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公開番号
2025026140
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023131533
出願日
2023-08-10
発明の名称
弾性波デバイスおよび通信装置
出願人
京セラ株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
H03H
9/145 20060101AFI20250214BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】周波数特性を改善する弾性波デバイス及び通信装置を提供する。
【解決手段】弾性波デバイス101は、溝19が形成された表面を有している圧電体1と、圧電体1よりも上層に位置しており、溝19の内側に位置している部分を含み、第1電極指8、平面視において第1電極指8と隣り合う第2電極指9及び第2電極指9と電気的に接続されたバスバー10を有しているIDT電極2と、溝19が形成された表面よりも上層に位置している誘電体層3と、を備えている。圧電体1の厚みは、第1電極指8及び第2電極指9のピッチの2倍以下であり、前記平面視において、誘電体層3は、第1電極指8の先端部と重なっている第1領域12と、第1電極指8の先端部とバスバー10との間であるギャップと重なっている第2領域14と、を含んでいる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
溝が形成された表面を有している圧電体と、
前記圧電体よりも上層に位置しており、前記溝の内側に位置している部分を含んでいるIDT電極であって、第1電極指、平面視において前記第1電極指と隣り合う第2電極指、および前記第2電極指と電気的に接続されたバスバーを有しているIDT電極と、
前記表面よりも上層に位置している誘電体層と、を備えており、
前記圧電体の厚みは、前記第1電極指および前記第2電極指のピッチの2倍以下であり、
前記平面視において、前記誘電体層は、前記第1電極指の先端部と重なっている第1領域と、前記先端部と前記バスバーとの間であるギャップと重なっている第2領域と、を含んでいる、弾性波デバイス。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記誘電体層は、高音速誘電体材料およびTa
2
O
5
のうちの少なくとも一方を含んでいる、請求項1に記載の弾性波デバイス。
【請求項3】
前記高音速誘電体材料は、SiO
2
、AlN、SiN、Al
2
O
3
、およびTiO
2
のいずれかである、請求項2に記載の弾性波デバイス。
【請求項4】
前記誘電体層の厚みは、前記圧電体の厚みの0.01倍以上かつ0.2倍以下である、請求項1に記載の弾性波デバイス。
【請求項5】
前記誘電体層の厚みは、0.005μm以上かつ0.07μm以下である、請求項1に記載の弾性波デバイス。
【請求項6】
前記第1電極指の長手方向における、前記先端部および前記第1領域の重なり部分の長さは、前記圧電体の厚み以上、かつ前記圧電体の厚みの5倍以下である、請求項1に記載の弾性波デバイス。
【請求項7】
前記平面視において、前記誘電体層は、前記バスバーと重なっている第3領域を含んでいる、請求項1に記載の弾性波デバイス。
【請求項8】
前記IDT電極は、前記ギャップに位置し前記平面視において前記第2領域と重なる、ダミー電極を有していない、請求項1に記載の弾性波デバイス。
【請求項9】
前記IDT電極は、前記ギャップに位置し前記平面視において前記第2領域と重なる、ダミー電極を有しており、
前記第1電極指の長手方向における、前記第1電極指および前記ダミー電極の離間距離は、前記圧電体の厚みの2倍以上である、請求項1に記載の弾性波デバイス。
【請求項10】
前記圧電体よりも下層に位置している、低音響インピーダンス層および高音響インピーダンス層を備えている、請求項1に記載の弾性波デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、弾性波デバイスおよび通信装置に関する。
続きを表示(約 4,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、IDT電極の第1の電極指上および第2の電極指上に質量付加膜が設けられた構成が開示されている。IDTは、interdigital transducerの略である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-92095号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
横モードスプリアスを低減して、弾性波デバイスの周波数特性を改善することが期待されている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係る弾性波デバイスは、溝が形成された表面を有している圧電体と、前記圧電体よりも上層に位置しており、前記溝の内側に位置している部分を含んでいるIDT電極であって、第1電極指、平面視において前記第1電極指と隣り合う第2電極指、および前記第2電極指と電気的に接続されたバスバーを有しているIDT電極と、前記表面よりも上層に位置している誘電体層と、を備えており、前記圧電体の厚みは、前記第1電極指および前記第2電極指のピッチの2倍以下であり、前記平面視において、前記誘電体層は、前記第1電極指の先端部と重なっている第1領域と、前記先端部と前記バスバーとの間であるギャップと重なっている第2領域と、を含んでいる。
【発明の効果】
【0006】
本開示の一態様によれば、弾性波デバイスの周波数特性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の実施形態1に係る弾性波デバイスの概略構成を示す平面図である。
本開示の実施形態1に係る弾性波デバイスの概略構成を示すA-A断面図である。
本開示の実施形態1に係る弾性波デバイスの別の例の概略構成を示す平面図である。
本開示の実施形態1に係る弾性波デバイスのさらに別の例の概略構成を示す平面図である。
LTモデルおよびLNモデルにおける初期シミュレーション条件を示す表である。
基準モデルの周波数特性の一例を示すグラフである。
基準モデルの周波数特性の一例を示すグラフである。
基準モデルの周波数特性の一例を示すグラフである。
基準モデルの周波数特性の一例を示すグラフである。
基準モデルの周波数特性の一例を示すグラフである。
基準モデルの周波数特性の一例を示すグラフである。
