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公開番号
2025036867
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023143477
出願日
2023-09-05
発明の名称
液切れ性評価システム
出願人
靜甲株式会社
代理人
個人
主分類
G01N
11/00 20060101AFI20250310BHJP(測定;試験)
要約
【課題】 充填装置と、これと独立した画像装置とを同期でき、液切れ性の判定の根拠を明確かつ客観的なものとでき、実測と判定の試験時間も短縮でき、よって試験回数の増加が簡便になり、オフラインであっても判定可能な液切れ性評価システムを提供すること。
【解決手段】
充填液の供給経路を開閉させる1乃至複数基のバルブの駆動動作のON/OFFに従い、前記充填液を充填ノズル2の吐出口から吐出する充填装置1と、前記バルブの駆動動作のON/OFFに同期した切替表示が実行される切替表示部4と、前記充填ノズル2の吐出口と前記切替表示部4とを1画面に収めて動画を画像可能に配設された画像装置6とを備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
充填液の供給経路を開閉させる1乃至複数基のバルブの駆動動作のON/OFFに従い、前記充填液を充填ノズルの吐出口から吐出する充填装置と、
前記バルブの駆動動作のON/OFFに同期した切替表示が実行される切替表示部と、
前記充填ノズルの吐出口と前記切替表示部とを1画面に収めて動画を画像可能に配設された画像装置と、
を備えることを特徴とする液切れ性評価システム。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記動画を処理して充填状況を数値化する充填状況検出および/または前記表示部の動画を処理して前記バルブの駆動動作のON/OFFを検出するノズル制御検出とを行う画像処理手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の液切れ性評価システム。
【請求項3】
前記充填状況検出は、背景差分を用いた動体検出により、充填状況を検出することを特徴とする請求項2に記載の液切れ性評価システム。
【請求項4】
前記ノズル制御検出は、切替表示部の表示色の判別処理により、前記バルブの駆動動作のON/OFFのタイミングを検出することを特徴とする請求項2に記載の液切れ性評価システム。
【請求項5】
充填液の充填開始からの経時に沿って前記画像処理手段の結果を示すデータを可視化する判定表示手段を備えることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の液切れ性評価システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理技術を用いたノズル充填の液切れ性評価システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
食品や医薬品などの製造において充填機を用いて液体を容器に充填する工程では、充填タンクに貯留された液体を充填ノズルを介して容器に充填している。この充填工程において順次供給される容器に対し、一定の時間で一定量の液体を充填する際、充填ノズルの先端から液だれがあると、充填精度や充填効率も低下し、製品の汚染や品質低下の原因となる。
【0003】
充填機の液だれの発生、換言すれば、液切れの良さは使用するポンプ、液種、温度などにより変化するため、個々の条件に応じた液切れ性の評価を行うことは重要である。
【0004】
従来より、輸液量の制御を行うために液滴の体積を測定する技術(特許文献1)や、圧電素子を利用するインクジェットヘッドから吐出されるインクの液滴の体積、吐出速度、吐出角度を安定させる条件を適切に調整する為に液滴を観察する方法とその装置に関する技術(特許文献2、3)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-145334号公報
特開2004-069484号公報
特開2022-023560号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、これらの技術では充填機を用いて定量の液体を容器に充填する充填ノズルからの液だれを抑止するべく、液切れ性の評価を行うことはできない。
【0007】
そして、従来の液切れ性の評価を行う一方法としては、充填中の映像を市販のカメラ等を用いて録画し、スロー再生か画像シーケンスに変換し、目視で確認することで、液だれの有無や液切れの良し悪しを個々の充填状況において比較判断する方法を採用していた。
【0008】
しかしながら、この従来法は、カメラと充填機が同期していないため、充填ノズルの開閉のタイミングと動画の充填状況の相関が取りづらい。また、目視による判断のため、個々人の主観によるところが大きく、測定基準が明確にならない。そして、データとして判断理由とを記載することが困難であり、さらには、測定や判断などの評価試験に時間がかかる。
【0009】
本発明は、このような問題点に鑑みなされたものであり、充填装置と、これと独立した画像装置とを同期でき、液切れ性の判定の根拠を明確かつ客観的なものとでき、実測と判定の試験時間も短縮でき、よって試験回数の増加が簡便になり、オフラインであっても判定可能な液切れ性評価システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前述した目的を達成するため、本発明の請求項1に記載の液切れ性評価システムは、充填液の供給経路を開閉させる1乃至複数基のバルブの駆動動作のON/OFFに従い、前記充填液を充填ノズルの吐出口から吐出する充填装置と、前記バルブの駆動動作のON/OFFに同期した切替表示が実行される切替表示部と、前記充填ノズルの吐出口と前記表示部とを1画面に収めて動画を画像可能に配設された画像装置と、を備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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