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公開番号
2025045907
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023153947
出願日
2023-09-20
発明の名称
測定装置
出願人
DIC株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01N
11/14 20060101AFI20250326BHJP(測定;試験)
要約
【課題】より単純な構成で対象物の粘度を測定できる測定装置を提供する。
【解決手段】本開示に係る測定装置1は、対象物の粘度を測定する測定装置1であって、前記対象物に接触する接触部11bと、接触部11bに加わる力に応じて歪む検出部11cと、検出部11cから出力される電気信号に基づいて対象物の粘度を算出する制御部50と、を備え、検出部11cは、樹脂を含有し、樹脂と一体的に形成され、検出部11cの歪みに応じて変化する電気信号を制御部50に出力する回路CBを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
対象物の粘度を測定する測定装置であって、
前記対象物に接触する接触部と、
前記接触部に加わる力に応じて歪む検出部と、
前記検出部から出力される電気信号に基づいて前記対象物の粘度を算出する制御部と、
を備え、
前記検出部は、
樹脂を含有し、
前記樹脂と一体的に形成され、前記検出部の歪みに応じて変化する前記電気信号を前記制御部に出力する回路を有する、
測定装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の測定装置であって、
前記回路は、前記樹脂の表面に形成されている配線を有し、前記配線自体の電気抵抗に応じて変化する前記電気信号を前記制御部に出力する、
測定装置。
【請求項3】
請求項1に記載の測定装置であって、
前記回路は、前記樹脂と一体成形されている基板と、前記基板に形成されている配線とを有し、前記配線自体の電気抵抗に応じて変化する前記電気信号を前記制御部に出力する、
測定装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の測定装置であって、
前記測定装置の移動速度、移動方向、及び傾きの少なくとも1つを測定するセンサ部をさらに備え、
前記制御部は、前記電気信号に加えて、前記センサ部から出力される出力信号にも基づいて前記対象物の粘度を算出する、
測定装置。
【請求項5】
請求項4に記載の測定装置であって、
出力部をさらに備え、
前記制御部は、前記測定装置を用いて前記対象物をユーザが撹拌するときの撹拌条件が適正であるか否かを前記出力信号に基づいて判定し、判定結果を前記出力部により前記ユーザに通知する、
測定装置。
【請求項6】
請求項5に記載の測定装置であって、
前記制御部は、前記撹拌条件が適正でないと判定すると、前記撹拌条件が適正となるように前記ユーザの撹拌を支援する支援情報を前記出力部により前記ユーザに通知する、
測定装置。
【請求項7】
請求項5に記載の測定装置であって、
前記制御部は、算出された前記粘度の程度を示す分類情報を前記出力部により前記ユーザに通知する、
測定装置。
【請求項8】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の測定装置であって、
前記検出部は、前記対象物を撹拌するときの前記接触部の移動方向と交わる両側の面に一対の前記回路をそれぞれ有する、
測定装置。
【請求項9】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の測定装置であって、
前記検出部は、前記検出部において前記接触部よりも幅狭に形成されている部分に前記回路を有する、
測定装置。
【請求項10】
請求項9に記載の測定装置であって、
前記接触部と前記検出部とを接続し、前記接触部から前記検出部に向けて次第に先細りとなるテーパ部をさらに備える、
測定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、測定装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、誤嚥を予防するために飲食物に対し水分を加え所定の段階に分けてとろみを与えることが行われている。とろみの基準は曖昧であり、使用するとろみ材及び水分などの内容によって固まり方が異なる。したがって、とろみを良好に与えることは容易でない。加えて、とろみの感覚には個人差があり、とろみの付与具合にも個人差が生じやすい。
【0003】
以上のような問題を解決するために、とろみを客観的に測定するための技術が知られている。例えば、特許文献1には、簡単な操作で個人差なく、液体のとろみ程度を判定できる携帯性に優れたとろみ判別器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-148588号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような測定装置に対して、その携帯性などの観点から、部品点数の削減、小型化、及び軽量化が要求されている。従来の測定装置は、動作を行うにあたりセンサ部品を必要とするのが一般的であった。例えば、測定装置が対象物の撹拌を行いながら当該対象物の粘度をとろみとして測定しようとする場合、特許文献1に記載の従来技術のように、圧力センサなどのセンサ部品が測定装置に付加的に搭載される。これにより、測定装置の小型化及び軽量化が困難となっていた。
【0006】
本開示は、より単純な構成で対象物の粘度を測定できる測定装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するための一実施形態に係る測定装置は、
対象物の粘度を測定する測定装置であって、
前記対象物に接触する接触部と、
前記接触部に加わる力に応じて歪む検出部と、
前記検出部から出力される電気信号に基づいて前記対象物の粘度を算出する制御部と、
を備え、
前記検出部は、
樹脂を含有し、
前記樹脂と一体的に形成され、前記検出部の歪みに応じて変化する前記電気信号を前記制御部に出力する回路を有する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、より単純な構成で対象物の粘度を測定できる測定装置を提供可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の第1実施形態に係る測定装置の一例を示す外観斜視図である。
図1の測定装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1の測定装置の撹拌モジュールの一例を示す正面図である。
図3の撹拌モジュールの背面図である。
図3の撹拌モジュールの構成の一部を示す正面図である。
本開示の第2実施形態に係る測定装置の構成の一例を示すブロック図である。
図6の測定装置の撹拌モジュールの構成の一部を示す正面図である。
第1実施形態の変形例に係る測定装置の構成の一部を示す正面図である。
第2実施形態の変形例に係る測定装置の構成の一部を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下では、添付図面を参照しながら本開示の一実施形態について主に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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