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公開番号2025025532
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023130373
出願日2023-08-09
発明の名称検出方法、試薬キット、試薬の製造方法
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G01N 33/53 20060101AFI20250214BHJP(測定;試験)
要約【課題】検出対象の脱抱合を従来よりも効率よく行う。
【解決手段】本開示の検出方法は、検出対象の抱合体を含む検体を準備する第1工程(S1)と、前記検体に、前記抱合体を脱抱合する大腸菌由来の酵素を加え、第1溶液を調製する第2工程(S3)と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
検出対象の抱合体を含む検体を準備する第1工程と、
前記検体に、前記抱合体を脱抱合する大腸菌由来の酵素を加え、第1溶液を調製する第2工程と、を含む、検出方法。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記抱合体は、前記検出対象のグルクロン酸抱合体または前記検出対象の硫酸抱合体のうちの少なくともいずれか1つを含む、請求項1に記載の検出方法。
【請求項3】
前記酵素は、β-グルクロニダーゼ活性を有している、請求項1に記載の検出方法。
【請求項4】
前記酵素が有するスルファターゼ活性は、Helix pomatia、Helix aspersa、Patella Vulgata、およびウシの肝臓から選ばれる1種類の生物由来または器官由来のβ-グルクロニダーゼが有するスルファターゼ活性よりも低い、請求項1に記載の検出方法。
【請求項5】
前記第1溶液のpHは、6.0以上7.5以下である、請求項1に記載の検出方法。
【請求項6】
前記酵素は、前記酵素を含む溶液である第2溶液として加えられ、
前記第2溶液のpHは、6.0以上7.5以下である、請求項1に記載の検出方法。
【請求項7】
前記第2溶液は緩衝液である、請求項6に記載の検出方法。
【請求項8】
前記酵素は、前記酵素を含む溶液である第2溶液として加えられ、
前記第2溶液は、前記検出対象に対する抗体をさらに含む、請求項1に記載の検出方法。
【請求項9】
前記抗体は、ステロイドホルモン、フラボノイド、または、ステロイドホルモンもしくはフラボノイドの代謝物に対する抗体のいずれかを含む、請求項8に記載の検出方法。
【請求項10】
前記検出対象を検出する第3工程を有し、
前記第3工程は、前記第1溶液をそのまま用いて行われる、請求項1に記載の検出方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は検出対象の濃度を測定するための検出方法、試薬キット、試薬の製造方法に関する。
続きを表示(約 890 文字)【背景技術】
【0002】
他の物質との抱合体を形成している検出対象を検出するために、前記抱合体を脱抱合した後に検出対象の検出を行う技術が特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-256044号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
抱合体を形成している検出対象の脱抱合を従来よりも効率よく行うことが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係る検出方法は、検出対象の抱合体を含む検体を準備する第1工程と、前記検体に、前記抱合体を脱抱合する大腸菌由来の酵素を加え、第1溶液を調製する第2工程と、を含む。
【0006】
本開示の一態様に係る試薬キットは、検出対象の抱合体を脱抱合する、大腸菌由来の酵素と、前記検出対象に対する抗体と、を含む。
【0007】
本開示の一態様に係る試薬の製造方法は、検出対象の抱合体を脱抱合する大腸菌由来の酵素を含む溶液である第1酵素溶液を調製する第1調製工程と、前記第1酵素溶液に前記検出対象の抗体を加え、第2酵素溶液を調整する第2調製工程と、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一態様によれば、検出対象の脱抱合を従来よりも効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示に係る検出方法の流れの一例を示すフローチャートである。
本開示に係る検出方法の概要を示す模式図である。
センサ装置の構成を示す機能ブロック図である。
センサの平面図である。
センサの断面図である。
従来の検出方法の概要を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔実施形態〕
以下、本開示の一実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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