準101モデルにおける、誘電体層の厚みに対する周波数特性の一例を示すグラフである。
準101モデルにおける、誘電体層の厚みに対する周波数特性の一例を示すグラフである。
FOMについて説明する図である。
FOMについて説明する図である。
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LTモデルにおいて、良好な周波数特性が得られた条件を列挙した表である。
LTモデルにおいて、良好な周波数特性が得られた条件を列挙した表である。
LTモデルにおいて、良好な周波数特性が得られた条件を列挙した表である。
LTモデルにおいて、良好な周波数特性が得られた条件を列挙した表である。
LTモデルにおける、良好な周波数特性例を示すグラフである。
LTモデルにおける、良好な周波数特性例を示すグラフである。
LTモデルにおける、良好な周波数特性例を示すグラフである。
LTモデルにおける、良好な周波数特性例を示すグラフである。
LTモデルにおける、良好な周波数特性例を示すグラフである。
LTモデルにおける、良好な周波数特性例を示すグラフである。
LTモデルにおける、良好な周波数特性例を示すグラフである。
LTモデルにおける、良好な周波数特性例を示すグラフである。
LTモデルにおける、良好な周波数特性例を示すグラフである。
LTモデルにおける、良好な周波数特性例を示すグラフである。
LTモデルにおける、良好な周波数特性例を示すグラフである。
LTモデルにおける、良好な周波数特性例を示すグラフである。
LTモデルにおける、良好な周波数特性例を示すグラフである。
LTモデルにおける、良好な周波数特性例を示すグラフである。
LTモデルにおける、良好な周波数特性例を示すグラフである。
LTモデルにおける、良好な周波数特性例を示すグラフである。
LTモデルにおける、誘電体層の厚みに対するFOMの関係を示すグラフである。
LTモデルにおける、誘電体層の厚みに対するFOMの関係を示すグラフである。
LTモデルにおける、誘電体層の厚みに対するFOMの関係を示すグラフである。
LTモデルにおける、誘電体層の厚みに対するFOMの関係を示すグラフである。
LTモデルにおける、誘電体層の厚みに対するFOMの関係を示すグラフである。
LTモデルにおける、誘電体層の厚みに対するFOMの関係を示すグラフである。
LTモデルにおける、誘電体層の厚みに対するFOMの関係を示すグラフである。
LTモデルにおける、誘電体層の厚みに対するFOMの関係を示すグラフである。
LTモデルにおける、誘電体層の厚みに対するFOMの関係を示すグラフである。
LTモデルにおける、誘電体層の厚みに対するFOMの関係を示す別のグラフである。
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LNモデルにおいて、良好な周波数特性が得られた条件を列挙した表である。
LNモデルにおいて、良好な周波数特性が得られた条件を列挙した表である。
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LNモデルにおける、良好な周波数特性例を示すグラフである。
LNモデルにおける、良好な周波数特性例を示すグラフである。
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LNモデルにおける、良好な周波数特性例を示すグラフである。
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LNモデルにおける、良好な周波数特性例を示すグラフである。
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LNモデルにおける、良好な周波数特性例を示すグラフである。
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LNモデルにおける、誘電体層の厚みに対するFOMの関係を示すグラフである。
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LNモデルにおける、誘電体層の厚みに対するFOMの関係を示すグラフである。
LNモデルにおける、誘電体層の厚みに対するFOMの関係を示すグラフである。
LNモデルにおける、誘電体層の厚みに対するFOMの関係を示すグラフである。
LNモデルにおける、誘電体層の厚みに対するFOMの関係を示すグラフである。
LNモデルにおける、誘電体層の厚みに対するFOMの関係を示すグラフである。
LNモデルにおける、誘電体層の厚みに対するFOMの関係を示すグラフである。
LNモデルにおける、誘電体層の厚みに対するFOMの関係を示すグラフである。
LNモデルにおける、誘電体層の厚みに対するFOMの関係を示す別のグラフである。
LNモデルにおける、誘電体層の厚みに対するFOMの関係を示す別のグラフである。
ギャップ幅に対する周波数特性を示すグラフである。
ギャップ幅に対する周波数特性を示すグラフである。
ギャップ幅に対する周波数特性を示すグラフである。
ギャップ幅に対する周波数特性を示すグラフである。
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ギャップ幅に対する周波数特性を示すグラフである。
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本開示の実施形態2に係る弾性波デバイスの概略構成を示す断面図である。
本開示の実施形態3に係る通信装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示を実施するための形態について説明する。説明の便宜上、先に説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない場合がある。
【0009】
〔実施形態1〕
図1は、本開示の実施形態1に係る弾性波デバイス101の概略構成を示す平面図である。図2は、本開示の実施形態1に係る弾性波デバイス101の概略構成を示すA-A断面図である。
【0010】
弾性波デバイス101は、圧電体1、IDT電極2、誘電体層3、複数の多層反射膜4、および支持基板5を備えている。支持基板5、複数の多層反射膜4、圧電体1、IDT電極2、および誘電体層3は、この順に積層されている。複数の多層反射膜4それぞれは、圧電体1側から順に、低音響インピーダンス層6および高音響インピーダンス層7を有している。一例として、弾性波デバイス101において、多層反射膜4の数は4である。
(【0011】以降は省略されています)
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