を停止する光照射停止ステップと、
前記光の照射を停止した状態でISFETのゲートに対して第2電圧を印加する第2電圧印加ステップと、をさらに含む、請求項2に記載のイオンセンサの製造方法。
【請求項4】
前記光照射停止ステップは、前記ゲートに対して前記第1電圧を印加している状態で行われる、請求項3に記載のイオンセンサの製造方法。
【請求項5】
前記第1電圧は、前記閾値電圧よりも1V以上大きい、請求項2に記載のイオンセンサの製造方法。
【請求項6】
前記第1電圧は、前記閾値電圧よりも6V以上大きい、請求項2に記載のイオンセンサの製造方法。
【請求項7】
前記光の波長は395nm以上である、請求項1に記載のイオンセンサの製造方法。
【請求項8】
前記光の波長は1100nm以上である、請求項7に記載のイオンセンサの製造方法。
【請求項9】
前記光を、前記ISFETの半導体基板側から前記ISFETにおけるソース―ドレイン間の領域に対して照射する、請求項8に記載のイオンセンサの製造方法。
【請求項10】
前記光照射ステップにおいて、前記光を照射する時間の長さは5秒以上である、請求項1に記載のイオンセンサの製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電解液中のイオンを検知するイオンセンサの製造方法、イオンセンサの調整方法、およびイオンセンサシステムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
電解液中のイオンを検知するイオンセンサの一例として、ISFET(Ion Selective Field Effect Transistor)を用いたものが知られている。このようなイオンセンサの例が、非特許文献1,2に開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
P. Bergveld, Sensors and Actuators B 88 (2003) 1-20
S. Sinha et al., Microelectronics Journal 97 (2020) 104710
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の一態様は、ドリフトが低減されたイオンセンサの製造方法などを実現する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係るイオンセンサの製造方法は、ISFET(Ion Selective Field Effect Transistor)のゲートに対して第1電圧を印加する第1電圧印加ステップと、前記第1電圧を印加されている状態の前記ISFETに対して光を照射する光照射ステップと、を含む。
【0006】
また、本開示の一態様に係るイオンセンサの調整方法は、ISFET(Ion Selective Field Effect Transistor)のゲートに対して第1電圧を印加する電圧印加ステップと、前記第1電圧を印加されている状態の前記ISFETに対して光を照射する光照射ステップと、を含む。
【0007】
また、本開示の一態様に係るイオンセンサシステムは、ISFET(Ion Selective Field Effect Transistor)と、前記ISFETのゲートに電圧を印加するための電源装置と、前記ISFETに対して光を照射する光源装置と、前記電源装置による前記電圧の印加および前記光源装置による光の照射を制御する制御装置と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一態様によれば、ドリフトが低減されたイオンセンサの製造方法などを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係るイオンセンサシステムの構成の一例を示す図である。
実施形態1に係るイオンセンサシステムにおけるイオンセンサの製造方法または調整方法の一例を示すフローチャートである。
ISFETにおけるCV曲線の概形を示す図である。
ドリフトの低減についての実験結果を示す図である。
実験例2の結果を示す図である。
実験例3の結果を示す図である。
実験例4の結果を示す図である。
実験例5の結果を示す図である。
実施形態2に係るイオンセンサシステムの構成の一例を示す図である。
実施形態3に係るイオンセンサシステムの構成の一例を示す図である。
実施形態3の変形例に係るイオンセンサシステムの構成の一例を示す図である。
実施形態4に係るISFETの構成を示す図である。
実施形態4に係るISFETの、ドリフトについての実験の結果を示すグラフである。
図13において示した7種類のデータをまとめた図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔実施形態1〕
以下、本開示の一実施形態について、詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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