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公開番号
2025040180
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-24
出願番号
2023146926
出願日
2023-09-11
発明の名称
真空計測システム
出願人
アズビル株式会社
代理人
個人
主分類
G01L
9/12 20060101AFI20250314BHJP(測定;試験)
要約
【課題】圧力センサのセンサチップを収容するセンサヘッドの全体を均熱できるようにする。
【解決手段】この真空計測システムは、センサヘッド101、回路ユニット102、真空フィードスルー103を備え、真空フィードスルー103は、真空状態を保っている真空チャンバ121の内部へ、電気信号を伝送するケーブル106を通すための気密構造を有し、外部からの大気の流入を遮る真空部品であり、センサチップ112とコネクタ105との間の接続経路201上の真空チャンバ121の外壁を貫通して設けられている。センサヘッド101に収容されたセンサハウジング113内のセンサチップ112と回路ユニット102内の計測回路102aとは、真空フィードスルー103を介してケーブル106により接続されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ダイアフラムの変位を静電容量値に変換して出力するセンサチップを収容するセンサハウジングと、前記センサハウジングに接続して前記センサチップの前記ダイアフラムに被測定媒体の圧力を導く圧力導入管とを備え、真空チャンバ内に配置されるセンサヘッドと、
前記センサチップが出力する静電容量値を入力するコネクタ、および前記コネクタに接続して前記静電容量値を圧力値に変換する計測回路を備え、前記真空チャンバ外に設置される回路ユニットと、
前記センサチップと前記コネクタとの間の接続経路上の前記真空チャンバの外壁を貫通して設けられた真空フィードスルーと
を備える真空計測システム。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
請求項1記載の真空計測システムにおいて、
前記真空フィードスルーを介して前記センサチップと前記コネクタとの間を接続するケーブルを備える真空計測システム。
【請求項3】
請求項1記載の真空計測システムにおいて、
前記真空フィードスルーに設けられた中継器と、
前記中継器の一端と前記センサチップとを接続するケーブルと、
前記中継器の他端に前記コネクタを接続するアダプタと
をさらに備える真空計測システム。
【請求項4】
請求項1記載の真空計測システムにおいて、
前記真空フィードスルーに設けられた中継器と、
前記センサチップと前記中継器の一端とを接続するための第1ケーブルと、
前記第1ケーブルを前記中継器の一端に接続するセンサアダプタと、
前記中継器の他端と前記コネクタとを接続するための第2ケーブルと、
前記第2ケーブルを前記中継器の他端に接続する第1アダプタと、
前記第2ケーブルを前記コネクタに接続する第2アダプタと
をさらに備える真空計測システム。
【請求項5】
請求項1記載の真空計測システムにおいて、
前記センサヘッドは、前記真空フィードスルーの気密構造を共用するように前記真空フィードスルーのフランジと一体に形成され、
前記センサチップと前記コネクタとを接続するケーブルをさらに備える真空計測システム。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の真空計測システムにおいて、
前記真空フィードスルーは同軸構造を有する同軸型真空フィードスルーである真空計測システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、真空計測システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
静電容量式の隔膜真空計などの圧力センサは、ダイアフラム(隔膜)を含むセンサチップを収容したセンサヘッドを測定対象のガスが流れる配管などに取り付けて、圧力を受けたダイアフラムのたわみ量、すなわち変位を静電容量値に変換し、静電容量値から圧力値を出力する。この圧力センサは、ガス種依存性が少ないことから、半導体設備をはじめ、工業用途で広く使用されている。
【0003】
ところで、圧力センサが用いられる半導体設備で用いられる半導体のプロセスガスは、液化または固化しやすい。このため、センサヘッドの中で、センサチップへの圧力導入管やセンサチップに、液化または固化した成分が付着して計測に影響する。このプロセスガスの付着を防止するために、センサヘッドを加熱している。この加熱では、例えば、センサヘッドの外周面を取り囲むようにしてヒータを設け、このヒータによってセンサヘッド(センサケース)内を加熱している(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-002986号公報
特開2022-176611号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述したヒータによる加熱では、センサヘッドの全体を均等に加熱(均熱)できないという問題があった。
【0006】
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、圧力センサのセンサチップを収容するセンサヘッドの全体を均熱できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る真空計測システムは、ダイアフラムの変位を静電容量値に変換して出力するセンサチップを収容するセンサハウジングと、センサハウジングに接続してセンサチップのダイアフラムに被測定媒体の圧力を導く圧力導入管とを備え、真空チャンバ内に配置されるセンサヘッドと、センサチップが出力する静電容量値を入力するコネクタ、およびコネクタに接続して静電容量値を圧力値に変換する計測回路を備え、真空チャンバ外に設置される回路ユニットと、センサチップとコネクタとの間の接続経路上の真空チャンバの外壁を貫通して設けられた真空フィードスルーとを備える。
【0008】
上記真空計測システムの一構成例において、真空フィードスルーを介してセンサチップとコネクタとの間を接続するケーブルを備える。
【0009】
上記真空計測システムの一構成例において、真空フィードスルーに設けられた中継器と、中継器の一端とセンサチップとを接続するケーブルと、中継器の他端にコネクタを接続するアダプタとをさらに備える。
【0010】
上記真空計測システムの一構成例において、真空フィードスルーに設けられた中継器と、センサチップと中継器の一端とを接続するための第1ケーブルと、第1ケーブルを中継器の一端に接続するセンサアダプタと、中継器の他端とコネクタとを接続するための第2ケーブルと、第2ケーブルを中継器の他端に接続する第1アダプタと、第2ケーブルをコネクタに接続する第2アダプタとをさらに備える。
(【0011】以降は省略されています)
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